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【THE RAMPAGE山本彰吾連載 後半】THIS IS YAMASHO【YAMACHIHO HENGE🍑vol.07】

  • 2024.11.8

THE RAMPAGEの“頭脳”・山本彰吾さん(通称・山彰さん、愛称・やまちほさん)の連載『YAMACHIHO HENGE🍑』もついに今回でラストイシュー。

7つのHENGEの最後を飾るテーマは『THIS IS YAMASHO』!

これぞ山彰さん!という攻めに攻めまくったY3K(3000年代)なビジュアルと、アーティスト/プロデューサーの2面性を深掘りしたインタビューで、山彰さんの頭の中の宇宙へ・・・♡

※取材に際して、質問をsweet 公式X、インスタグラムで募集したところ、たくさんのご質問をいただきました。ありがとうございました!

(後半)

「ファンの皆さんの人生を彩る役目だから、

関係値のいい友達みたいな関係でいたい」

As a producer

――ではここからはプロデューサー的な立場としての質問を。

Q. ライブ作りとは具体的にどんなことをやっているのですか?

🍑「ツアーで言うと、HIROさんはじめ、クリエイティブのスタッフさんが決めてくれるざっくりとしたタイトルがまずあります。サブタイトルじゃないですけど、テーマ性みたいなものを決めて、こういうライブかなというところから決めていきます。セットリストを作って、ステージセットも相談させてもらって、バンド、ステージ構成、作り込みまでファンの皆さんとの距離感、どうやったら楽しんでもらえるかなみたいなところも間に入れ込んだり、しっかりメンバーが引き立つような演出も入れたりします。自分がアイデアを出させていただいて、ライブ制作チームのPATOさん、SEVAさんが具体的に組み込むという感じですね。『Cyberhelix』の登場や最後の曲、東京ドームの登場の仕方などのアイデアも出させてもらいました」

――演者としてのリハもあるし、ライブ制作中の山彰さんは忙しいですね。

🍑「ライブの制作期間中は本当に家が散らかります。頭の中も散らかってるし、帰ってもずっとライブのことを考えちゃうんで。なので、逃げるように(岩谷)翔吾とお酒を飲み行くんです

――『俺だけ忙しい!』みたいになったりしませんか?

🍑「多少ありますよ。リハーサルでみんながワイワイしてるところを見たりすると、『こっちめっちゃ考えてんだけどな』って思う。でもそれでいいかな。その人の役割って別のところにあるので。で、わざと人にアイデア出しを振ったりします。いいものを作ってくれたりするんですよ。僕が煮詰まってきて頭が固くなったときに、みんなの柔らかい頭で柔軟なアイデアをもらうことが必要なので、その人たちまで頭が固くなっちゃうと、固いライブしか出きなくなっちゃうんで、それでいいと思う」

――メンバーで誰に相談することが多いですか?

🍑「ステージングでいくと、(神谷)健太とまこっちゃん(長谷川慎)。究極、どっちがファンの人が喜ぶかなって迷う時にはいっちゃん(藤原樹)に聞くんです。もっと細かく、誰がここに行ってとか、こっちのお客さんをケアしてって時には(武知)海青に聞きますね。『この人なりの見せ方がもう頭にあるんだろうな』っていうのは、まこっちゃんとか絶対あるんで、この曲はまこっちゃんっぽいなって思ったらすぐ任せます。『これお願いします』って言ったら、『(鈴木)昂秀と2人でやるんでいいですよ』となる。あいつ(昂秀)は2つ返事で絶対やってくれるから(笑)。
陣さん、LIKIYAさんには、最終的に相談します。自分でも悩んで、メンバーでも悩んだりする時には『これってどうですか』っていうのを相談しますね』

――ライブ作りの時にいろんな意見が出てくると思うのですが、それを調整するのは大変ですよね?

🍑「大変です。 頭の中でこっちがいいと思ってても、あえてみんなの意見を聞く時もあるんですよ。いろんな人を巻き込んで着地させる方法もあれば、自分の中に人の意見を1回入れて、いろんなビジョン、メリット・デメリットを話した後に、じゃあこっちかなと入れる時もあるし、チャレンジ的な意味で、せっかく発言してくれたしと、その人のやりたいことを入れるのも僕の仕事だし、自分のやりたいことだけをやっても、みんなが面白くないと思うので、そこのバランスを取っていく感じですね

――そのバランス感覚はまさに天秤座ですね。

🍑「確かに。天秤してます。AB型天秤座ですね」

――そこまでやっているアーティストってほかのグループでいらっしゃるんですか?

