1. トップ
  2. ダイエット
  3. グリップを変えれば、真っすぐ遠くに飛ばせる! 正しい握り方とグローブの選び方

グリップを変えれば、真っすぐ遠くに飛ばせる! 正しい握り方とグローブの選び方

  • 2024.11.1

ゴルフクラブの性能を100パーセント引き出すためにも、正しいグリップにするべきです。クラブとの唯一の接点であるグリップがいい加減だと、ボールにパワーも伝わらなければ、クラブフェースの芯でとらえることができません。飛距離が出ない、ボールが真っすぐ飛ばないという悩みがある人は、一度自分のグリップを確認してみましょう!

教えてくれたのは:りたまるゴルフコーチ/1996年生れ、東京都出身。160cm。LPGAティーチングプロA級。三觜喜一プロのもとレッスン経験を積み独立。華奢な体格から生み出されるパワフルなショットにはギャップ萌え必須。わかりやすくロジカルなレッスンに信頼を置く生徒が多数。現在はフリーでゴルフレッスンを行いながら、各種メディアにも登場。Instagram(@ritamaru_golf)

◆左腕とクラブが一直線になるように持ち上がればOK

左手のグリップ

左手のグリップから説明しましょう。

グリップの正解は中指、薬指、小指の付け根にクラブを置くこと。人差し指の上にもクラブは乗りますが、付け根ではなく真ん中あたりになります。そのままクラブを握りますが、中指、薬指、小指の3本はクラブに引っかけるように握ります。その状態で人差し指と親指を伸ばすと、ピストルを撃つような形になりますね。そのまま人差し指と親指でクラブをつまむように握りましょう。付け根の部分がクラブから離れないように注意。NGグリップは、手のひらの中心にクラブを置いてぎゅっと握ることです。

中指、薬指、小指のツケ根、人差し指の真ん中あたりにクラブを乗せるのが正解。手のひらの上にクラブを乗せるのはNG

正しくグリップしたとき、人差し指と親指にはほとんど力は入っていません。試しに左手1本でクラブを握り、左腕とクラブが地面と平行で一直線になるように持ち上げてみましょう。人差し指と親指を外してもその形をキープできるはずです。なお、手のひらでクラブを握っている人は、左腕とクラブが一直線になるように持ち上げることはできません。

左手1本でクラブを持ち、左腕とシャフトが一直線になるように水平に持ちましょう。正しいグリップなら、中指、薬指、小指の3本だけで持つことができます

右手のグリップ

右手のグリップも手のひらの上にクラブを乗せるのはNGです。やはり、中指、薬指、小指の付け根の上、人差し指の真ん中辺りの上に置きましょう。中指、薬指はクラブに引っかけるように、人差し指と親指は付け根がクラブから離れないようにつまむイメージで握ります。

親指と人差し指でクラブをつまむように握ります。付け根の部分はクラブから離れないようにピッタリつけましょう

グリッププレッシャーは、緩めよりもしっかりが正解です。クラブを握ったときに、指と指の間に隙間ができないように握ると、しっかり握ることができます。

◆正しいグリップにすればミート率アップ=飛距離・方向性アップ!

そもそもなぜ正しく握ることが重要なのでしょうか? 正しいグリップで握ると、アドレスの形も変わってきます。例えば、NGとしてご紹介した手のひらでぎゅっと握ったグリップでは、両手の位置が低くなってしまうことが多く、クラブヘッドの先が少し浮いた形になりやすくなります。ライ角どおりに構えていないため、クラブフェースが少し左を向きます。そのまま打つと左への引っかけが出やすく、無理に防ごうとしてカット打ちになるとスライスが出るなど、ミスが続いてしまいます。

正しいグリップなら、両手の位置が下がりにくいため、ライ角どおりにクラブを構えることができます。ミート率が上がるので方向性がアップしますし、力も伝わりやすいので飛距離も伸びるわけです。飛距離が出ない、真っすぐ飛ばない人にグリップをチェックしほしい理由はそこにあります。

グリップが正しければ、クラブヘッドの先端も浮くことなく、フェース面を目標に対してスクエアに合わせることができます

さらにクラブにフィットしたグリップを目指すなら、グローブのサイズにも気を配ることができれば完璧! ありがちな間違いは、試着したときに指を真っすぐ伸ばして手のひらを広げた状態でサイズ感を確かめることです。グローブはクラブを握るためにあるので、指を少し曲げた状態でのフィット感を確かめましょう。逆に指を伸ばすときつく感じるぐらいが正解です。
また、クラブを握ったときに小指球(手のひらで、小指の根本付近で盛り上がっている部分)より少し上の手の腹にシワが寄っていないことを確認しましょう。シワができる人はサイズが大きいと判断してください。

グローブを選ぶときは指を少し曲げた状態でサイズ感をチェックしましょう。クラブを握ったときに小指球より少し上の手の腹にシワができないサイズを選びます。

撮影/山代厚男 取材・文/山西英希 取材協力/Golvi Golf Lounge Ginza

The post グリップを変えれば、真っすぐ遠くに飛ばせる! 正しい握り方とグローブの選び方 first appeared on Regina(レジーナ).

元記事で読む
の記事をもっとみる