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ちょっと驚くおいしさ!「きのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」レシピ

  • 2024.11.4

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する、人気フーディスト・筋肉料理人さんの公式連載。今回のレシピは、親子丼風の味付けで煮込んだ「きのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」です。ご家庭でよく使うおなじみの食材ですが、ちょっと驚くおいしさのお鍋になるそうですよ♪

こんにちは、筋肉料理人です!

11月に入り秋も終盤、朝晩はかなり冷え込むようになりました。そうなるとより一層おいしく感じるのが温かい料理です。

今日は秋の食材であるきのこと鶏むね肉を親子丼風の味付けで煮込み、卵でとじた「きのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」をご紹介します。

きのこと鶏肉の旨味が卵でとじることで一つになり、少ない材料なのにちょっと驚くおいしさになります。

今回使うメイン材料は

  • しめじ
  • 鶏むね肉

です。どれもコスパがよく、普段から使っているおなじみの食材ですが、料理法を工夫すると化けます!

鶏むね肉は普通に加熱すると固くなるので、切った後に片栗粉、日本酒、調味料をもみ込みます。こうすることで加熱しても固くならず、もみ込んだ片栗粉の効果で鍋汁にとろみが付き、卵でとじたときにとろとろの食感になります。

しめじは熱がすぐに通るので何も意識せずに使うことが多いですが、実は料理の仕方によって食味が変わります。食感をよくしたいときは料理の最後の方、煮立ったところにいれて1~2分、さっと熱を通します。するとプリプリ、シャキシャキの食感が強くなります。逆に食感にはこだわらず、鍋汁に旨味を入れたいときは冷たい状態から加熱します。するとしめじの旨味が鍋汁に溶け込み、その鍋汁が他の食材にしみておいしくなります。

今回は卵とじにするので全体をおいしくしたい。そのため、しめじは冷たい状態から加熱します。

「きのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」レシピ

調理時間

20分

分量

2人分

材料

鶏むね肉…1/2枚(150g)

卵…2個

しめじ…1パック(お好みのきのこ150gでも)

玉ねぎ…1/4個

小ねぎ…4~5本

七味唐辛子…適宜

A 日本酒、片栗粉…各大さじ1/2

A 鶏がらスープの素、しょうゆ、おろししょうが…各小さじ1/4

B しょうゆ、みりん…各大さじ1

B 砂糖…大さじ1/2

B かつお出汁の素(顆粒)…小さじ1/4

B 水…100ml

作り方

1. しめじは石づきを取ってほぐします。玉ねぎは薄切り、小ねぎは2~3cmに切ります。卵は溶いておきます。

2. 鶏むね肉は1cm厚の一口大に切り、ボウルに入れてAを加えてもみ込みます。

※片栗粉と日本酒の効果で鶏むね肉がやわらかくジューシーになります

※鶏むね肉は皮付きでも皮なしでも、どちらでも大丈夫です

3. 1~2人用の鍋にBを入れて混ぜ、玉ねぎとしめじを加えます。ふたをして中火にかけ、煮立ったら混ぜます。

※きのこは冷たい状態から熱を入れることで鍋汁に旨味がでます

※今回は鍋焼きうどん用の鍋を使いましたが、土鍋でももちろん大丈夫です

4. 煮立ったら、下処理した鶏むね肉を1枚ずつ入れます。再度煮立ったら弱火にし、ふたをして3分煮ます。

5. 卵液の3/4を回しかけ、小ねぎをちらして固めます。残りの卵液を回しかけ、お好みに固めたらできあがりです。

お好みで七味唐辛子を振っていただきます。

「きのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」の完成です!

卵でとじた鶏むね肉ときのこを一緒にいただきます。

味付けは親子丼を少し薄くしてきのこの旨味をたっぷり入れた感じ。卵のとろとろ感が強く、口当たりがよくておいしいです。

口当たりがよいのは鶏むね肉の下処理に片栗粉を使うので、鍋汁にとろみが付くからです。その状態だと、卵をしっかりめに固めても、ふわふわでとろとろの食感になります。それにしめじのぷりっとした食感がアクセントになっています。

私は七味唐辛子をきかせて酒のつまみにしましたが、ご飯にももちろん合います。コスパよく簡単に作れておいしい、料理を見ただけで食欲が湧いてくる「たっぷりきのこと鶏むね肉の卵とじ鍋」をぜひお試しください。

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