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整理収納アドバイザーの自宅公開!「子どもが使いやすいキッチン収納」で育む4つの力と心

  • 2024.11.3

こんにちは。整理収納アドバイザーのまりです。わが家の子どもたちは料理のお手伝いが大好きで、休日にはよく朝ごはんを作ってくれます。料理は子どもにとってよい経験が詰まっているので、どんどん挑戦してほしいと思っていますが、キッチンが片付いていないと「また今度ね」と、せっかくのやる気に応えられないことも……。整理整頓されていれば、子どもの「やってみたい!」という気持ちをもっと応援できるはず、と考え子どもが料理をしやすいキッチン環境を整えることに!キッチンがすっきりしていれば、子どもも動きやすく安全で、見守る私たちも安心です。今回は、子どもが料理を通じて身につく力と、わが家で取り入れている子どもが使いやすいキッチンの整理収納のコツをご紹介します。

料理で育まれる力と心

1.生活力

料理をすることで、子どもは日常生活に必要な「生活力」を身につけることができます。自分で身の回りのことをできる力は、将来に役立つ大切なスキル。料理のお手伝いを通じて、準備から調理、片付けまでの流れを経験することで「自分で考えて実行する力」がついてきます。我が家の子どもたちも失敗することもありますが、「何でこうなったのか」「次はこうしよう」など自分で考え工夫することができるようになりました。

2.段取り力

料理はタスクがたくさんあるため、手順を考えながら進めないといけません。そのため自然と「段取り力」が身についてきました。例えば、何を先に準備し、どのタイミングで加熱をし、どんな順番で味付けをするのか?何度も失敗するうちによいやり方がわかってきます。見ているとつい、口を挟みたくなることもありますが、そこはぐっとがまんしましょう(笑)!

3.感謝する心

料理を通じて、食事を準備する大変さを知ることで、料理を作ってくれる人への感謝の気持ちが芽生えます。息子は食材を買うことから始まり、片付けまでを経験した時、「こんなに大変なことなんだ!」とヘトヘトになっていました。その時に長男から「いつもありがとう」の一言が。子どもの成長を感じられて、とても嬉しかったです。

4.食への関心

料理に関わることで、子どもは食材や料理への関心が高まったと感じています。買い物に一緒に行くと、子どもたちが野菜や肉の種類を言えるようになっていてびっくり! 積極的に使いたい食材を自分でかごに入れることもあり「次は⚪︎⚪︎を作りたい!」と提案してくれると、私も嬉しい気持ちになります。食材にも興味を持ったことで、生きものへの感謝の気持ちを持つこともできました。

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2. 整理収納の観点から考える子どもが料理しやすいキッチン

使うものだけ出す

子どもが楽しくお手伝いできるキッチンにするには、まずスッキリとした環境を整えることが大切です。ごちゃごちゃしていると、子どもには危険な場面も多くなりますし、動きやすさも半減してしまいます。同じ用途のキッチン道具は1つに厳選したり、何年も使っていないお皿や器具は思い切って手放しましょう。

子どもの動きに合った収納

子どもがスムーズに料理ができるようにするためには「動作・動線」を意識して、料理中に使う道具や材料を手に取りやすい場所に収納するのがポイント。例えば、必要な道具が引き出しの奥にしまわれていたり、高い場所にあると、探すのに時間がかかってしまいます。そんな時は、子どもの手が届きやすい位置に道具を置きましょう。キッチンが高い場合は踏み台を準備してあげると安心。 わが家はキッチンツールをスタンドにまとめて、すぐに取り出せるように工夫しています。同じ時に使うものは「ひとまとめ」にしておくと、あっちこっち探さずに済み、スムーズに料理を進めることができます。

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危険な道具は手の届かない場所へ

スライサーなど、子どもにとって危険な調理器具は手の届かない場所に収納するようにしています。また、排水口洗浄剤の入れ物には、「キケン!」ラベリングして子どもが触らない様に注意を促す方法を取り入れています。こうすることで、子どもが危険を避けながら、安心してお手伝いができるように。

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包丁は子ども専用を準備

包丁を扱うときは見ていてハラハラしますよね。わが家は子どもの手に合った専用の包丁を準備しました。握りやすく軽いため子どもが扱いやすく、大人用の包丁を使うより安全に料理ができます。鶏肉などの大きく切りづらい食材は、子ども専用のキッチンバサミを使って切っています。まな板は滑りにくいものを使うとさらに安心です。

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ラベリングはひらがなで大きく

キッチンの整理整頓には、ラベリングが非常に有効。子どもでも分かりやすいように、ラベルをひらがなで大きく表示しています。これにより、子どもがどこに何があるかを一目で把握でき、自分でさっと必要なものが取り出せるようになりました。場所を把握していることで「お母さん⚪︎⚪︎はどこ?」と聞かれることも少なくなり、結果、親の負担も減ります。私のおすすめのラベルは幅・24㎜のテープ。文字がはっきり見やすいです。

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3.見守りながら成長を楽しもう

子どもが料理を始めると、親としてはついハラハラしてしまうもの。私も最初は心配で、あれこれ口を出してしまっていました。でも、危険なところはしっかりサポートして、それ以外は少し距離を置くのも大切。子どもが自分の力で少しずつ上達していく姿を見守っていきましょう。 とはいえ、親にも心の余裕がない日もありますよね。そんなとき私は無理をせず「今度でもいい?」と提案も。心に余裕のある日に、使いやすいキッチンで子どもとの楽しい時間を過ごしましょう!

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