🍑「LDHのアーティストってライブを大事にしているので、たぶん何かしらやってると思うんですけど、たとえば僕がライブを作ったり、健太がバンドリハに参加したり、陣さんが会社にしっかり筋を通すやり方をしてたりと、トータル的に作り上げてるのはTHE RAMPAGEしかいないかもですね。まこっちゃんとたっくんがやっているアパレルの『*p(R)ojetR®』(プロジェクトアール)※1も全部セルフプロデュースでやってたり、そういった意味で『THE RAMPAGEエンタテインメント』が確立しつつあると思います」

※1:『*p(R)ojetR®』(プロジェクトアール):長谷川慎さん、後藤拓磨さんが手がけるTHE RAMPAGEのアパレルブランド。

――THE RAMPAGEさんは16人と人数も多いから、いろいろな役割ができますもんね。演者としてだけでなく、意識的にそういう役割をしていこうという動きは最初からあったのですか?

🍑「最初からありました。人数が多いから自分にしかできないことを見つけようという動きがあったんですよ。グループの幅を広げるために、北ちゃん(吉野北人)はお芝居の仕事、RIKUさんは歌、(川村)壱馬はラップと、ボーカルの役割ができてきたのが始まりですね。それだったら俺らもやらないとな、みたいな感じでパフォーマーも動き始めて、龍は作曲、たっくん(後藤拓磨)、まこっちゃんはアパレルで、とそれぞれ見つけていった感じです」


Q.予算さえあれば、いつかやりたい演出とかありますか?滝とか噴水とかド派手ラスベガス演出希望です!

🍑「自分たちが『めっちゃ踊って、めっちゃ歌う』というところに実はTHE RAMPAGEブランドがあるかなと思ってるんですよね。なのでステージはシンプルにして、逆に客席を全部変えたりしたい。やっぱりどうしても会場って座席の色とか雰囲気とか、決まってるじゃないですか。世界観を作り込む意味として、1個のアトラクションみたいに会場ごと作れたらいいなって思いますね。椅子のデザインとかも変えて、真っ黒にして、逆に客席が変わった方が面白いかな、とか。僕らがやってることは変わらないんだけど、客席が動いていくとかね」

――360℃回転する劇場(IHIステージアラウンド東京)とかもありますもんね。

🍑「そういうのはいつかやってみたいですね」

Q.エンステとセンステはどちらがライブを作りやすいですか?

🍑「ライブの作りやすさで言うと、センターステージですね。いくらでも形ができるというか。『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 “16”』で言うと、真ん中に丸いステージがあって、こっちにAという1番大きいステージがあって、反対にBという小さいステージがあって、花道があるってなったら、①Aで完結、②真ん中の丸いステージで完結、③Bで完結、④花道だけで完結、⑤AとBで全体使う、それだけ5曲くらい構成が作れるんですけど、エンドステージは構成を作り込まなきゃいけないんです。エンドステージのほうが割と大変。でもその分、一方向に全部出せるんで、圧が出るんですよね。
ジオラマ模型みたいに全部集まってるのがエンドステージで、自分たちもその一部になれるのがセンターステージ。見せるならエンド、入り込ませるならセンターみたいなイメージがあります。ライブのテーマ性によりますよね。そこのバランスを取っていくと、楽しんでもらえるかなと思います


Q.色んなセトリや構成を考えている彰吾さんですが、感銘を受けたアーティストのライブはありますか?

🍑「昔から父親がずっとB’zさんのファンクラブに入ってて、ライブにたくさん行ってたんですよ。2時間ぐらいかな?もう少し長いかもしれないですけど、子供の自分でも(飽きずに)見れるというか、その生感にテンションが上がってました。
ダンスするようになって、EXILEの『FANTASY』※2を大阪・長居スタジアムで見て、新しいライブだなと思いました。 海外のアーティストも何人か見に行きましたね。1番最初に見たのが、多分、ブラック・アイド・ピーズ。神戸かどっかのホールで。そのマンパワーにやられました。ジャスティン・ビーバー、BIGBANG、この間のサム・スミスとか、いろんなライブを見ましたね。一番、胸がぐっと熱くなったのは、二代目J Soul Brothersと三代目J Soul Brothersの継承のライブ※3。やっぱバチバチじゃないですか。ライブの構成もすごく面白くて。そのライブがずっと残ってますね。
僕は歌を聞いてるのも好きですし、自分がそういう現場が好きだからこそいろんなやりたいこととか、見せたいものが出てくるのかもしれないです

