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カステラに豆花にドーナツ♪ いま東京で味わいたい本格台湾スイーツ4選

  • 2024.11.2

ブームがはじまって以来、その人気をキープし続けている台湾スイーツ。素材を生かした程よい甘みや豊富なバリエーション、フォトジェニックな見た目など魅力たっぷり!台湾出身の編集者・旅行作家のMihoWangさん(@mihostaiwan)に、都内で本場の味が楽しめるお店を教えてもらいました!

【南青山】台湾といえば!鉄板のパイナップルケーキを堪能「SunnyHills at Minami-Aoyama」

るるぶ&more.編集部

東京メトロ表参道駅から徒歩7分ほど、おしゃれなショップが立ち並ぶ通りを抜けた先でひときわ目を引く、ヒノキの角材に覆われた建物が「SunnyHills at Minami-Aoyama(さにーひるず みなみあおやま)」です。

るるぶ&more.編集部

なんと、設計を手がけたのは有名建築家の隈研吾氏。店舗の中も、ヒノキのいい香りと温かみのあるムードが漂います。

Miho Wangさんのおすすめポイント
自然光とヒノキの温もりを存分に感じられる、居心地のいい空間!台湾産のお茶と、台湾の自然の恵みをめいっぱい受けて育ったフルーツのケーキを味わいながら、ゆったりと贅沢なひとときが過ごせます。

「SunnyHills パイナップルケーキ」5個入1950円、10個入 3700円、15個入5370円(布袋付き)
「SunnyHills パイナップルケーキ」5個入1950円、10個入 3700円、15個入5370円(布袋付き)

名物は「パイナップルケーキ」。台湾・南投の、さんさんと降り注ぐ太陽と、鉄分を豊富に含んだ水はけのいい赤土はパイナップルの栽培に最適。そんな恵まれた環境で育ったみずみずしい「土パイナップル」をじっくり煮詰め、ザクザクとした果肉の食感と甘み・酸味を適度に残したジャムに。

ジャムを包むクッキー生地にも、台湾のブランド卵や厳選した小麦粉、さっぱりとしたニュージーランド産のグラスフェッドバター(牧草を飼料として育てられた牛のミルクからできるバター)を使用するなどこだわりが満載です。

「SunnyHills りんごケーキ」5個入1950円、10個入 3700円、15個入5370円(布袋付き)
「SunnyHills りんごケーキ」5個入1950円、10個入 3700円、15個入5370円(布袋付き)

低温で時間をかけて煮詰めることで、青森産の紅玉りんごそのままのフレッシュな甘酢っぱさとシャクシャクとした食感を閉じ込めた「りんごケーキ」も人気。
生地には、「パイナップルケーキ」とは異なるフランス産の発酵バターを使用。りんごの味わいや食感を引き立てる、ほろほろとしたクッキー生地に仕上げています。

Miho Wangさんのおすすめポイント
「パイナップルケーキ」は、繊細な甘さとさわやかな酸味が絶妙に調和したジャムが絶品♪ パイナップルそのものの味が生かされていて、どこか懐かしさを感じます。「りんごケーキ」は、すっきりとした風味の発酵バターと、りんごの食感がきわ立つ自然派スイーツ。どちらのも、添加物を使っていないのがうれしいポイントです。

「SunnyHills 南青山限定セット」2340円
「SunnyHills 南青山限定セット」2340円(布袋付き)

「パイナップルケーキ」と「りんごケーキ」をどちらも味わえる、南青山の店舗限定のセットも必見。店舗の建物をモチーフにしたパッケージや、隈研吾氏のスケッチが配された布袋もついてくるので、おみやげにもぴったりです。

■SunnyHills at Minami-Aoyama(さにーひるず みなみあおやま)
住所:東京都港区南青山3-10-20
TEL:03-3408-7778
営業時間: 11〜19時
定休日:無休

【五反田】台湾式朝食専門店で味わう甘じょっぱスイーツがおいしい!「東京豆漿生活」

るるぶ&more.編集部

JR五反田駅から徒歩5分ほどの場所に位置する「東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)」は、台湾式の朝食専門店。気になってふと入りたくなってしまうような、異国情緒漂う外観が目印です。

るるぶ&more.編集部

温かみのある木目調の店内では、定番の豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」から台湾粥、台湾式おにぎり「飯糰(ファントン)」など、どれも本格的なメニューが味わえます。

Miho Wangさんのおすすめポイント
店名にもある「豆漿(トウジャン)」とは、台湾の伝統的な豆乳のこと。そのまま飲むのはもちろん、塩味を利かせた「鹹豆漿(シェントウジャン)」など多彩なアレンジで、飽きのこない本格的な台湾式朝食を味わえると評判のお店です。メニューは台湾人シェフ考案で、すべてお店で手作りして本場の味を再現しているのだとか!

