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「この世の妖怪系のものすべてを手に入れたい」”自分の好き”を極める生徒たちにインタビュー【市立札幌平岸高等学校】

  • 2024.11.4

HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
***

学校に行って、高校生たちのリアルな声を聞くコーナー「学校で聞こう! 」。
熱中している あれや、これ…。イマドキの高校生はどんな学校生活を送っているのでしょうか…

「自分の好き」を極める個性派の生徒たち…「市立札幌平岸高等学校」(札幌市)

芸術の秋… 実は札幌に、芸術分野に打ち込んでいる高校生達がいるんです。

Sitakke

市立札幌平岸高等学校の「デザインアートコース」では、各学年に1クラス、合わせて120人ほどの生徒が絵画や彫刻など、専門的な知識を学んでいます。

そんな、「自分の好き」を極める生徒たちに、学校生活について聞いちゃいました!

Sitakke

今回お話を聞くのは、教室ではなく“絵画室” 。
「デザインアートコース」の生徒たちが実際に受けている「授業」についてお話を聞きます!

”ミニ四駆”やアクセサリー、ドレスも!デザイン制作のエピソード

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横井さん:「ミニ四駆を塗装して、速く見えるデザインを作ろうというのをいま授業でやっている」

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いま、横井さんが授業でやっているのは「ミニ四駆」の塗装!
それぞれ考えたデザインで色を付けていきます。

そんな横井さんの好きなものは?

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横井さん:「幼稚園の頃からゴシックロリータが大好きで、そういう感じのブランドを作りたいと思っています」

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横井さんは実際にアクセサリーを作ったりもしているそうです。

他にもファッションが大好きな生徒がいます。

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伊藤さん:「幼稚園くらいからドレスとかを描いていたりして。ちゃんとやり始めたのは中3くらいですかね。」

Sitakke

伊藤さんは、全国の高校生がファッションデザインの頂上決戦を繰り広げる大会「ファッション甲子園」の最終審査に2度も出場。

Sitakke

去年の作品は学校の廊下に飾られています。
どんな時にイメージが湧くのか聞いてみると…

Sitakke

伊藤さん:「眠い時によく思い浮かんできます。寝る前とか、授業中眠いときとか」

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今年の大会でモデルを務めたのが、同じクラスの甲斐さんです。
甲斐さん:自分では浮かばないアイディアだと思って。(ファッション甲子園に)行くだけのことはあるなって」

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実際に着ると「重かった」と甲斐さんは話します。

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伊藤さん:「毛糸の玉を100個くらい使ってポンポン作ってやったので大分重かったと思います」

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甲斐さん:「実際にステージの上で歩くのはすごく緊張して、前に進んでいるのかも分からないくらい緊張しながら歩きました」

「将来の夢」に関するエピソード①

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個性的な生徒が多い中でも、最前列にいたのは髪をバッサリ切っている関吉さん。
その理由を聞くと?

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関吉さん:「髪型は長いとドライヤーを乾かす時間がイヤすぎて切りました。高2の時にコレにしました」

それからはとても楽になったと言います。

そんな関吉さん、将来の夢は学芸員。
大好きな美術館に行くために遠出もするそうで?

Sitakke

関吉さん:「東京に一人で2回行きました、高校入ってから」

ほかにもこんな「将来の夢」がある生徒も。

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寺さん:「食品サンプル屋さん。テレビで食品サンプル作っているところを見て、うわぁ楽しそうだなあって思って」

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最初に食品サンプル作るなら、エビフライを作ってみたいそうです。

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「イラスト」や「アニメーション」が大好きな生徒もいます。

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髙橋さん:「将来の夢はアニメーション作家になって、例えばアーティストのMVをアニメーションで作ったりしてみたい」

担当してみたいアーティストがいるのか聞いてみると…

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髙橋さん:「筋肉少女帯ってわかりますか?最近はアニメーションのMVも増えていて、好きなので作れたらいいなと思っています」

アニメが大好きな”優勝者”のエピソード

Sitakke

ところで、撮影クルーが学校に来た時、「LIMITS高校生大会決勝出場」と気になる垂れ幕がかかっていたのですが…

Sitakke

その「LIMITS高校生大会」に出場した田川さん。
「LIMITS」とはどういう大会なのでしょうか?

Sitakke

田川さん:「LIMITSは、20分間という限られた時間の中で、デジタル画材を使って絵を描いて、競い合う大会です」

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大会で準優勝でしたという田川さん。
大好きなものがあるそうで…

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田川さん:「ゲゲゲの鬼太郎とナルトがずっと好き」

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アニメは生まれたときから好きという田川さん。
事前のアンケートでは、「いつかこの世の妖怪系のものすべてを手に入れたい」と答えているくらい好きなんだとか。

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田川さん:「今は鬼太郎系のものしか並んでいないのでもっと広いところに手を伸ばしたい」

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…ということで後日、田川さんのお宅にお邪魔しちゃいました!
水木しげる作品の本やグッズが机いっぱいにあります。
その中でも自慢したいものがあるそうで…

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田川さん:「水木プロダクションの人にお手紙を書いたときにいただいて…」

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なんと、小学5年生の夏休みの自由研究は、妖怪や水木しげるさんについての調べ学習をしたそうです。
田川さんについて家族はどう思っているのか聞いてみると…

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田川さんの弟:「鬼太郎のファンすぎるよね。昔からずっと。ずーっと。」

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田川さんの母:「私もびっくりしました。昭和の時代のものが好きになるとは思わなかったので」

Sitakke

田川さんの母:「鬼太郎も好きになったけど、その前から自分がしっかりあって、曲げないところはあったかなと思います」
田川さんに将来の夢を聞いてみると?

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田川さん:「やっぱりアニメーション作品を作りたくて。鬼太郎とかを作るのに携われたらいいんですけど、最終的には自分のアニメの作品を手掛けたいなって思ってます」

※掲載の内容は番組放送時(2024年10月22日)の情報に基づきます。

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