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【超没入感!撮影OK!ゴッホプラネタリウム】コニカミノルタで期間限定公開

  • 2024.11.5

まるで絵画の世界に入り込んだような体験ができる「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」。東京・有楽町の「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」にて、2024年10月1日(火)~11月23日(土)の期間限定で上映されます。芸術の秋にゴッホの名作を没入体験してみては? 全編撮影可能なデジタルアートプラネタリウムの体験ルポをお届けします!

新次元のイマーシブ体験

直径15mのドームを包み込むようにゴッホの描いた絵画が投影され、他のプラネタリウムでは体験できないような臨場感を味わえる、「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」。

上映中の撮影・会話・飲食は自由にOK! 歩き回って鑑賞したり、席についてゴッホの名作に陶酔したり、お好みの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

いざイマーシブプラネタリウムへ

会場はプラネタリウムだけでなく、ゴッホの筆致で写真が撮れる「フォトゴッホ」や、作中のひまわりと星月夜のフォトスポット、解説展示にカフェやショップも併設。

大胆な色遣いと細かい筆致が特徴のゴッホ。グニャリと曲がったような作風も持ち合わせているユニークなゴッホの作品とプラネタリウムの化学反応は果たして……?

展覧会「Les XX」で展示した6作品

フィンセント・ファン・ゴッホは生涯に約2,000点もの作品を残しましたが、彼が生きている間に開催した展覧会は多くありませんでした。こちらのシーンでは1890年にブリュッセルで開催された「Les XX」で展示した6作品を楽しめます。

手紙

友人や家族と多くのやり取りをしており、特に弟のテオとは約660通ものやり取りを交わしていました。実際の手紙がプラネタリウムを覆う映像は圧巻です。

初期の絵

キリスト教の伝道師を目指していたゴッホ。劣悪な環境下で働く労働者のために、私財を分け与えるなど献身的に尽くしつつも、その傍ら画力を磨いていきました。

この頃描かれた絵画は暗く陰鬱とした印象を受けます。

1886年にゴッホはパリで画商をしていた弟のテオの元へ向かいました。パリで流行っていた画風を知った彼は、コントラストを高める方法を取り入れるようになりました。

初期の絵とはまったく異なる、明るく生き生きとした色づかいに変わっているのが一目瞭然です。

自画像

元々肖像画を描くことを特に好んでいました。しかしモデルを雇う金銭的余裕がなかったので、鏡を購入して映る自分をモデルに自画像を描いていました。

初期の自画像とこの頃の自画像を比べると、色彩やタッチが豊かになっています。青色の衣服に反対色であるオレンジを重ねることで、深みを出しているんですよ。

ひまわり

いわずもがな有名な「ひまわり」。友人のゴーギャンにパリ時代に描いたひまわりを褒められたのを機に、パリの後に移り住んだアルルの土地でもひまわりを描き続けました。

肖像画・建物

アルルでも友人ができ、モデルになってもらい肖像画を描き始めました。様々な人の肖像画が下から上にむかっていく様子は神秘的で、誰かと常に目が合っているような感覚に陥ります。

手紙をよく出していたゴッホは、郵便物の仕分けを手伝うルーランとも親睦を深めたので肖像画のモデルにもなりました。左に映るPOSTESと書かれた帽子を被る男性がそのルーランです。

果樹園・アーモンドの花

1890年に弟テオとその妻ヨーが子供をもうけた際のお祝いとして、ゴッホが送った絵画です。ゴッホ自身も「最高の作品」と評価しています。

またこの時期にはヨーロッパに日本の浮世絵が舞い込んできます。今までゴッホの作品に見られなかった太い輪郭線や構図から、彼もまた浮世絵に魅了されていた1人だったのでした。

麦畑

精神病院の独房から見える麦畑を描き始めたゴッホ。このシーンではその麦畑がCG化され没入感あふれる映像に全身が包まれます。

星月夜

精神病院に入院している際に描いた作品です。しかし描いたゴッホ自身も「奇妙すぎる」と評しており、手前に見えるこの街並みも実在のものではありません。

精神病院の窓からゴッホには何が見えていたのでしょうか。

オーヴェル=シュル=オワーズ

精神病院を退院してからはオーヴェル=シュル=オワーズに移ったゴッホ。テオとその妻ヨーに会いにパリに行ったが、雰囲気はあまりいいものとは言えなかったそうです。

持病の治療もうまくいかず、孤独感を感じていたゴッホは「荒れ模様の空の麦畑」や「カラスのいる麦畑」を通じてその時の感情を表しています。

【期間限定】カフェメニュー

併設されている「Cafe Planetaria」ではゴッホの名画からインスパイアされた限定メニューが販売されます。これらのフード・ドリンクは実際にプラネタリウム内に持ち込むことができるので、映像とリンクした写真撮影がおすすめ!

ひまわり

名画「ひまわり」をイメージしたドーナツ。ひまわりカラーのグレーズに、カカオニブのほろ苦い味わいがアクセントになっています。生地はぎっしりで、重量感があり食べ応え◎。シェアにもぴったりです。

ひまわり

価格:650円(税込)

星月夜

夜空に星と月が輝く「星月夜」のモクテル。青色のグレープフルーツジュースとマンゴーピューレがマッチしていて、すっきりとした甘さ控えめの一杯。甘めの生クリームに三日月の琥珀糖が乗せられています。

星月夜

価格:820円(税込)

【ここだけ! 】オリジナルグッズ

併設ショップ「Gallery Planetaria」にてゴッホの絵画をイメージした商品を販売します。

オリジナルマグネット

写真提供:イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ

まるでプラネタリウムの天井のような、丸みを帯びたマグネットは「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」ならではのオリジナル商品です。同作品の印象的な4つのシーンがデザインされています

オリジナルマグネット(全4種)

星月夜/ひまわり/花咲くアーモンドの木の枝/ゴッホの花々

価格:600円(税込)

アイシャドウパレット

同作品中にも登場する絵画がアイシャドウパレットに! 気分に合わせて使い分けられそう。

絵画アイシャドウ ゴッホシリーズ

08 星月夜/09 花咲くアーモンドの木の枝/10 バラのある花瓶/11 ひまわり

価格:2,420円(税込)

11月までの期間限定開催

一度の回で3度同じ内容が上映されるので、解説を読んでから鑑賞してもヨシ、鑑賞してから解説を読んでもヨシ。自由度が高い同作品。自分好みの楽しみ方を見つけてみては?

イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ

開催場所:コニカミノルタプラネタリアTOKYO(有楽町)DOME1(東京都千代田区有楽町二丁目5-1 有楽町マリオン 9階)

上映期間:2024年10月1日(火)〜11月23日(土)

上映時間:約105分(約35分×3ループ) ※途中入退場自由

営業時間:10:30~21:30

料金:2,500円(税込)

ⓒまこりーん

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