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賃貸・1LDKで自分らしく暮らす。工夫が詰まったミニマリストのお部屋拝見

  • 2024.11.3

ミニマルな暮らしぶりや、整理された思考法が人気のミニマリスト・miniさん。和室付きの1LDKで夫と二人で暮らしています。必要最低限のものしか持たず、厳選されたものだけを家に置くminiさんの部屋はどのようなものなのか、各お部屋の使い方やインテリアの楽しみ方をルームツアー形式でご紹介します。

川沿いの分譲マンションを借りています

現在の住まいは、古い分譲マンションの賃貸物件。70平米、和室付きの1LDKで夫と二人暮らしです。街の中心部に近く見晴らしの良い部屋で、家賃も相場より少し安かったことも決め手になりました。

また、全面的にリフォームされており、キッチンや洗面所などが新品だったことも即決した要因でした。

今回はそんな我が家を、夫の部屋を除いてルームツアー形式でご紹介していきたいと思います。

食事の時間やリラックスタイム、写真撮影など、多くの時間を過ごす14畳のLDK。家具はテーブルと本棚だけ、テレビは置かず、窓から見える川の風景を楽しみながら食事をしたり、本を読んだりとそれぞれの時間を楽しんでいます。
リビングの窓にはカーテンではなくバーチカルブラインドに。柔らかい光が部屋を優しく包みます。
仕事の商品撮影などもこのリビングで行うのですが、この明るさが撮影にはちょうど良いのです。

夜は外の夜景を見ながら夫婦でお酒を飲んだり、本を読んだりして過ごします。灯りは間接照明の方が落ち着くので、元々あったシーリングライトは取り外しました。

【キッチン】マルチに活躍するのオvーダーメイドカウンターを設置

キッチンには、知り合いの工務店にオーダーしたオーダーメイドのカウンターを設置。収納力抜群なので食器棚、レンジ台、作業台とマルチに活躍してくれています。このカウンターはバラバラにして運べるので、賃貸暮らしでも問題なく愛用しています。

ちなみに、キッチン以外の部屋でも使えるように扉も付けられるので、今後も末長く活躍してくれそうです。

キッチンには何も置かず、キッチンツールや調味料などは使う度に出し入れしています。少し面倒ですが掃除のことを考えると、この方法が一番合理的なんです。

【和室】寝室・心を整える第2のリビング(約8畳)

寝室として、第2のリビングとして使用している和室。
家具はテレビと小さなテーブル、ハンガーラックのみで、旅館の一室のように生活感のあるものは置かない空間にしています。

私にとって和室とは、写経をしたり抹茶を飲んだりお香を焚いたり、メンタルを整える場所としても大切な空間。和室が広く綺麗だったことも、この物件を選んだ決め手のひとつになりました。

【ベランダ】洗濯や植物への水やり

我が家はベランダに洗濯機置き場があります。不便かとも思いましたが、洗濯ものはすぐに干せるうえ、植物への水やりなどは楽にできるので、さほど不便さを感じることはありませんでした。
ただ、雨ざらしになるので洗濯機カバーは必須ですし、ドラム式の洗濯機は断念しました。

元々の床が汚れていたため、ジョイントタイルを敷き詰めて、シンプルな空間に仕上げました。植物が映えるようになり、ベランダで過ごす時間が心地よくなりました。

【洗面所、トイレ】工夫を凝らしたDIY棚で収納スペースを確保

洗面所には、入居時に収納が全くなかったため、DIYで棚を作成。タオルや洗面用品を収納し、自分のライフスタイルに合った快適な動線を実現できるようにしました。一番安い合板をホームセンターでカットしてもらい、組み立てて置いただけの簡単な棚ですが、トイレットペーパーや掃除道具などがぴったり収まるように製作。収納性と見た目のシンプルさに満足しています。

トイレにもDIY棚を設置しています。トイレットペーパーと掃除用品がぴったり収まるようにサイズを図り製作しました。見た目もスッキリしていて気に入っています。

コードレスの小さい掃除機は、洗面所の棚の隙間に収納。コンセントがたくさんある洗面所はバッテリーの充電がしやすいので、掃除機を置いておくには最適でした。

【玄関】プチリノベした棚で使い勝手よく

玄関は収納が少なかったので自作の棚を設置(写真の左手前)。防災用持ち出し袋を収納したり、コートなどを掛けたりできるようにしました。
ベンチは夫が靴を履く時や、荷物を一時的に置きたい時に使用しています。

靴は夫婦とも少ないので下駄箱に無理なく収まっています。
玄関扉の内側にはリメイクシートを貼っています。
元々ブルーの扉でしたが、玄関と馴染まず違和感があったので、剥がせるタイプのシートでプチリノベしてみました。

賃貸で理想の住まいを叶えるために

賃貸でも自分らしく暮らすコツは、可能な範囲のDIYや工夫で理想のインテリアを目指すこと。
壁紙を変えたり棚を取り付けたりするには限界があるので、できるだけ簡単に現状復帰が出来るよう、剥がせるタイプの壁紙や壁を傷付けずに設置できる家具などを駆使しています。
ある程度妥協しながら、それでも出来るだけ工夫して理想に近づける。そんな賃貸暮らしが楽しいんです。

暮らしは常に変わるもの。それに合わせて住まいを移していく、賃貸暮らしもなかなか良いものです。
フットワークを軽く、住む拠点を変えるためにもミニマムな暮らしは私にとって必須です。

writer / mini photo / __minimal.ig

取材協力




厳選したものとの暮らしを投稿しているInstagramが人気のミニマリスト。空間も思考もシンプルにする心がけや小さな習慣なども自らの丁寧な言葉で綴られていて、心に響きます。

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