1. トップ
  2. 恋愛
  3. 善い行ないもスコアアップの秘けつ!プロコーチが実体験を語る

善い行ないもスコアアップの秘けつ!プロコーチが実体験を語る

  • 2024.11.4

パリ五輪のゴルフ競技は男女とも日本人選手が活躍!

とても盛り上がったがメダル争いの激闘以外に、マスター今野は別の視点でも観戦していたそうで、その観方はゴルフのよさを強く感じられるものだった。

疑惑の判定や誤審とは無縁だった五輪のゴルフ競技

フク 自分がゴルファーだからいうのもあるけど、今回のオリンピックで一番おもしろかったのはゴルフだね。

今野(マスター) 出来すぎ、といっていいほどの内容と結果でしたね。

フク 松山英樹選手は東京オリンピック4位の雪辱を果たし、上位にはメジャーな実力者が勢ぞろい。

今野 男子は、ラームとシャウフェレがメダル確定かと思いきやシェフラーが大逆転。オリンピックは国を代表して戦う試合ですが、そのバランスも非常によかった。

フク 地元フランスのビクトル・ペレスが急上昇してきて(4位でフィニッシュ)会場も熱かったし。

今野 何度も観返したくなる今年一番のベストバウトでしたが、もうひとつ思うところがありましたね〜。

フク なんかいい話をしそうなオーラ出してる(笑)

今野 今回のオリンピックは「誤審」のニュースが目立ちましたよね。

フク 連日のようにあったね。

今野 ゴルフにはそれがまったくなかったんですよ。

フク そりゃ、ゴルフには審判員や判定がないからね。

今野 そうなんですけど、自分自身が競技者でも審判でもあるスポーツがもっともフェアなのか、と。第三者が介入しないほうが公正って感慨深くないですか?

フク まぁ裏を返せば不正し放題、誤魔化し放題みたいなところもあるけど、それは一部のアマチュアだけじゃない?

今野 もちろん不正は全ゴルファーにあってはいけないことですが、松山選手を観ていてゴルフ以外でもやることやってきたな、と感じました。

フク ゴルフ以外で?

今野 はい。プレー以外でも徳を積んできた思うんですよ。ラームやシャウフェレ、ほかの競技で誤審だと騒がれた選手が何か悪いことしたということではないですが。

フク 大谷翔平選手のゴミ拾い的なこと?

今野 そうですね。ゴルフほど「因果応報」という言葉どおりのことが如実に起こるスポーツはないですよ。

フク 善い行ないをしたら善いことが起こる?

今野 起こります。とくに「悪いことをしたら悪いことが」は、すぐに不正のツケが回ってきますね。

フク マスターのいってることは、俺にも思うところあるよ。でも、ふだんもラウンド中に悪いことしていないし、善い行ないって何したらいいのかね?

今野 ラウンド中でしたら自己責任のスポーツですから、自分のしたことに厳格であることですね。見えないところでも怠らない。ディボット跡にボールが入ったのは自分のせい。タップインの短い距離のパットを外したときに同伴者が「今のOKだよ」といってくれても、打ってしまったならきちんと打数に入れるとかです。

フク 厳格かぁ。遊びであってもルールがある以上、大事なことだね。

今野 判定・採点競技じゃないからという理由だけではなく、オリンピックのゴルフ競技がじつに公正で素晴らしいものであったのは、出場選手たちがコース内でも厳格な人格者が集ったからだと思います。

フク ゴルフは自然が相手だから、完璧なショットが完璧な結果にならなかったり運が左右することが多いけど、幸運は善い行ないが呼ぶのかもね。

今野 そうですね。ゴルフがうまくなればなるほどコース内で「日ごろの行ないを試されている」と感じるようになったので「正しい行ないもスコアアップの秘けつ」と私は言い切ります!

善い行ないにはビッグスコアのご褒美が!?

「ラウンド中の好結果は、日ごろの誠実、厳格、謙虚な思考や言動の賜物。これは決してオカルトではありません!」と力説する今野。

8月恒例の夏イベントは「参加者がよろこんでくれたらいい」と身銭まで切っての大赤字だったが、写真のとおりたくさんの笑顔を見ることができて大満足だった。その後、今野はラウンドで5アンダー以上を連発しているが、そのビッグスコアは実力+善い行ないのご褒美なのかもしれない

いかがでしたか? 普段から善い行ないをするよう心がけましょう。

マスター今野一哉
●こんの・かずや/1982年生まれ。本企画「スナックこんちゃん」のマスター兼ゴルフのプロコーチ・RainbowFM(88.5MHz)の「サタマ二♪」(第2土曜15:00-16:00オンエア)で、ラジオパーソナリティも務める。キッズゴルフクラブ代表。

写真=鹿野貴司
イラスト=野村タケオ
協力=LaFace

元記事で読む
の記事をもっとみる