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【鬼頭明里】「キャラクターを通していろいろな人生を経験できるのが楽しい」【sweet web独占】

  • 2024.11.11

TVアニメ『鬼滅の刃』の竈門 禰豆子(かまど ねずこ)役をはじめ、話題作への出演が後を絶たない、いま大注目の声優・鬼頭明里さんがsweet webに初登場!

現在公開中の劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』では、兵頭妙子の声を務める鬼頭さん。本作の魅力をはじめ、演じる上で意識した点やアフレコ中のエピソードのほか、お気に入りのコスメや30歳を目前に控えた今の心境など…鬼頭さんの素顔も深堀りインタビューしました♡

 

インタビューの最後にはスウィートウェブでしかゲットできない、サイン入りチェキの応募方法を記載しているのでチェック!

――過去に実写化もされている人気小説が原作ですが、シナリオを読んだときの印象を教えてください。

まず、ボート部というほかではあまり見ない題材を扱ったスポーツのお話だったので、すごく新鮮な気持ちでした。

みんなで協力して行うスポーツなのでそこでのチームワークはもちろん、思うようにいかないことだったり、でも頑張った分だけ結果がついてきたり…とにかく青春のキラキラがギュッと詰まった作品だなと感じました。

 

――鬼頭さんが思う本作の魅力はどんなところにありますか?

アニメーションとCGのいいとこ取りをしているところです。キャラクターは通常のアニメ寄りのデザインで可愛いのですが、 背景などはかなりCGで細かく描かれていて、この舞台となっている場所の素敵な部分が最大限に引き出されていると思います。

――実際に映像を見たときに、水がすごく透き通っていて本物かと思いました!

すごい綺麗でしたよね!私も感動しました。


――兵頭妙子(ダッコ)を演じられていますが、鬼頭さんから見たダッコの印象やどういったキャラクターなのか、ぜひ教えてください。

ダッコはとても可愛らしい見た目ではあるのですが、すごく口が悪くて我が道を行く女のコ。 パワフルで周りの目を気にしない、かっこいいところもあります!

 

――ダッコは自由奔放で負けず嫌いな性格ですが、ご自身と重なる部分はありますか?

私もダッコと一緒で負けず嫌いなところはあります。自分の興味があることに対してですが、できなかったことが許せなくてできるまでやるとか。そこは昔からずっと変わらないです。

 

――悔しさを糧にできるの素敵ですね!
荒い感じの話し口調が新鮮に感じたのですが、ダッコを演じる上で意識した点はありましたか?

自分が演じたキャラの中で結構上位に入るぐらい口が悪い女のコだったので、最初はどの程度やっていいのか分からなかったのですが、収録のテストでやってみた時に、「もっとやっちゃっていいです!」っていう風に言っていただけたので、かなり荒々しい感じは意識していました。

普段人に対して強く言うことがないので、演じるのは難しかったです。


――スポーツに取り組んだことのない人生だったとコメントで拝見しましたが、鬼頭さんはどういった高校生活を送っていましたか?

高校生の時は学校が終わってすぐ家に帰って絵を描くか、寄り道して友だちとプリクラ撮って遊んでいるかの2択でした(笑)。

――鬼頭さん絵とってもお上手ですもんね!

ありがとうございます! 当時から絵を描くが好きだったので、家に帰ってすぐにパソコンをつけて作業していました。

 

――分散収録だったかと思いますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?アフレコ中のエピソードなどもあれば教えてください。

私はイモッチこと井本真優美役の長谷川育美さんと2人でアフレコさせていただきました。

ダッコとイモッチの掛け合いのシーンは、かなりテンポが早くて…。1人で家で練習というか合わせてみた時に、尺に収まらなくて不安だったんですけど、いざ当日2人で掛け合いでやってみたらすごくしっくりハマって、この会話のテンポ感は2人でアフレコしたからこそ生まれたものだったなと思いました。

ダッコとイモッチの息の合った掛け合いにもぜひ注目してください!

 

――ダッコとイモッチの掛け合いは、聞いていてテンポが心地よくてまるで漫才を見ているかのようでした!
そして、これから作品を観るスウィート読者にぜひメッセージをお願いします!

大人気の原作で以前からたびたび映像化されていますが、今までとはまた全然違ったお話になっているので、もともとこの作品を知っていて好きだった方も、新鮮な気持ちで楽しんでもらえる作品になっていると思います。

全然触れたことがなかった方たちも、まっさらな気持ちで見て面白い作品になっていますので、ぜひたくさんの方に見ていただけたら嬉しいです!


