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プロが選ぶ“世界最恐”のクリーチャー・ホラー(3)超カオスで悲惨な結末は? ホラー好き垂涎の知られざる傑作

  • 2024.11.3

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく。今回は、人類VSモンスターの命をかけた戦いを描く、クリーチャー・ホラーを6本セレクト。暗闇の先でうごめく気配、グロテスクなフォルム…。人類を絶望に突き落とす、化け物たちの饗宴をご覧あれ! 今回は第3回。

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『ザ・ヴォイド 変異世界』(2016)
上映時間:90分
製作国:カナダ
監督:ジェレミー・ギレスピー、スティーブン・コスタンスキ
脚本: ジェレミー・ギレスピー、スティーブン・コスタンスキ
キャスト:アーロン・プール、ダニエル・ファザーズ、キャスリーン・マンロー、エレン・ウォン

【作品内容】

警察官のダニエルは、パトロール中に血まみれの男を発見し、病院に連れて行くことに。病院に着くと、院内の人々は得体の知れないモンスターへと姿を変えようとしていた。動転するダニエルだったが、混乱に輪をかけるように、武器を持った男たちが院内に乱入。さらに、見るからに危険な白装束の過激派集団も現れ、カオスな事態に突入していくのだった。

『マンボーグ』のジェレミー・ギレスピー&スティーブン・コスタンスキが共同でメガホンをとった、かつてのB級ホラーへのオマージュに満ちた一本。

クリーチャーのグロテスクさや被害にあった人々の悲惨な結末、そしてジワジワと迫り来る危機感は、まさにクトゥルフ神話※ならではの怖さがある。

クトゥルフ神話がメジャーなホラーコンテンツとなり、カジュアルな作品が増えている中、本格的なクトゥルフ神話的コズミックホラーを楽しみたい方に是非お勧めしたい作品。

※20世紀のアメリカで創作された架空の神話。作者はアメリカの怪奇小説家H・P・ラヴクラフト。

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