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『グラスが空になる前に継ぎ足す』のはNG?!知らなきゃ恥ずかしい【お酒を注ぐときのマナー】とは?

  • 2024.11.26
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出典:photoAC(※写真はイメージです)

年末にかけて忘年会や飲み会の場が多くなる季節。

ビジネスシーンでの飲み会は、ただお酒を飲むだけではなく、日頃仕事の場でしか接しない取引先や上司、先輩との親睦を深めるためのコミュニケーションの場でもあります。そして、社会人として最低限の飲み会のマナーは、知っておくべきビジネススキルとも言えます。

今回は、知っておくと便利な上司にお酒を注ぐ際の振る舞いについてご紹介をします。お酒を飲むのは楽しいことですが、失態を犯してしまったなんてことがならないように、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.お酒を注ぐ時のマナー

グラスが空になるタイミングでお酌をするのが基本マナーです。
特に、目上の方が手酌をするのは失礼にあたります。そのため、目上の方が近くにいる場合は、グラスに残っているお酒の量に気を配るようにしましょう。

また、それぞれ飲み方のペースがあるため無言で注ぐのではなく、「お注ぎします」や「何か飲まれますか」「ビールでよろしいですか?」などと一言添えるようにしましょう。

2.お酒を注いでもらう時のマナー

お酒を注いでもらう時は、グラスを片手に持ち、もう片方の手は底に添えるのが基本マナーです。
目上の方にお酌をされる際には、必ず両手で受けましょう

また、注いでもらった場合には、そのまますぐ置くのではなく必ず1回は口をつけてから置くようにしましょう。

ワイングラスの場合は、テーブルに置いたまま注いでいただきます。
盃は、右手で持ち、左手の指先を底に添え、一気に飲み干さないのがマナーと覚えておきましょう。

3.お酒の注ぎ方

注ぎ方のマナーについてご紹介します。

  1. 瓶ビールのお酌について
    瓶の中ほどを右手で持ち左手を軽く添えます。この時、瓶のラベルが上になるように意識をして持ちましょう。
    また、手の平を上にして注ぐのは、「逆手の逆注ぎ」といって失礼になるため、手の甲が上になるようにします。

  2. 日本酒のお酌について
    お銚子は、左手を添えて持ちましょう。注ぎ口のないものは、絵柄を上にして持ちます。
    盃は、ビールのようになみなみと注いでしまうと、飲む時にこぼれてしまうため八分目を目安に注ぐのがいいでしょう。また、盃をテーブルに置いたまま注ぐ「置き注ぎ」は失礼になるため、必ず持つようにしましょう。

飲み会は貴重なコミュニケーションの場!

飲み会は、お酒を一緒に酌み交わすことで普段は知らない顔が見られたり、さまざまな話ができたりと貴重なコミュニケーションの場です。お酒を飲むのは楽しいことですが、飲みすぎて失態をおかさないように注意をしたいものですね。

ぜひ最低限のマナーを覚えて、素敵な飲み会にしてくださいね。



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ @reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行っている。