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桐谷健太&風吹ジュンがキーパーソンに!『知らないカノジョ』豪華追加キャストが発表

  • 2024.11.5

2025年2月28日(金)に公開される、中島健人、milet出演、三木孝浩監督の劇場公開最新作『知らないカノジョ』。このたび、桐谷健太、風吹ジュンら追加キャストが発表された。

【写真を見る】仲睦まじい空気感の伝わるティザービジュアル

大学時代に出会い、お互い一目惚れして結婚したリクとミナミ。それから8年、小説家を目指していたリクは、ミュージシャンの夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていた。ところが、ある朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才ミュージシャンとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲があふれていた。

主人公の神林リクを演じるのは、中島健人。演技の幅を広げて俳優としてのキャリアを重ね、本作では

一変した世界で大切な人を取り戻そうと奔走し”本当の愛”を知っていく、等身大の役柄を共感性豊かに演じ、新境地を魅せている。ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet。本作が映画初出演となり、夢を諦めた孤独な妻と、カリスマ・ミュージシャンという振れ幅の大きい難役に挑戦する。さらに、メガホンを取ったのは『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)、『きみの瞳が問いかけている』(20)など、あらゆる世代の心に響く珠玉のラブストーリーを送り出してきた三木監督。その確かな演出力のもと、唯一無二のラブスト―リーを織り上げる。

主人公リクの大学時代からの親友、梶原恵介役に、実際にプライベートでも中島と親交の深い桐谷。卒業後もリクと同じ職場で編集者として働き、なんでも話せる仲の梶原は、唯一リクの状況を知る人物だ。梶原を演じるにあたって桐谷は「かじ(梶原)という役は人間らしくてでもせつないところもあって、本当に『こういう友だちいてくれたら嬉しいな』と思える魅力があるので、観た人それぞれの心のそばに寄り添うようなやつになれたらいいかなと思って演じました」と想いを明かした。さらに、中島との共演に対して「本当に最初から関係性ができあがっていたのはすごくありがたかったですね。入りやすかったですし、健人のおかげで自然にかじとして存在できました」とコメントした。

もうひとりのキーパーソンで、ミナミの祖母、前園和江役を演じるのは風吹ジュン。ミナミの育ての親であり、常に幸せを願ってくれる和江は、リクとミナミにとって大切な存在。風吹は和江を演じるにあたって「不思議なセリフが出てくる役だったので、どういう温度で演れば良いのか監督に相談したら、にこっとされて『いやぁ、そのまま』と。台本通りに、解釈通りにという意味だと受け取って、それにしてもどうなるだろう」と不安を抱えながら撮影に入ったことを明かしつつ「miletさんと中島さんがお二人の優しい人柄と自然体のまま役に入り受け答えして目の前にいてくださるので私も演じやすく楽しかったです」と撮影をふり返る。また、「この作品はファンタジーですが、実際にこんなことがあったらいいなと思える多世代の目線で楽しめる素敵な映画です」と魅力を語った。そんな和江は、ミナミと離ればなれになったリクを導くような言葉をかける。2人の関係にどう影響するのか、気になる存在だ。

中島は、桐谷との共演について、「(本当にリクにとっての梶原さんのようで)梶さんのキャスティングは天才的だと思った」と共演の喜びを振り返る。また撮影期間中には「僕に電話をかけてくださって、そのシーンについての演技論みたいなものを1時間半しました。僕の意見も聞きながら、一時間半の間、電話で熱く伝えてくださったところが、やっぱり尊敬できる男性だなと改めて思いました」と

桐谷の作品に向き合う真摯な姿勢に感動したという。風吹とは、21歳の時に初対面した以来で、「いつか共演できたらいいなと思っていたので、9年の時を経て風吹さんと同じ映画で共演者として、いいシーンを撮れたというのがすごく嬉しかった」と、本作で共演が念願であったことを語った。

miletは、孫と祖母という関係を演じた風吹について「初めてお会いした時は、なにを意識するとかを聞かずとも、そのオーラと振る舞いで見て勉強するものがたくさんありました。生で演技を見るということ自体、本当に経験が少なかったので、スクリーンを挟んだ時の違いが初めて目に見えて分かったというのがすごい経験で、生で見るものをすごく大切にしようと思いました」と、風吹から多くのものを学べた現場だったことも振り返った。

