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【2つ星店の元料理長】コレは中華!?いえ、フレンチです!「牛肉の赤ワイン煮込み春巻き」は革命的な件

  • 2024.11.1

「春巻きといえば中華」と誰もが思いますが、今回挑戦するのは予約の取れない超人気「フレンチ」シェフのGeorgeさんが作る春巻き!Georgeさん、春巻きが大好きなのだそうですが、そこはフレンチシェフ、一般的な春巻きの具ではなく牛肉の赤ワイン煮込みを巻いていました。どんな味になるのやら…?ということで、異次元の春巻きをさっそく作ってみました!



今回参考にしたのは、1743年創業の老舗酒造会社・白鶴酒造が運営するYouTubeチャンネル『白鶴酒造公式チャンネル【日本酒】』。
「牛肉の赤ワイン煮込み風春巻き」は「白鶴✕Georgeのおうちビストロ」というシリーズのレシピのひとつで、よく合う日本酒の銘柄も紹介されています。

老舗の酒蔵と聞くと、昔からの伝統を守るあまり新しいことには手を出さないイメージがありませんか?
この白鶴酒造公式チャンネルではGeorgeさんに限らず数多くのコラボを行っていて、さまざまな食材を扱って新しい料理にチャレンジしています。伝統ももちろん大事ですが、固執することなく成長を続けていく姿勢に共感します。

Georgeさんの「牛肉の赤ワイン煮込み風春巻き」の材料と作り方



【材料】※2~3人分
・牛肩ロース肉薄切り…50g
・玉ねぎ…50g
・マッシュルーム…50g
・春巻きの皮…2~3枚
・オリーブオイル…適量
・塩…適量
・赤ワイン…40ml
・しょうゆ…5ml
・みりん…5ml
・バター…10g
・水溶き片栗粉…適量
・黒こしょう…適量
・のり(小麦粉を水でといたもの)…適量

玉ねぎは薄切りにしておきます。
マッシュルームは1/4に切って、さらに薄切りにしておきます。
牛肉は広げて軽く塩を振って、適当に切っておきます。

【作り方】※調理時間:20分+冷ます時間
1. フライパンにオリーブオイルをひき、中弱火で玉ねぎを炒めます。



2. しんなりしてきたら塩を一振りします。



3. 玉ねぎが半透明になったらマッシュルームを入れ、中火もしくは強火にして塩を軽く振ります。



4. マッシュルームに火が入ったら、牛肉を入れてざっと炒め、全体を合わせます。
牛肉は焼きすぎるとかたくなるので、ざっとでOKです。



5. 水分がある程度飛んだら、しょうゆ、みりん、赤ワインを加えて煮詰めます。



6. 水分が1/3くらいになったら、バターを加えて煮詰めます。



7. 味をみて黒こしょうを振ります。



8. 水溶き片栗粉を入れて混ぜ、中火に戻して炒めます。
トロミがついたらバットに移して、粗熱が取れるまで置きます。


9. 具が冷めたら、端にのりをつけた春巻きの皮に乗せます。



10. 巻いて端をのりで止めます。



11. 春巻きを揚げます。
揚げ油(分量外)の温度が低い状態で春巻きを入れ、揚げ油が160℃になるまでゆっくりと火を通します。
春巻きの縁に色がついたら裏返し、もう片面も揚げます。



12. 半分に切って器に盛り付けて、出来上がりです。



普通の春巻き同様に具には火が通っていますので、春巻きの皮がきつね色になればOK。
普通ならそのまま皿に盛り付けるのですが、フレンチなので?半分に切って盛り付けるのがちょっと驚きです。皮がパリパリなので、どうしてもスパッときれいな切り口にならないのがちょっと悔しいところでもあります。
かじるとまず皮のパリパリが来るのはもちろんのこと、すぐに具の味が口に広がります。赤ワインを煮詰めたコクと牛肉の旨味をとても感じるのに、「これは春巻き」という固定観念がぶつかってちょっと脳がバグります。春巻きの皮で包んではいますが、これはとてもおいしいフレンチで間違いありません。

そういえばGeorgeさん、YouTubeの中で「仕事帰りのすき屋」なんて言ってましたので、結構ジャンクなものも好きなんですね。
最近はGeorgeさんに限らず、有名シェフが休日に自分の好きな食事を楽しむ様子をテレビやYouTubeで見ることができます。有名シェフが牛丼を食べている様子はなんとなく微笑ましく見えて、思わず「お疲れ様です」と言ってしまいます。

春巻きの皮には何でも包めますので、たまには中華ではない春巻きをぜひ作ってみてください!

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