――「がんばっていきまっしょい」という言葉。思わず口に出して言いたくなる言葉で素敵だなと感じました。鬼頭さんが最近「ちょっと気合を入れたいな!」と思ったのはどんな時ですか?

写真集の撮影が5月くらいにあったんですけど、撮影に入る前まではちょっと食べすぎないように「がんばっていきまっしょい」と思ってました!が、結果あまり頑張れなかったです(笑)。

でも、ありのままの自分を見せられたと思うので、それはそれでよかったかな!

 

――声だけで演じるというのは、すごく難しいことだと思いますし、声優の方々の凄さを作品を観るたびに感じるのですが、声優というお仕事をされていて一番辛かったこと、逆に声優でよかったと感じた瞬間など教えてください。

コロナ禍でしばらく分散収録が続いていたとき、共演者の方々と一緒に掛け合いができなくて、それこそ本作のダッコとイモッチみたいに掛け合いじゃないと生まれないテンポ感だったりとか、会話の感じを表現するのが難しくて…。アフレコというか、お芝居の楽しさみたいなのがあんまり感じられなくて、その時はすごく辛かったです。

逆に共演者の皆さんと一緒にアフレコをすると、1つのものをみんなで作り上げている実感が湧きますし、掛け合いが上手くいった時はとても楽しいです。さらに色んな作品に携わっていけるようにもっと頑張ろう!って思います。

本作もそうですが、こういった素晴らしい作品に出会って、自分だけの人生だったら経験できないような経験を、キャラクターを通して疑似体験できることが、1番このお仕事をやっていてよかったなって思える瞬間です。

 

――sweetは28歳の女性をターゲットにした媒体で、30歳になることに不安を感じている読者も少なくないと思うのですが、鬼頭さんは30歳を目前になにか心境の変化だったり、将来のことだったり考えていることはありますか?

私も正直30歳になるのが怖いな、不安だなと思うこともあります。でもだからこそ、20代の自分を形として残しておきたいと思って写真集を作ったり、本当に悔いのないように残りの20代をやりきりたいと思って生きてます。

20代が本当にすごく楽しかったので、このままの調子で30代になっても「30代楽しかったな!」って終われるように過ごしたいです。


――好きなファッションは?秋冬でゲットしたいアイテムは?

デザイン的な服が好きです。アフレコなど収録の時はラフな服で行くことが多いので、撮影時はここぞとばかりに「衣装!」って感じの服を着させてもらうことが多くて嬉しいです!

今季は面白い柄のニットとか欲しいです。変わったデザインのものが好きなので。秋冬はニットをたくさん買いたいと思います!

 

――おすすめの美容法やコスメは?

スキンケアはXでバズっているものを買って、いろんなアイテムを試しています。

コスメは、最近シャネルのリップをよく使っています。保湿もしてくれてリップクリームいらずだし、発色もいいのでお気に入りです!

 

――魅力を感じる人の行動や好きな仕草は?

姿勢がいい人は魅力的だと感じます。私自身、気を抜くと姿勢が悪くなってしまうタイプなので…。

まっすぐ座ってたり姿勢よく歩いていたりする人を見ると、自分も背筋が伸びるというか、素敵だなって思います。


――1日オフ!何をしますか?

家にいると充実した1日だったなって思えることが少ないので、出かけることが多いです! 今はすごい暑いので、(取材当時は夏)鍾乳洞に行きたいです!

 

――最近推していることなどはあります?

朝ドラ観るのが好きです!毎日気になる終わり方をしているので、続きが気になって日々うずうずしています(笑)。朝ドラ見ながら出かける準備をするのが、ルーティーンになっていますね。

 

――ありがとうございました!


がんばっていきまっしょい

story:美しい自然が広がる愛媛県松山市。三津東高校2年生の村上悦子は、やりたいことも見つからず退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、「ボート部に入りたい」と言う転校生の梨衣奈に巻き込まれる形で、悦子と幼なじみの姫は廃部状態となったボート部を復活させることに。そこへ同級生の妙子や真優美も加わり、初心者5人の猛練習が始まる。大会予選で惨敗して自分たちのレベルを知ったボート部は、次こそ勝利を掴むべく気持ちをひとつにする。

声の出演:雨宮 天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美
原作:敷村良子 「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)(松山市主催 第4回坊っちゃん文学賞大賞受賞作品)
監督:櫻木優平 ・脚本:櫻木優平 大知慶一郎
キャラクターデザイン:西田 亜沙子 ・アニメーション制作:萌 / レイルズ
配給:松竹


photo : KAEDE HARA
text & edit : RIRIKA MIURA

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