「花生餅」 1個300円
「花生餅」 1個300円

ぜひ味わってほしいスイーツは、「花生餅(フアシェンビン)」。何層かに重なったほろほろ食感の薄皮の中に、細かく砕いたピーナッツとピーナッツペーストを使ったあんがぎっしりと詰まったお菓子です。あんには少量の塩も入っていて、絶妙な甘じょっぱさがクセになります。

「紅豆肉鬆餅」 1個320円
「紅豆肉鬆餅」 1個320円

東京・大田区の老舗「内藤製あん」から仕入れているあんこと、自家製の肉でんぶをたっぷりと使用した「紅豆肉鬆餅(ホンドゥーロゥソンピン)」も、ぜひ味わってほしい一品。日本ではあまりない組み合わせですが、程よい甘さのあんこと、肉てんぶ(台湾の伝統的な豚肉加工品、肉をほぐしたドライフードで、砂糖と醤油をベースにした味つけが特徴)の甘じょっぱい味わいがぴったりマッチしている台湾特有のスイーツです。

Miho Wangさんのおすすめポイント
「花生餅」をひと口頬張るとまず感じるのは、何層も重なる生地のふんわり&しっとりとした食感。その後に口の中に広がる、ピーナッツの粒々感と、濃厚なピーナッツバターの甘みがおいしい!香ばしい生地の風味と、上品な甘じょっぱさがクセになる「紅豆肉鬆餅」もお気に入りです。


■東京豆漿生活(とうきょうとうじゃんせいかつ)
住所:東京都品川区西五反田1-20-3 MKYビル1F
TEL:03-6417-0335
営業時間:8〜15時(土・日曜、祝日は9時〜 ※8〜10時整理券配布)
定休日:無休

【人形町】100年以上の歴史を誇る老舗の名スイーツを満喫「連珍 台湾タロイモスイーツ専門店」

るるぶ&more.編集部

台湾で創業112年の歴史を誇る老舗「連珍 台湾タロイモスイーツ専門店(れんちん たいわんたろいもすいーつせんもんてん)」。東京メトロ人形町駅から徒歩1分ほどの場所に日本初の店舗をオープンして以来、愛されているお店です。

るるぶ&more.編集部

台湾・大甲区の特産品であるタロイモをふんだんに使った、無添加・無着色・保存料不使用にこだわったスイーツがずらり。新鮮なタロイモを台湾から輸入し、店舗併設の工房で毎日蒸して調理したできたてを味わえます。

Miho Wangさんのおすすめポイント
タロイモブームのきっかけになったのもこの「連珍」。台湾では112年もの歴史があり、私の地元でこのお店の創業の地でもある基隆では知らない人がいないほどの名店です。台湾イチの産地である大甲で収穫された、ねっとり濃厚でほんのり甘いタロイモを使っているからこそ、砂糖は少量しか使用していないのだそう。素材自体のやさしい甘さを味わえるスイーツがたくさん揃っています!

「タロイモロールケーキ」 1本1620円
「タロイモロールケーキ」 1本1620円

必食は、タロイモクリームを台湾カステラ風の生地で巻いた「タロイモロールケーキ」。生地のふわふわ食感と、甘さ控えめのクリームが相性抜群で、ひと口食べると止まらなくなってしまう逸品です。

「タロイモシュークリーム」 1個400円
「タロイモシュークリーム」 1個400円

サクサクのクッキーシューに、たっぷりのタロイモクリームが入った「タロイモシュークリーム」にも注目。甘すぎないからペロっと食べられちゃいます!

