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「部屋きったなぁーい!」「金運がた落ちよ?」家を酷評して周りに広める【ウザママ友】に反撃!

  • 2024.11.3

子どもを通してお付き合いが始まるママ友。子育て仲間としては心強いですが、中には迷惑だなと感じるママ友がいることも事実です。これは筆者の友人・M紀のお話。自分の価値観を押し付けるママ友に反撃したエピソードをご紹介しましょう。

画像: 「部屋きったなぁーい!」「金運がた落ちよ?」家を酷評して周りに広める【ウザママ友】に反撃!

自称アドバイザー

私には小学生の息子が2人います。
近所のママ友とのお付き合いは良好なのですが、長男と同じクラスの保護者・H子には手を焼いていました。

H子は自称「収納アドバイザー」と「風水アドバイザー」。
他人の家に押しかけては「ここがダメ」「ここはもっとこうするべき」と要らぬアドバイスをする人で、なおかつそれを周囲にべらべらとしゃべり、「Aさんの家は汚い」「Bさんの家は冷蔵庫がギュウギュウ詰め」「Cさんの家は金運が悪すぎ」など、言わなくても良いことまで広めるのです。

これには多くのママ友が被害に遭い、私にも「H子さんには注意した方がいいよ。」と周囲から警告がありました。

突然の訪問

しかし、ある時にいきなりH子が我が家へ押しかけてきました。
玄関を開けるとすぐに「玄関が汚いわねぇ。こんなんじゃ金運がた落ちよ。」と一言。
その後も窓の位置が悪い、観葉植物を置くべき、壁紙の色が悪いなど、さんざん酷評をして帰って行ったのです。

私はH子の話を仲の良いママ友・K美に愚痴ると「あの人は何様なの? 一度ガツンと言わないとダメだね。」という話になりました。
K美もH子の被害に遭った一人。
K美は顔が広い人で、H子の被害に遭った人を8人ほど招集し、いきなりH子の家を訪問しようという作戦を立てたのです。

仕返し

数日後、私はK美をはじめとするママ友達とH子の家を突然訪問しました。
慌てた様子のH子でしたが、K美は構わず「いろいろアドバイスして欲しくって。H子さんの家を参考にしたいのよ。」と一言。
「おじゃまします♡」と中に入るとそこには驚きの光景が広がっていました。

H子の家の中は汚部屋に近い状態でした。
捨てていないゴミが部屋の隅に積まれていて、畳んでいない洗濯物は山積み。
かろうじて綺麗だったのは、人が来る可能性のある玄関だけだったのです。

実態

この様子を見たK美は「あれ? H子さんって収納アドバイザーの資格持ってるのよね?」と嫌味ったらしく言いました。
すると観念したのか、H子は「別に資格を持ってるわけじゃないの。ただ他の家はどうしてるんだろうって思ってたから、見てみたかっただけ。」と言うのです。
K美が「いちいちダメ出ししてたじゃない。他の人にもベラベラ言いふらして、何が楽しいの? こっちはいい迷惑なのよ。」と怒ると、H子はションボリ。

「家が汚いことはみんなに言わないで。」と泣きついてきたのですが、「これからは他人の家をとやかく言わないことね。それをしないなら、黙ってるわ。」という話に落ち着いたのです。

総スカン

その後、H子が他人の家に押しかけることはなくなり、今までのようにベラベラと悪口を言うこともなくなりました。
他の人の家を見たいなら、ただそう言えば良かっただけなのに、なぜアドバイス的なことまで言ってしまったのでしょう。
H子が保護者たちから総スカンを喰らったのは言うまでもありません。
悪気はなかったのかもしれませんが、自業自得だと思うので、仕方ないですね。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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