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リアルすぎて怖い…プロが選ぶドキュメンタリー風ホラー映画の傑作(5)群を抜いて怖すぎ! 最恐の邦画は?

  • 2024.11.2

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、POV(主観映像)やフェイク・ドキュメンタリー形式で生々しい恐怖を盛り立てるホラー映画をセレクト。POVホラーに初めて挑戦する人に持ってこいの作品や、上級者向けの珍品まで幅広くご紹介。今回は第5回。

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『ノロイ』(2005)
上映時間:115分
製作国:日本
監督:白石晃士
脚本:白石晃士、横田直幸
キャスト: 小林雅文、石井潤子、松本まりか、アンガールズ

【作品内容】

心霊現象を専門とするルポライター・小林雅文の自宅が全焼する事件が起きた。焼け跡から発見されたのは、小林の妻の遺体のみ。小林は姿を消し、現在失踪中である。彼は記録映画『ノロイ』を完成させたばかりであった。ある日、プロデューサーはお蔵入りとなった『ノロイ』を公開するべく、別の監督を立て、追加撮影を敢行。呪われた映画は完成するが、その内容はあまりにもショッキングなものだった…。

実在の人物が実名で登場する、フェイク・ドキュメンタリー形式の和製ホラー映画。

とある怪奇実話作家が1年半の期間取材を行い、そこで生じた奇怪な事件や心霊現象を取り扱ったドキュメンタリー作品を元に、ストーリーが展開していく。とてもリアルであり、観客それぞれが現実にも体験しうると想像してしまうシーンが沢山ある。

その上、しっかりと白石ワールドが展開され、その独特な世界観やこちらに侵食してくる恐怖は、日本のホラー作品の中でも、異様な居心地の悪さを感じることができるという点で、群を抜いている。まさしく「フェイク・ドキュメンタリーかくあるべし」と言える最恐の映像作品。

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