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【卵・砂糖不使用】味噌アイシングで「キャロットケーキ」作ってみた!にんじんの香りふわり♡【農家直伝】

  • 2024.11.2

元パティシエのmegumiです。みなさん「ベジスイーツ」ってご存じですか?野菜をたっぷり使ったヘルシーなスイーツですが、自宅で作るにはハードルが高いと感じるかもしれません。でも、広島県の農家に教わった「キャロットケーキ」なら簡単においしくできそう!しかも、みそをアイシングにするというビックリ発想の一品です。みそとにんじんってみそ汁みたいですが(笑)、ケーキにしたらどうなるの!?お菓子作りのコツもお伝えしながら、さっそく作っていきます♪



にんじん丸ごとすりおろし!「キャロットケーキ」の材料と作り方



材料(15cm丸型1台分)
にんじん…200g
レーズン…60g
ココナッツパウダー…50g

[A]
全粒粉…100g
強力粉…50g
米粉…50g
シナモンパウダー…大さじ1
ベーキングパウダー…10g

[B]
メープルシロップ…100g
蜂蜜…20g
豆乳…30g
こめ油…80g

[アイシング]
粉糖…100g
みそ…10g

※オーブンを170℃に予熱しておきます。
※型にオーブンペーパーを敷いておきます。

作り方
1.にんじんは皮付きのまますりおろす。



にんじんの皮に近い部分には、β-カロテンや食物繊維が豊富に含まれています。皮ごとすりおろすことで、栄養を余すことなく摂ることができますよ。

2.[A]を合わせてふるっておく。



3.ボウルに[B]を入れて、乳化するまで、泡立て器で混ぜる。



※コツは、泡立てないこと!ボウルの底に泡だて器をつけてぐるぐる混ぜるだけでOKです。
ボウルの底につけて混ぜると空気が入りにくく乳化しやすいです。



しっかり混ざってとろみがついてきた状態が乳化です。このようになれば◎。

4.3のボウルに21→レーズン→ココナッツパウダーの順に入れ、その都度さっくり混ぜる。



まずは[A]の粉類を入れました。シリコンベラに持ち替えて混ぜます。



次に、1のにんじんを入れました。水分が出てしまったときは軽く搾ってくださいね。



レーズンを入れて混ぜます。



最後にココナッツパウダーを入れて混ぜます。



材料がしっかり混ざりました!


5.オーブンペーパーを敷いた型に4の生地を入れ、170℃のオーブンで30分焼く。
※オーブンの機種によって異なるので様子を見ながら時間調節してくださいね。



硬めの生地なので表面をシリコンベラで平らにならしました。

6.焼き上がったら、型を逆さまにして置き、そのまま冷ます。



おいしそうな色に焼けました!シナモンのいい香りが漂っています!
しっとりさせるために、型を逆さまにして一晩置きました。



7.ボウルに粉糖とみそ、湯冷まし(分量外)を加えて混ぜ、アイシングを作る。



粉糖は、先にふるっておくと混ざりやすく仕上がりもきれいになりますよ。
みそは麹の粒があったので、わたしは濾してから使いました。

湯冷ましは、ほんの少しずつ加えて固さを調節します。
今回は15ml入れて、垂らすと跡が残るくらいの固さにしました。
ツヤが出るまでしっかり混ぜることがポイントです!
アイシングからみそのい~い香りがします◎

8.型から出して7のアイシングを一面に塗る。



アイシングをケーキの表面に絞って完成です!
アイシングの水分量やそのときの気温、湿度によって異なりますが、今回は1時間ほどで表面が乾きました!



気になるみそアイシングのお味は…!?



見た目は生地がぎゅっと詰まっていて、重量感がありますね。
しかし食べてみると、ほろっとした軽い食感。これは材料にサラダ油などでなく、クセがなくサラッとしたこめ油を使っているからかも。

またこのキャロットケーキ、卵も砂糖も不使用なのですが、メープルシロップと蜂蜜が入っているので、やさしい甘さとコクを感じます。そして、丸ごとすりおろしたにんじんの甘味がほのかに感じられておいしい♡
見た目の可愛さや、ココナッツのサクサクとした歯触り、シナモンの香りも合わさって、五感で楽しめるケーキとなっています。

肝心のアイシングに入れたみそですが、おいしく仕上がるのか半信半疑だったのですが、甘じょっぱく、ほんのりみその香りがして、ケーキとの相性バッチリでした!色味もほんのり茶色で、ナチュラルなケーキにぴったりだし、みそのコクが加わったことで、味に深みが出た気がします。

そのまま食べてもいいですが、3日置いてみたらしっとり感が増し、よりおいしくいただけましたよ。
材料は多いですが混ぜるだけで簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね!

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

★今回のレシピはJAひろしま「食べるレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://jahiroshima.or.jp/recipe/okashi/miyoshi040/

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