西区発寒
寒くなってきた。
サウナとラーメンの季節だ。
おでんとグラタンと鍋も、いやなんでもないです。
住宅街を自転車で急いでいる。
なんせ行列ができるし、駐車場も少し難しいのでいつも自転車で向かう。
住宅街にたたずむ名店
車や住居の方の邪魔にならないように駐輪。
なんとか夜の開店一巡目に間に合ったようだ。
「八乃木」
発寒の大きなイオンモールから南下し、住宅街にある店舗。
夕暮れの中、シンプルなのれんが美しい。
ジャズピアノがかかる清潔な店内
店内は撮影不可で、丼のみ許可をいただけたので熱々のラーメンをご覧いただきたい。
本日のオーダーは「みそら~めん」と「道産軟白ねぎ」
店内はいつも清潔で、ジャズピアノがかかり、ラーメン店というよりカフェのようだ。
カウンター前の窓から厨房の様子が上のほうだけ見える。
壁は高く手元を見せない店舗が多いのが純すみ系だといわれている。
ジャッジャッというリズミカルな音と、香ばしい匂いに想像が掻き立てられる。
ごくりとノドが鳴るが、自転車だからビールは飲めないなあ。
夜の店内は男性の一人客が多い。
仕事が終わったら八乃木でラーメン食べようって楽しみにしていたのだろうか。
お疲れ様です、私もです。
熱々で着丼
はい、きました、本日の「みそら~めん」
湯気が立ってないからと油断してはいけない。
ラードの油膜に覆われ、その下は舌が焼けるほどの熱々だ。
ガツンとしょっぱいスープ。
しかし複雑な甘さとローストの風味、少し香るにんにく。
しゃきしゃきのもやしの食感、これが素晴らしい。
森住製麵
麺は森住製麺の特注中細、しっかりと硬く、噛むとぷつりと切れる絶妙さ。
ぷりっとしてのどごしがよく、スープもよく絡む。
別皿で出してもらったねぎをのせ生姜をときつつラーメンを楽しむ。
ルスツ羊蹄豚
お楽しみのチャーシューはルスツ羊蹄豚だそうで、口の中でほどける柔らかさ。
ああもったいない、食べ終わってしまった。
食後にいつも、次はいつ来ようかなと考えてしまう。
そしていつも「みそら~めん」を頼んでしまうんだ。