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「〇〇はNG!」退職祝いで避けるべき【NGマナー】とは?

  • 2024.11.27
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

退職祝いは、お世話になった上司や活躍してくれた後輩に、感謝の思いを伝える贈りものです。
退職される方に、どんなものをプレゼントすれば良いのか迷ってしまう方も多いかと思います。

実は、退職祝いの贈り物として避けた方がNGの品物がありるのをご存知でしょうか。立場や関係性によって、失礼にあたるものもあるので注意をしないと行けません。せっかく感謝の気持ちを伝えようと思っていても、マナーや渡してはいけない品物などで相手を不快にさせてしまっては意味がありませんよね。

今回は、退職祝いで避けるべきNGな品物についてご紹介します。ぜひ、チェックをして大切な思いをしっかり伝えましょう。

その1.ハンカチ

手切れを想像させるハンカチはNGと覚えておきましょう。

つい贈ってしまいそうなハンカチですが、お別れを想起させることからNGの品物です。また、ハンカチは漢字で『手巾』と書くことから、『手切れ』を想像させるためお祝いの場にはふさわしくないと言われています。

その2.肌着や靴、スリッパ

下着などの肌着や、靴下、靴、スリッパなどは、退職の贈り物としてはNGです。

下着などの肌着については、一般的に生活に困っている方にあげるものとされています。また、靴やスリッパといった足元に身につけるものや、マットなど足で踏みつけるものは「あなたを踏み台にします」という意味が込められてしまうため避けましょう。

その3.櫛

女性向けのプレゼントで贈ってしまいそうですが、櫛もNGです。

櫛については、『くし』という読み方から『苦』『死』を連想させる可能性があるためNGとされています。他にも『く』や『し』、『九』や『四』が読み書きで当てはまる品物は全般的に注意をした方がいいと覚えておきましょう。

その4.お茶

お茶関連の品物もNGです。

お茶は香典返しなどお悔やみの場で使われることがあるため、退職祝いには避けたほうが良いでしょう。

その5.ビジネスアイテムは目上に対してはNG

ネクタイ、パソコン、文房具、時計などビジネスを想起させるアイテムは目上の方への退職祝いにはNGです。

定年退職の方に対しては特に、ビジネスグッズは「もっと働け」という意味に解釈される可能性があるためNGです。また、文房具は「もっと勤勉になれ」というメッセージを感じさせるため、年齢を問わず目上の方への退職祝いには避けたほうがいいでしょう。

新たな人生の始まりを祝福する大切な贈り物

退職祝いは、ひとつの人生の区切りであると同時に、新たな人生の始まりを祝福する大切な贈り物です。
うっかりしてしまい、相手に失礼な印象を与えてしまはないように、基本的なマナ−を覚えておきましょう。

みなさまにとって、素敵な贈り物が見つかりますように。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。