Miho Wangさんのおすすめポイント
一番のおすすめはやっぱり「タロイモロールケーキ」。台湾カステラ風のふんわりとしたスポンジケーキに、たっぷりのタロイモクリームが包まれていて、ひと口頬張れば口の中に幸せが広がります。「タロイモシュークリーム」には小さくカットされたタロイモが入っていて、食感がおもしろいのもポイント。


そのほかにも、蒸したタロイモを、黒米ともち米を混ぜたもちもちの生地で挟んだ「黒米タロイモ」など、スイーツのバリエーションが豊富なのも魅力。ぜひお気に入りを見つけてみてください♪

■連珍 台湾タロイモスイーツ専門店(れんちん たいわんたろいもすいーつせんもんてん)
住所:東京都中央区日本橋人形町2-10-11 1F
TEL:03-6810-9189
営業時間: 11〜18時
定休日:無休

【飯田橋】3種の絶品揚げマントーに舌鼓「wanna manna 東京飯田橋サクラテラス店」

るるぶ&more.編集部

「wanna manna 東京飯田橋サクラテラス店(わなまな とうきょういいだばしさくらてらすてん)」は、JR飯田橋駅から徒歩2分ほどの複合施設「飯田橋サクラテラス」内に店舗を構える台湾朝食の専門店です。

るるぶ&more.編集部

台湾出身のスタッフがメニュー開発を担当し、本場の味を再現。一部の素材や調理機材なども台湾から輸入して作っているという、こだわりの一皿を味わえます。

Miho Wangさんのおすすめポイント
台湾朝食のメニューのラインナップは日本随一!現地の朝食文化を手軽に体験できます。お店に入った瞬間、「早安(ザオアン=おはよう)」と店員さんから元気な声であいさつされ、オープンキッチンからはおいしそうな香りが漂っていて…と、ワクワク感も高まります。朝から体にやさしい素朴な料理で心もお腹も満たせるお店です。

「揚げマントー チーズ」490円
「揚げマントー チーズ」490円

そんなお店のおすすめスイーツは、「揚げマントー」。台湾の大手食品メーカー「奇美食品(チーメイ)」のマントーを使用し、注文を受けてから揚げることで、揚げたてアツアツの状態を味わえます。

(写真左)「揚げマントー ピーナッツ」490円、(写真右)「揚げマントー 練乳」450円
(写真左)「揚げマントー ピーナッツ」490円、(写真右)「揚げマントー 練乳」450円

チーズ×練乳との甘じょっぱいバランスが絶妙な「チーズ」、香ばしさが引き立つ「ピーナッツ」、外はサクサクのマントーとの相性が抜群のとろーりとした「練乳」の3種類があるので、好みや気分に合わせて選べるのもうれしいポイント!

Miho Wangさんのおすすめポイント
黄金色に揚げられたマントーは、外はサクサク、中はふんわりとした食感!特におすすめのフレーバーは練乳です。甘い練乳がアッツアツのマントーに絡みあって、昼下がりのおやつにぴったり。小さな子どもから大人まで、幅広い年代に愛される味わいです。

(写真奥から)「タロイモ豆花」、「ピーナッツ豆花」、「「ミックス豆花」各700円 ※2024年12月3日(火)までの期間限定
(写真奥から時計周り)「タロイモ豆花」、「ピーナッツ豆花」、「「ミックス豆花」各700円 ※2024年12月3日(火)までの期間限定

台湾で修行を積んだ豆花職人・Yoshiさん監修の期間限定メニューも登場。豆から製法までこだわり抜いた「wanna manna」の豆乳、厳選した素材で手間暇かけて作られたトッピング、数種類の黒糖をブレンドした香り高い糖水で、やさしい甘さと素材を生かしたシンプルな味わいに仕上げた一品をお見逃しなく。

■wanna manna 東京飯田橋サクラテラス店(わなまな とうきょういいだばしさくらてらすてん)
住所:東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム サクラテラス 2F
TEL:03-6380-8646
営業時間: 8〜19時(18時30分LO)
定休日:無休

本格的な台湾スイーツが目白押し!まるで台湾を旅行しているような本場の味を、都内で手軽に味わってみては?

【監修者プロフィール】

るるぶ&more.編集部

Miho Wang
SNS:@mihostaiwan,@mihowang47
Facebook:filmmiho
台湾出身の作家、インフルエンサー。日本観光メディア「MATCHA」の編集長を務め、300店舗以上の取材経験から最新情報・穴場・伝統なスポットに精通。SNSアカウントの合計フォロワー数は14万を超え、多くの支持を得ている。東京と台湾の台湾グルメや関連イベントについても情報を発信している。


Photo:Miho Wang、Sunny Hills at Minami-Aoyama、東京豆漿生活、連珍 台湾タロイモスイーツ専門店、wanna manna 東京飯田橋サクラテラス店

Text:河野未夢(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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