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不倫した夫がいくらでも慰謝料は払うというので…「じゃあ1億円よろしく!」大金を請求したワケは

  • 2024.11.4

夫いわく、私は脳天気な箱入り娘。「恵まれた家庭で育っているから庶民の自分とは違う」と、いつも言われます。

先日、私は亡くなった伯母の遺品整理に行ってきました。形見の品である宝石数点を譲り受けたと夫に話すと、すぐに値段を調べたがりました。

贈り物の値段は自分の価値を示すと、夫は言います。相手がどのくらい自分のことを思っていたかがわかると。私は必ずしも値段と人の気持ちが比例するわけではないと思っているのですが……。

突然発覚した夫の裏切り行為

ある日、自宅に夫の不倫相手だと名乗る女性が乗り込んできました。夫とはもう3年の付き合いだそうです。夫を問いただすと、正直に話してくれました。

なかなか子宝に恵まれなかった私たち夫婦。それも不倫をする原因となったようです。夫の心が私から離れつつあったころ、彼女と出会ったそうです。それを聞いた私は、とてもショックでした。

一度話し合おうと言いましたが、夫は早く帰ってきてほしいという私の言葉は聞かず、不倫相手のもとへ。その日、夫は帰ってきませんでした。

翌日、夫から別れを告げられた私。
「浮気してごめん」
「慰謝料払うから離婚して」

このまま私と一緒にいても子どもは難しい。それに、実家が裕福な私とは住んでいる世界が違ったのだと言われました。私とは考え方も価値観も違うのだと……。

いくらでも払うって言ったよね!?

お金さえ払えば離婚できるという夫の態度に、私は腹が立ちました。バカにされていると感じたのです。
「じゃあ1億円よろしく」
「え?」

いくらでも払うと言ったくせに、相場より高すぎるという夫。でも、私は怒りに任せて欲深さを出しているわけではありません。根拠がちゃんとあるのです。じつは夫、不倫以外にもやらかしていました。すっとぼけているようですが、そんなのは通用しません。

じつは夫、私の持っていた高価な品々をくすねて不倫相手に貢いでいたのです。先日譲り受けた、あの伯母の宝石も消えていました。なぜ気づいたか、それは先日乗り込んできた不倫相手の胸もとで光り輝くのを見たからなのです。

夫が盗んだものをすべて合わせると、1億円近くになると思います。どれも大切な品ですから、返してもらえないのであれば訴えるまでです。

夫と不倫相手は…その後

結局、不倫相手の手もとに残っているものはすべて返してもらいました。売ってしまったものだけ弁償してもらうことになりましたが、それでも夫にとってはかなりの大金です。慰謝料を合わせるとそれなりの金額になり……。お金のことでかなりもめた夫たちは、関係を解消するにまで至ったようです。

◇ ◇ ◇

夫は不倫相手に逃げず、子どもをどうするかなど妻と向き合って話してほしかったですね。ただ、人の物を盗むような人とは別れてよかったのかもしれません。欲に溺れないよう日々の暮らしを大切にしたいですね。

【取材時期:2024年9月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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