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「知らずに失礼な行動しちゃってない?」暖房使用時のオフィス内での【温度設定マナー】とは

  • 2024.11.27
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

夏や冬になると活用するエアコン。夏のオフィスはなぜか「寒い」というイメージが定着していますよね。逆に、冬も「温度が中々上がらなくて、寒い」など、職場でのエアコンの温度設定に不満を抱いた経験がある人も少なくないかと思います。

体感温度には個人差があります。営業と事務職などの職業や男女によって、全員が快適と感じる温度設定は実はとても難しいことです。会社によっては、エアコンの設定温度のルールがあるところもあるかと思いますが、では、設定温度のルールがない場合には、どのようにしたらいいのでしょうか。

今回は、暖房使用時のオフィス内での温度設定マナーについてご紹介します。ぜひ悩んでいる方や悩んだ経験がある方は、チェックをしてみてくださいね。

1.温度設定のルールを決める

温度設定のルールが社内にない場合には、ルールを決めて全員に共有をすることが大切です。

「寒いから設定温度を上げたら、知らない間に温度を下げられていた」という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合には、温度設定のルールを決めるととても効果的です。

ルールを決める際の注意点としては、エアコンの設定温度と室温は同じではないことを覚えておきましょう。朝昼夕、座席の場所などによってそれぞれ温度が違います。室温管理の責任者や担当者を決め、管理をするといいでしょう。

2.時間帯によって調整

日中の時間帯やその日によっても温度は上下します。
気温の最も上がる日中は低め、寒くなる夕方には高めにするなど、気温と時間によって設定温度を上手く変えるといいでしょう。

それでも、全員が快適ではない場合もあるため個々で対処するのも一つの手です。寒いと感じる方は、カーディガンなどの羽織りものやひざ掛けの活用をすることをおすすめします。また逆に、暑い人と感じる方は、卓上扇風機を利用するなどしましょう。

3.風向きなどを考慮した席配置

エアコンの配置の位置により、室内でも温度のムラがあります。

特にエアコンが直接当たってしまう席は、「寒い」「暑い」が感じやすくなってしまうため席替えなどを検討しましょう。

周りへの思いやりを忘れない行動が大切

1日の大半をオフィスで過ごす場合には、快適に過ごしたいと思うのは当然の思いです。
しかし、自分は寒いけれど、周囲はどう感じているのかなど、自分本位の行動ではなく常に周りへの配慮を忘れないことが大切です。

思いやりを忘れずに、快適なオフィス空間を目指してみてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。