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11/3には水星が射手座入り11/16は牡牛座で満月!

  • 2024.11.1

鮮やかな黄金の絨毯が敷き詰められた道を歩くこの季節。踏みしめるとギシギシと音を立て靴底に心地よい感覚が伝わってくる、秋のシアターへのいざないは私たちを詩人や哲学者にしてしまうようだ。過日のこと、流れる雲を見ながら「幸せってなんだろう」、「良い行いってどんなことだろう」と考えていた。生きることや希望ってどんなこと? こうした問いには正解がないけれど、それでも私たちは時折、とりとめのないテーマに思いをはせてしまいますよね。

こんにちは、深まりゆく秋の中で哲学タイムが楽しいエミールです。

答えの無い問題は一見、私たちにはあまり関係のないことのように思えますが、答えが存在しないからと言って放置せずに、それでも一生懸命に答えに向っていこうとする姿勢はとても大切なことではないでしょうか? 昔、何かの本で読んだことがあるのですが、フッサールという哲学者が提唱したことのひとつに「本質観取(ほんしつかんしゅ)」という言葉がありました。

本質観取とは「そもそも△△はどんなもの?」とか「どんなこと?」と問いを発する時に、「それはこんなことではないかしら?」とか「こんな感じでは?」とまず回答らしきものを探します。

そのような回答が出るのは、何らかの根拠や過去の事例に思い当たることがあるからではないか?というものです。

様々な人が、それぞれの意見を持ち合いながら「共鳴」してゆく試みが物事の本質をとらえ、ひいては自己理解をも深めようとするのが哲学です。

単純に言えば「相互理解から自己理解への旅」と言えるかもしれません。

ミーティングしながら、それぞれが意見を述べ合い、そこからみんなが納得できる「共鳴」を見つけようとする作業は、自分発見にも役立ちそうです。

みなさんもテーマを見つけて友達どうしで、時には哲学の時間を作ってみてはいかがでしょうか?

「価値」や「意味」に命をふきこむことで、現在あなたが抱えている悩みや迷いを解決する方向性が見えてくるかもしれませんよ。

さて、過日寄せられたこんな話ですが、「あの人、すごく苦手。どうしても好きになれない、どうしよう?」というものです。 ホントに困りましたね、さて、どうしましょう?

苦手な相手と日々顔を合わせる環境が、ずーっと続くと思うとぞーっとしますよね。 他者に対して好きとか嫌いと、感情的な判断をするのは日常的にもよくあることです。 これは人間の本能ともいえることなので、このこと自体には大きな問題はなさそうです。 がしかし…嫌いな人がそばにいて気分が良いわけはありません。

動物であれば本能的に敵と判断した時には隠れるか逃げるか、ふたつにひとつでしょう。 でも仕事や学校ではそうもいきませんから、このように考えてみてはどうでしょう。 好きと嫌いの中間にある、どちらでもないという(どうでもよい)もうひとつの引き出しを心の中に、用意してください。

「嫌」と感じたあとには「どうでもよい人」の引き出しを開け、意識のコピーを上書きしてしまいましょう。

或いは、ここにいる自分は仕事や勉強の目的で来ている自分であるので、「気分本意」から「目的本意」へと変換するのも良い方法です。

そうそう、先ほどの哲学の時間に戻って、そもそも「好きとは?嫌いとは?人はなぜ、好き嫌いがあるのだろうか」という壮大なスケールへと、飛んでいくのも良いですね。

二進法で白黒をつけるのも良いと思いますが、人生は一次方程式で解は一つというわけにはいきません。

現実という世界の中で、無限に存在する解を求めながら、もっとも自分にあった答えを導きだすのが生きる知恵なのです。 ゆったりと思案にふけり、いろんな疑問を心の黒板に書き出してみるのも良いですね。 晩秋の舞台設定は、考え事に最高ですから!

さて、11月の天空を観察すると11/3には水星が射手座入り、11/16は牡牛座で満月誕生。 11/20には冥王星がみずがめ座に入り、いままで山羊座との間で繰り返していた逆行が終了して、ついに「移動完了」です。 書いていて思わずため息がでそうになるこの天の惑星配置…。

11/3から射手座入りする水星は、一時期逆行はするものの1/8まで射手座内に滞在します。

射手座における水星はデトリメント(敗)なので弱点が表面化しそう。

思考が一直性の射手座とクルクル考え方が変わる双子座では感性が違うので、今回射手座内での水星はやや浮足立ったような感じになりそうです。

身のまわりにもフェイクニュースが増えそうですから、実態をきちんと確かめるなど気をつけてくださいね。

11/16日の満月は天王星と合、インパクトの強い変革期を暗示しています。

電撃的な出来事や社会をおどろかせるような出来事が起こりそう。 牡牛座での満月ですから、個人の場面では衝動買い・爆買いなど物欲にでることがありそうな予感も。

三番目の11/20冥王星は2008年に山羊座にチェックインをして2023年から水瓶座への移動を開始していました。

今回11/20に水瓶座へ移動するので、2043年まで「冥王星水瓶座時代」です。個々の心の中にも何等か破壊願望が芽生えることもありそう。

単なる感情の爆発ではなく「創造的破壊」、つまり新しい未来を創るための破壊であれば、無から有の誕生に自分を賭けることがあっても良いわね。

時代は今、こうしている間も流れています…

ある晩の帰り道、ふと空を見上げる。 地上を照らす宇宙の万華鏡。 澄み切った夜空で静かに、またたく星たち…。

この晩、私は飽きることなく星を見続けていました。

なんだかほんの少し、星とお話ができたような、そんな夜でしたが、気がつけば夜気の中に、ぽっかり浮かぶ深紅の山茶花。 その深紅は、まるで空に映し出されている星のような不思議な想いがしたのです。

エミール

10/16深夜、日本海の夜空に浮かぶスーパームーンです。山形県酒田市の友人が送ってくれました。

お話/神野さち(エミール・シェラザード)先生

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