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【目もとの老化】たるみ・重いまぶたは「筋肉ほぐし」で解消!【ゴッドハンド瀬戸口めぐみ】

  • 2024.11.1

ほかの部位よりも皮膚が薄く、表情グセがつきやすい目もとは、様ざまなエイジングサインが目立ちやすく、悩みの種。美容医療に頼るしかないの?と思ってしまうけど、ゴッドハンド・瀬戸口めぐみさんの「筋肉ほぐし」にトライしてみて!


ゴッドハンド・瀬戸口めぐみさんに 教わる目もとケア

☑瀬戸口めぐみさんPROFILE

エステティシャンとして30年以上のキャリアを持ち、筋肉、骨格を知り尽くした手技で国内外のセレブをはじめ、延べ 1万人以上の施術を行う“ゴッドハンド”。スキンケアブランド「MEM」ディレクターとしても活躍。

[目もとの老化は骨格の影響が大!]

エステティシャンとして多くの女性の顔に触れてきた経験から、目もとの悩みの出方にはパターンがあることを発見したという瀬戸口さん。
「シワ、くすみ、たるみといった目もとのエイジングサインは、目の形や骨格に起因しています。目がほっそりした方は、目尻側にトラブルが多く、目がぱっちり大きい方は、目頭側にトラブルが多く起こりがちです。また、目もとのくすみは、血行不良、乾燥、力の入ったクレンジングや目をこするという摩擦刺激が影響します。やせ型で鼻が細い方は上まぶたがこけたようにくぼみがちです」(瀬戸口さん)

[目まわりのケアだけではダメ]

瀬戸口さんいわく、「目まわりを気にされる方が陥りがちなミスは目まわりのケアしかしない」ことだそう。
「アイクリームなどで目まわりのケアをするのは大事ですが、印象変え級の目もとケアをしたいなら、筋肉からのアプローチをプラスすることがポイントです。私は目もとの〝周辺機器〞と呼んでいるのですが、額の筋肉〝前頭筋〞、耳上にある筋肉〝側頭筋〞、眉の筋肉である〝皺眉筋〞、この3つの筋肉をほぐすことで、目もとの筋肉である〝眼輪筋〞の働きがよくなり、シワ、くすみ、たるみといったトラブル全般の改善につながります。顔の衰えはもれなく上からやってきます。若い頃は上向いた顔立ちも、加齢で垂れ下がった印象になります。大もとを上げるのがいちばん効果的で効率がいいので、ぜひ〝筋肉ほぐし〞を取り入れてみてください」(瀬戸口さん)

[瀬戸口さん発、目もとの老化をケアする筋肉ほぐし3選]

目もとの悩みを大元からケアできる、瀬戸口さんの筋肉ほぐしを紹介! 続けることが大事なので、気づいたらやるくらいの緩さで継続!

☑前頭筋(ぜんとうきん)

眉間にシワを寄せる、目を開ける、眉を上げる際に使う額全体を覆う筋肉。眉を境に目まわりの筋肉や鼻の筋肉とつながり、顔全体の筋肉をサスペンダーのように支える役割も担う。

手のひらを額にあて上下、左右にゆらす

手のひらの親指つけ根部分の膨らみを額にあてる。まず額をゆらすように上下にゆっくりと5回動かし、左右にも5回動かす。

☑皺眉筋(しゅうびきん)

眉頭から眉山方向へ向かう筋肉で、眉間に縦のシワを作る表情筋。眉は眼輪筋と前頭筋が接する場所でもあるので、皺眉筋の衰えは、眠そうに見える上まぶたの重さの原因に。

親指を眉頭にあて頭の重さでほぐす

テーブルに肘をつき、眉頭下の凹み部分に親指をハの字にあてて、頭をのせる。そのまま頭の重さで10~20秒圧をかける。

☑側頭筋(そくとうきん)

耳上に広がる筋肉で、目まわりの筋肉“眼輪筋”に直結している。下あごにも付着しているため噛む際にも使われる。目の疲れ、食いしばり、フェイスラインのたるみにも関与する筋肉。

手のひらの付け根で側頭筋を押し上げて

手のひらのつけ根の部分を側頭部にあてる。側頭筋を後方へ押し上げながら5回回す。場所を少しずつずらして同様に行う。


撮影=石原麻里絵〈fort〉 取材・文=白倉綾子 ※GLOW2024年11月号より

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