1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「妊娠4か月で破水。赤ちゃんは助からないとわかっていても、産まなければならなかった」双子を流産した人気リアリティスターの告白

「妊娠4か月で破水。赤ちゃんは助からないとわかっていても、産まなければならなかった」双子を流産した人気リアリティスターの告白

  • 2024.11.1

リアリティ番組『The Real Housewives of Orange County』に出演していたエミリー・シンプソン(48歳)は、先日あるポッドキャスト番組に出演。不妊治療に苦労したこと、そして双子を流産したときのことを振り返った。

何度も流産を経験

シェアナ・シェイがホストを務めるポッドキャスト番組『Scheananigans』に登場したエミリー・シンプソン。『Us Weekly』によると同エピソードでは、夫であるシェイン・シンプソンと結婚した当初から、早く子どもを授かりたいと思っていたと語った。

「シェインと15年前に結婚したとき、かなり早くから子どもを作ろうとしていました。当時私は32歳でしたし、『私には時間がない』と思ったのを覚えています」

それから何度も流産を経験したため、体外受精をすることに。その結果、双子を授かることができたものの、妊娠中期に流産を経験。そのときのことをこう振り返っている。

「忘れもしない、コストコでのことです。私は、双子の男の子と女の子を妊娠していました。妊娠4カ月のときで、夫に『何か変な感じがする』と言ったとたんに通路のあちこちで破水したのです。もちろん、妊娠4カ月で破水した時点で、何かがおかしいということはわかるでしょう」

そして、当時住んでいたアメリカ・ユタ州の救急病院に運ばれたエミリー。そこで陣痛が始まり、「助からないとわかっていても、産まなければならなかった」と双子を失うことになった当時の心境を明かした。

「これまでの人生で経験したことがないような恐ろしいできごとでした。夫のシェインにしがみついて、『もう二度とこんなことはしない。もう耐えられない』とずっと泣いていたのを覚えています」

代理母出産で3人の子どもの母親に

最終的に緊急帝王切開と輸血が必要となり、エミリーは入院することに。そのときの経験を自身の妹のサラに話すと、「もうやめて。何が悪いかは分からないけど、あなたの体はもう無理なの」と言われ、代理母になると申し出てくれたという。

それからサラは代理母として、アナベル(11歳)、双子のルークとケラー(9歳)の3人の子どもを出産している。

流産の経験は「トラウマになっている」と語り、 「今3人の子どもたちを見ていると、いつも妹のことや妹がどれだけの犠牲を払ったかばかりを考えてしまう」とも明かした。

流産についての会話

妊娠20週目以前に妊娠が終わることを指す「流産」。『Mayo Clinic』によると、妊娠に気づいている場合、約10%〜20%が流産に終わっているというものの、流産の多くは妊娠に気づく前の早い時期に起こることがあるため、実際はもっと多いという。 また流産は通常、胎児が本来あるべき発育をしていないために起こるもので、母親の糖尿病、ホルモンの問題、感染症などの特定の条件がその一因となることがあると指摘している。

2020年には、メーガン妃が『The New York Times』に寄稿したエッセイで、自身の流産の経験について告白。「子どもを失うということは、耐え難い悲しみを背負うということ。多くの人が経験するにもかかわらず、話題にする人はほとんどいません」とつづり、勇気ある告白は注目を集めた。

もちろん、自身の経験をオープンするかしないかは個人の判断であり、必ずしもそうすべきではないものの、同じ経験をした人の話を聞いたりすることで、心が落ち着く瞬間もあるはず。メーガン妃をはじめ、クリッシー・テイゲンやビヨンセなど、流産の経験について勇気を出して告白したセレブのもとには、多くの称賛の声が届いている。

元記事で読む
の記事をもっとみる