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プロが選ぶトラウマ必至の“胸クソ系ホラー”映画の傑作(3)。”あの人形”の極悪さが…。その時系列は?

  • 2024.11.6

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、鑑賞後に心穏やかではいられない、究極の胸クソホラーをセレクト。心的苦痛を強いられるという点で観たくない、いやでも観たい…。そんな5本をご紹介。今回は第3回。

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『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
キャスト: ステファニー・シグマン、タリタ・ベイトマン、ルル・ウィルソン、フィリパ・クルサード

【作品内容】

かつて、交通事故で一人娘を失った人形職人のサミュエルとその妻エスターは、尼僧のシャーロットと孤児である6人の少女を家に迎え入れる。それぞれ性格の異なる少女たちは、徐々に新天地での暮らしに馴染んでいく。しかし、亡くなった少女・ビーの亡霊によって、平穏な日々はかき乱されていく。

『死霊館』シリーズの4作目ではあるが、時系列的には、前日譚にあたる。本作のラストが『アナベル 死霊館の人形』(2014)の冒頭につながる仕組みとなっている。

死霊館シリーズはラストまで観ると、どこか心温まる展開が多いのだが、今作はスピンオフということでローレン夫妻は登場しない。そのため、安心感がなく、不穏な空気のただよう作品となっている。

また、今作ではアナベル人形の極悪さがこれでもかと描かれており、アナベル人形がなぜここまで恐怖を楽しむホラー映画好きのあいだで人気なのか、観れば納得させられるはずだ。

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