贈り物に『白いタオル』はNG？！　知らなきゃ恥をかく【結婚祝いのNGマナー】とは？！

2024.11.28

ふたりの人生の門出を祝う結婚祝いのプレゼントは、特別なものにしたいですよね。
喜んでもらうために、相手に何を贈ったらいいのか迷った経験がある方も多いかと思います。

実は、結婚祝いの贈り物で贈ってはいけない品物があることをご存知でしょうか？知らずに贈っていた品物が、実は相手を不快な気持ちにさせていた可能性もあります。

今回は、結婚祝いの贈り物で避けるべきNGマナーをご紹介します。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

1.刃物の贈り物はNG！

結婚祝いに、ハサミや包丁などの刃物は「縁が切れる」ことを連想させるためNGです。

しかし、相手側からリクエストを受けた場合は、刃物を贈ってもマナー違反にはならないとされています。

一方で、「災いを断ち切る」や「未来を切り開く」といった意味で、刃物は縁起がよいとされる場合もあるので覚えておきましょう。結結婚披露宴でのケーキ入刀やセレモニーのテープカット、七五三の守り刀などでは、刃物が適切とされる場合もあります。

2.白いタオルはNG！

結婚祝いに、白のタオルの贈り物は「お悔やみ」ごとを連想させるためNGです。
弔事で故人の顔に白い布をかける風習から、お悔やみごとを連想させるといわれています。

しかし、タオルは糸と糸を紡いでつくられることから、「人と人とをつなぐ縁起のよい贈り物」と言われています。結婚祝いの贈り物にするなら、色柄のある華やかなタオルを選んで贈るようにしましょう。

3.割れ物を送る際には注意が必要！

食器やグラスなどの割れ物は、以前は「割れる」ことから別れを連想させるためNGとされていました。
しかし近年では、「割れる」ことが増えることを連想させ、子宝に恵まれる縁起物とされることもあります。

しかし、縁起が悪いと考えている方もいる可能性があるため、「割れ物ですが」のの一言を添えたり、品物を選んだ理由を説明することで、相手に安心して受け取ってもらいやすくなります。

相手が喜んでもらえるものが一番の贈り物

結婚祝いの贈り物で避けるべき贈り物をご紹介しましたが、相手からリクエストがあった場合や、相手が気にせず喜んでくれる場合には贈っても問題ありません。マナーも大切ですが、何よりも相手が喜ぶものを贈ることが一番大切です。
皆さまの心からのお祝いの気持ちが、相手にしっかり伝わりますよう願っております。

ライター：能美黎子（のうみれいこ/ @reikonohmi）
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。