※2:FANTASY:EXILE LIVE TOUR 2010 “FANTASY”。2010年7月、広島ビッグアーチを皮切りに行われた全国スタジアムツアー。

※3:EXILE TRIBE 二代目 J Soul Brothers VS三代目J Soul Brothers Live Tour 2011 ~継承~

Q.THE RAMPAGEのLIVEで、パフォーマンス・音・照明・特効などがバチッとハマった瞬間、本当に格好良くて身震いします!過去のLIVEで、やましょうさんがいちばん気に入っている、もしくは苦労して生み出した構成を教えてください!

🍑「登場のインパクトってやっぱり大事だから、1発目にどうやって出てきたら盛り上がるかっていうのを考えるんですよね。今までって結構こう、バーンって上げてドンってやると盛り上がるし、絶対THE RAMPAGEが1列だったら盛り上がるっていうのがあった。でも『Cyberhelix』の曲的に、『キャー』で始まることはないなと思ったんですよ。だったら行けるとこまで洗練された出方を考えて、(川村)壱馬がLEDの前に出てきて、後ろを向いたらみんながいてそこに合流するっていう、神聖な演出を考えました。バンドでバーッと盛り上がってバーンって出てきてもいいし、『Cyberhelix』の曲の最初の『てんてんてん・・・』で始まっても盛り上がると思って、ずっと自分のなかでどっちがいいんだろうと葛藤してました。『一発の衝撃』って大事だけど、そういう曲じゃないよなって思う自分もいたんで、思い切って(バンドと)別々で出ようという話になったんです。
ステージでやってる自分たちは後ろを向いているからわからなかったけど、映像で見た時にすごく良かった。壱馬がスッて出てきて、手をバーンってやって、ウィーってLEDが開いて、スモークが焚かれる中に自分たちがいて。あれ見た時、自分でも『うわ、すげえ』となったんで、嬉しかったですね

THE RAMPAGE / CyberHelix (LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16)

 


――『Cyberhelix』は今までとは全然違うライブになりましたね。

🍑「『Cyberhelix』は『見るライブ』にしたかった。ライブは2、3曲目ぐらいで崩した方がいいでんすよ。フォーメーションとかも、一気にブワーってやった方がいいんですけど、(3曲目の)『WAKE ME UP』もしっかり見せたかったので、『SLVER RAIN』を2曲目にもってきて、最初の1曲だけじゃなくてちゃんと『見るライブ』なんだなって、その世界観をファンの人がわかるようにしました。アンコールでしっかりぶち上げればいいっていうのはあったんで、逆に最初はより守っていくっていうか、察していくやり方にしました

Q.『Cyberhelix』は『THROW YA FIST』を超えるツアーだったのかなと思いました。山彰さん的に手ごたえはどうでしたか?

🍑「やっぱり誰に聞いても、『THROW YA FIST』※4って絶対出てくるんですよ。初めてのアリーナツアーでみんな気合い入ってたし、時間をかけて作ったツアーだったから、自分のなかで『THROW YA FIST』を超えられるかな?みたいなプレッシャーがずっとありました。
『Cyberhelix』は久しぶりのエンドステージだったので、『THROW YA FIST』とはあえて違う方面から攻めるというか、あの時は若いフレッシュなTHE RAMPAGEを見せていたけど、『Cyberhelix』は洗練されたTHE RAMPAGEを見せると考えて、よりクールに作っていきました。爆発しないやり方っていうか、ずっと抑えていくやり方で。
『THROW YA FIST』はどっちかというと、赤い炎でふわんと盛り上がって、『Cyberhelix』は青い炎で、でも温度高い、みたいな作り方をしたので、多分ファンの中でも比べてるようで比べてないっていうか、『Cyberhelix』も好きになってくれたのかなと思いますね」

※4:THROW YA FIST:2019年に開催されたTHE RAMPAGE初の全国アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”」。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / THROW YA FIST (LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”)

 


――今後、さらにいろんなライブの見せ方があると思うとワクワクしますね。普段からライブの構成を考えるために何かインプットとかされてるんでしょうか?

