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【しらいのりこさん流】ごはんに合う!15分パパッとおかず

  • 2024.11.4

調理はなるべく手早く済ませたいのが本音。
そこで15分以内で完成し、かつ新米にも合うおかずを料理家・しらいのりこさんに教えてもらいました。

教えてくれたのは・・・
料理研究家
しらいのりこさん
米農家出身の夫と炊飯系フードユニット「ごはん同盟」を主宰。ごはんに合うおかずの考案をはじめ、お米やごはんに関連する料理教室やワークショップを行う。著書も多数あり、近著に『ストウブで米を炊く』(誠文堂新光社)など。

肉も魚も意外と短時間で火は通る!主役級おかずもお任せ

「炊き立てのごはんと食べたいから、炊飯時間内に作れるものが鉄則。一品15分なら、豪華なおかずがラインナップしますよ。
パパッと作るためには、火が短時間で通るサイズに切る(もしくは切ってあるものを使う)、調味料はあらかじめ合わせておく、レンジのポテンシャルを信じること。
時間をかければよりおいしく、ということではありません。肉は漬け込みすぎないほうが柔らかくジューシーな食感になることもあるし、魚はふっくら仕上がるレンジとの相性が抜群です。
ぜひ参考にして、これから訪れるお米のおいしい季節を堪能してくださいね」

【調理時間15分!】 かつおぶし衣のサクサクから揚げ

むね肉とは思えないほど柔らかジューシー

材料[2人分]
・ 鶏むね肉…1枚(300g)
【A】
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
すりおろししょうが…小さじ1
塩…小さじ1/3
【B】
かつおぶし…1/4
カップ(3g)片栗粉…50g
・ 揚げ油…適量
・ サニーレタス…適宜

作り方
1. 鶏肉は皮を除き、繊維を断ち切るように1cm厚さのそぎ切りにする。

2. ポリ袋に1とAを入れ、袋の中の水分がなくなるまでしっかりともみ込む。

3. ボウルにBを入れて混ぜ、取り出した2にまぶしたら、中温(170度)の油で1分30秒ほど揚げる。器に盛り、サニーレタスを添える。

【調理時間10分!】 ぶりの中華風野菜蒸し

レンチンのホクホク食感が美味

材料[2人分]
・ ぶり…2切れ(180g)
・ 酒…大さじ1
・ ナンプラー…大さじ1/2
・ 長ねぎ…1/2本
・ ザーサイ…30g
・ しょうが…1片
・ ごま油…大さじ2

作り方
1. 耐熱皿にぶりを並べ、酒とナンプラーを振りかける。

2. 長ねぎは斜め薄切り、ザーサイとしょうがはせん切りにし、1にのせる。

3. 2にふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で1切れにつき2分加熱する。

4. フライパンにごま油を入れて熱し3にかける。

ポイント

仕上げにかけるごま油で香ばしい香りが立ち、本格中華の味わいに!

【調理時間10分!】 えび玉あんかけ丼

ほんのりエスニックな味わい

材料[2人分]
・ 剥きえび…100g
・ 香菜…1本
・ 溶き卵…4個分
【A】
鶏ガラスープの素…小さじ1
片栗粉…大さじ1/2
水…1カップ
・ 片栗粉…適量・ 塩…少々
・ ごはん…適量
・ サラダ油…大さじ1

作り方
1. 剥きえびは片栗粉を加えてもみ、水で洗う。香菜は葉を外し、根と茎はみじん切りにする。溶き卵は塩を入れて混ぜる。Aは混ぜておく。ごはんは丼に盛っておく。

2. フライパンに油を入れて中火で熱し、えびと香菜の根と茎を炒める。えびの色が変わったら卵を流し入れ、ゴムベラなどで大きく混ぜ、取り出してごはんの上にのせる。

3. 軽くフライパンを拭き、Aを入れて中火で熱し、とろみが出てきたら2にかける。

ポイント

えびは、片栗粉をまぶしてから洗うと臭みの原因となる汚れが落ちるので、この工程は省かないように!

撮影/砂原 文 スタイリング/Masami Kishi

大人のおしゃれ手帖2024年10月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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