岩手のJクラブ、リーグ最下位が確定し「Jリーグ退会」へ…FC町田ゼルビア以来12年ぶり

Text by 奥崎覚(編集部)

3日に行われた明治安田J3リーグ第35節、いわてグルージャ盛岡はツエーゲン金沢とアウェイで対戦。

試合は、前半アディショナルタイムに河辺駿太郎のゴールで岩手が先制するも、後半開始早々の49分に長峰祐斗が同点弾。それ以降はゴールが生まれず、1-1の引き分けに終わった。

この結果、3試合を残して岩手のJ3最下位が確定。一つ下のJFLで優勝の可能性があるのはJ3クラブライセンス交付内定クラブのみのため、JFL優勝クラブと入れ替わりでの来季JFL降格が決まった。

JリーグからJFLへの降格（Jリーグ退会）は、2012年のFC町田ゼルビア以来12年ぶり2クラブ目となる。

岩手は、J3が創設された2014年にJリーグへ参入。2022年にはJ2へ昇格したが1年での降格を喫していた。