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人間関係が好転する 【気がつく人から気が利く人へ】 気づかいの積み重ねで生きやすい人生に!

  • 2024.11.2

教えてくれたのは……川原礼子さん

シーストーリーズ代表取締役。アメリカですし店の女将を務めたあと、リクルート社で社員研修にあたる。著書に『気づかいの壁』(ダイヤモンド社)。

暮らしのなかでこんなことありませんか?

□ 気がついたのに声をかけられなかった
□ ついついおせっかいしすぎてしまう
□ ちょうどよい一言が見つからない

→ 自分がされてうれしいことを相手にもして「気が利く人に」

ちょっとした気づかいの積み重ねが人間関係を好転させて、より生きやすい人生に

困っていそうな人を見つけたので、声をかけようかと思っているうちに通り過ぎてしまった」「電車で席を譲りたくても、なんとなく声をかけづらい…」。こんな経験をしたことがある人は多いかも。

  • 「日本人は、見知らぬ人に声をかけるハードルが高いうえ、目立つことはしにくい、という背景があります。せっかく気づいていても、それが気づかいとしてうまく表現できないのです」

しかし、ちょっとした気づかいができる「気が利く人」と、気づいていてもできなかったり、鈍感な人とは、人生で大きな差がつきます。「気が利く人」には、自然と人が集まるし、意見を求められる存在になります。身近な人との関係も、気づかいが表現できるだけでうまく回ることが多いのです。では、どうすれば、心の壁を取り払って、気が利く人になれるのでしょう。

  • 「気づかいの軸は、『自分が人にされてうれしかったこと』をするということです。誰でも、今まで多くの人から気づかいを受けて育っているはず。それを思い出しながら、まわりの人に接することです。逆にいうと、マナー本に書かれていることでも、ピンとこないことならやらなくていいのです」

まず自分の心の中にある、「恥ずかしい」「断られたら」など、気づかいの前に立ちはだかる壁を取り払うこと。そして、もうひとつ、気づかいが「おせっかい」にならないよう、相手の心にもある壁を尊重すること。 その2つができれば、ままらないことも多い人間関係を改善し、これからよりよく生きる道しるべになるはずです。

text:Ema Tanaka illustration:Kaho Yamaguch

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