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アイアンで“ミート率アップ”する方法とは…?グリップで「指3~4本分」短く握る

  • 2024.11.2

アイアンショットで正確性を上げたいけど、飛距離も落としたくない。そんなあなたにおすすめの練習方法をツアープロがレッスン。本番でもそのまま使えるのでスコアアップにも直結しますよ!

短く持ってコンパクトに

まず、グリップエンドから指3~4本分くらい短く持ってください。

アドレスは短く持った分、上半身をかがめるのではなくて少しボールに近づいて構えましょう。

バックスイングで腕が地面と平行になるくらいの高さまであげてフィニッシュも同じくらいのところまで。これでちゃんと飛んでくれるかな?と思うくらいのスイング幅がちょうどいいです。

クラブを長く持つと自然とスイングも大きくなってしまう

クラブを長くもつと自然と大きく振りすぎてしまいます。大きすぎるテークバックは振り遅れの原因になりやすく、精度を求めたいアイアンショットには必要ありません。右の写真のようにテークバックは地面と平行くらいまでの高さで十分です。

クラブが振り遅れると、その分手先でボールに届かせようとしてしまいます。仮に上手く当たってくれてもロフトが寝てしまい飛距離が落ちてしまうなど安定しません。コンパクトにスイングすると前傾角度もキープしやすく振り遅れないので自然とインパクトがハンドファーストになります。インパクトボールをしっかり押し込めてフルスイングと変わらないくらい飛距離も出て安定します。

大きくスイングしてもきちんとミート出来なければ飛距離はロスしてしまいます。ツアープロが試合でも実践している、コンパクトスイングでアイアンマスターに近づきましょう!

藤本麻子

●ふじもと・あさこ/1990年生まれ、岡山県出身。164cm。2011年伊藤園レディスゴルフトーナメントでツアー初優勝。三愛石油所属。

構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=取手国際ゴルフ倶楽部

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