さらに、リクとミナミを取り巻くキャラクターとして、アーティスト”前園ミナミ”の音楽プロデューサーで恋人の田所哲斗役に眞島秀和、編集者となったリクが担当する新人作家、金子ルミ役に中村ゆりか、編集部員のリクを時に厳しく、時に優しく指導する編集長、春日研一役に八嶋智人、リクに仕事を教える先輩、小松みのり役に円井わんの出演も決定している。

“もしも”の世界を通して、いま隣にいる人の大切さを改めて思い出させてくれる、ファンタジックラブストーリー『知らないカノジョ』。豪華キャストで紡ぐドラマティックなラブストーリーをぜひ味わってほしい。

<コメント>

●桐谷健太(梶原恵介役)

「脚本を読んで、きっと世界が変わってもこいつらは友だちなんだろうなと思えるリクとかじ(梶原)の関係性がすごく好きだったので、リクとミナミのラブストーリーではあるけど友情の話もしっかり入っているというのが素敵だなと感じました。かじという役は人間らしくてでもせつないところもあって、本当に『こういう友だちいてくれたら嬉しいな』と思える魅力があるので、観た人それぞれの心のそばに寄り添うようなやつになれたらいいかなと思って演じました。とにかく一生懸命やりながらも自分が楽しんでかじとして生きられたことがすごく幸せでした。キャラクターからもらう学びも多かったですし、しっかり生ききれたなと感じています。

健人は2回目の共演で今回は親友役だったので、本当に最初から関係性ができあがっていたのはすごくありがたかったですね。入りやすかったですし、健人のおかげで自然にかじとして存在できました。miletさんは明るく、すごく真摯に芝居とも向き合ってる方で、空き時間は健人と3人で話したりしていたのですが、なにも考えずに話せるような空気感で。そこは本当にこの映画を撮るうえでもすごく良かったと思います。

この作品には、いろんな自分が存在して、いろんな自分を実は選べるんじゃないかなというメッセージ性もあると思っています。だから自分の好きな自分を選んでいったら大好きな恋人にも会えるかもしれないし、大好きな親友に会えるかもしれない。でも、どんな自分であっても実はそばにいて支えてくれる人もいるよ、ということがちょっとでも伝わればいいかなと思います。肩肘張らずに楽しく観ていただけたら嬉しいです」

●風吹ジュン(前園和江役)

「不思議なセリフが出てくる役だったので、どういう温度で演れば良いのか監督に相談したら、にこっとされて『いやぁ、そのまま』と。台本通りに、解釈通りにという意味だと受け取って、それにしてもどうなるだろうと不安を抱えながら撮影に入りましたが、miletさんと中島さんがお二人の優しい人柄と自然体のまま役に入り受け答えして目の前にいてくださるので私も演じやすく楽しかったです。絡みの多かった中島健人さんの人間味と共に居た貴重な時間に感謝しています。おかげで居心地よい撮影現場でした。

miletちゃんはとても可愛くて大らかで自然体そして華奢なのに、歌うとベクトルの幅広く雄大な自然を支配する様な歌い方ができる方なんですよね。miletちゃんのあの七色の声と声量は奇跡だと思います。オーラをふわっと消して役に入っていく、とても素晴らしい才能だと思います。この作品はファンタジーですが、実際にこんなことがあったらいいなと思える多世代の目線で楽しめる素敵な映画です。

監督はそのファンタジーの世界を演出することがとても上手なので『きみの瞳が問いかけている』以来お会いできるのがすごく楽しみで即座にこの作品のオファーをお受けしました。ファンタジーな空気感が皆さんにちゃんと伝わって、幅広い世代で楽しめる良い作品になるといいなと思っています!」

文/サンクレイオ翼

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