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まっすぐ帰ってこない!? 「子どもの登下校」チェック項目&ルール作り

  • 2016.3.27
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【ママからのご相談】

幼稚園年長の男の子を持つママです。春から小学校へ入学なのですが、今まで送迎は私が付き合っていたため、一人で登下校するのは初めてです。

本当に一人でできるのか、違う道に行ってしまわないか……、心配でたまりません。 みなさんはどうでしたか?

●A. 春休みに、親子で通学路チェックと、いざというときの約束事を決めましょう。

こんにちは、ママライターの広瀬まおです。

もうすぐ4月。新1年生は初めてママから離れて学校へ行きますね。幼稚園までは保護者同伴が基本でしたが、小学生になれば自分一人で学校へ行くもの。

「ええ!? 本当にできるの!?」と思うのもごもっとも。私は小学校2年生の娘がいますが、学校から距離があるためとても不安でした。

初めての一人での登下校のために、必要なことをお教えします。

●通学時間帯に危険ポイントを親子でチェック!

春休みのあいだに、親子で通学路を確認しましょう。最初は集団登校の地域も多いでしょうが、できれば春休み中、毎日通学時間帯に通ること をお勧めします。

時間帯によって変わる交通量を知ることができますし、親子で「ここは危ないね」「こっちの道は楽しそうだけど、おうちと違う方向に行ってしまうよ」など、危険ポイントをチェックできます。

時間を計るのも忘れずに。親子で行くと親のペースになりがちですが、できるだけお子さんのペースにあわせて進むことで、「この子が通学にかかる時間は○分 」とめどを付けることができます。

朝の登校で遅刻しないために、「最悪この時間までに出なくては」という目安にもなります。

●いざ登校……子どもが帰ってこない!?

さて、4月になり登校初日。学校からのプリントで、終了時間はわかります。

初めての小学校はどうだったろうか、一人での登下校はどうだったろうか……とドキドキしながら子どもの帰宅を待ちます。

「ただいまー!」の声は今か今かと待つと……。帰ってきません!

子どもが小学校に在籍している保護者10名にアンケートをとったところ、「練習通りの時間で帰ってきた」という回答は5割。

残り半分は、「練習した以上に時間をかけて帰ってきた」と答えています。

わが家の場合は、練習では20分だったところを、50分かけて帰ってきました。お花を摘んでいたそうです。

回答いただいた中で最大限に時間がかかったのは、学校から120mのお宅で2時間 。

本人はまっすぐ帰っていたつもりのようですが、痺れを切らし覗き見ていた母親によると、虫と戯れながらゆっくりゆっくり進んでいたそうです。

また、通学路以外の道を歩いていたケース も見受けられました。

●行き違いを防ぐために、ルールを設けよう

こんなふうに、待てど暮らせど帰ってこないと不安になりますよね。そして怖いのが、“迎えに行った人と子どもがすれ違うこと ”です。

これは初めての登下校に限ったことではありません。

たとえば急な雨が降ってきたとき、傘を持って行こうとしたら下校中の子どもと行き違ってしまった、という事例もあります。

そういうときのために、“約束”を決めておきましょう。

・通学路をきちんと守ること

・家に帰って鍵がかかっているときにはどうするか

特に後者は子どもがパニックに陥りがちです。その場で待つのか、お隣さんや近所の親戚宅に行くのかなど、事前に決めておきましょう。

楽しい新生活も、まずは安全の確保から。そのための準備を、春休みから始めましょう。

●ライター/広瀬まお(コピーライター)

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