🍑「いや、もう全部、THE RAMPAGEのことを考えるだけです。いろんなアーティストさんのライブを観るとかっこいいなと思うんですけど、着想を得てオマージュするみたいなのが苦手で、どうにかこうにかオリジナルを出したいなと思って考えてます。
この間の東京ドームの『*p(R)ojetR®』もどうやって出たらかっこいいかなっていうのをずっと考えて、2019年の味を出して『THROW YA FIST』で出たい、で、そのプラスで、ちょっと嘘つくとかそういうギミックを入れていくと、もう『THROW YA FIST』より絶対的に上に行く出方になるからっていうのを、どんどん自分の中で足していって新しい見え方にしようと思いました」

――お話しを聞いていると、やっぱり曲が大事なのかなと思うんですけど、次はこんな曲にしてほしいというリクエストは出したりするのでしょうか。

🍑「いま、ちょっと流れが変わってきたんです。もともとはHIROさん、avexのスタッフさんが次のシングル、次のアルバムについて考えてくれてるんですけど、その中に自分たちの想いも入れていきたいとここ1年で伝えさせてもらっていました。最近では逆にHIROさんやavexのスタッフさんから打ち合わせを組んでもらって、リーダー、ボーカル、(サウンド面に詳しい)龍とかを入れて、どういう考えがあるかとか、こういうことをやろうと思っているという会議をしました。自分はライブに向けてどういうものを作っていくかを大事にしていきたいので、そういう発信をさせてもらいました。なので、よりライブが作りやすくなっている傾向にありますね。
グループとしての考え方っていうのが絶対あるから、そういったものを理解してもらえるようになったので、よりいいチームワークでいいものを作れるようにキャッチボールしていけたらいいなと思います

――チームの力はだんだん強まってるなと思いますか?

🍑「僕たちもステップアップしたいですし、みんなそれぞれが今、一番自分たちに自信があると思う。皆さんの力がないと無理なので、そこを巻き込んでいくのが大事かなって思いますね


Q.後輩グループでライブをプロデュースするとしたら、どのグループでどんなふうにプロデュースしたいですか?

🍑「後輩ではないですけど、f5veのライブは絶対面白いですよ。ステージングとか攻めたら超面白いなと思いますね。男の子たちで言うと、TJBB(THE JET BOY BANGERZ)はTHE RAMPAGEと近いものがあるので、そのノウハウを活かしたステージができると思うし、彼らのパフォーマンス力を最大限に引き出したライブ演出とかを提案させてもらったりとかできたら、嬉しいなと思いますね」

Q.将来ボーイズやガールズなどグループを作ったり、プロデュースしてみたいですか?

🍑「プロデュースしてみたいですけど、自分はとてもじゃないけど『プライベートちゃんとしろ』とか、そういうことは言えないんですよ。 そういうことはグループではリーダーの仕事になるんで。僕はどちらかというとクリエイティブなことをしたいので、ビジュアルプロデュースみたいなことをしたい。『じゃあ全員スーツで、こういう髪型で、こういうメイクで、こういう発信の仕方で』っていうのはやってみたいなと思いますね」

――オーディションはどうですか?

🍑「オーディションとかも楽しいだろうな。でも選べないな、全員に情が湧くタイプなんで・・・。なのでサブぐらいで、『あの人優しいよね』っていうポジションがいいです(笑)」

Q.『やまちほへんげ🍑』でやましょーさんがメンバーをへんげさせるとしたら、誰をどんなふうにへんげさせますか?

🍑「みんな面白そうだけど、(浦川)翔平かな。ぶっ飛んだ格好をさせたいなって思うんで、JUUN.J(ジューンジー)※5とか、KAIKO(カイコー)※6とか、モードなんだけど、ストリートも感じられるようなブランドを着させて、メイクとかも奇抜にしたい。翔平も結構、塩顔イケメンというか、色白で筋骨隆々な感じはしますけど、フェミニンな色を出せる気がするんですよ、メイクとかで。うっかりした時に『おい、かっこいいな』となるんでそこを全力で出して。エクステつけたり、髪を伸ばしてハーフアップに縛ったりしたらめっちゃセクシーに見えると思うんですよ」

※6:JUUN.J(ジューンジー):2006年に韓国人デザイナーの Jung Wook Jun が設立したブランド。自身のバックボーンであるアジアの伝統文化とソウルの現代感覚をインスピレーションとしている。

※7:KAIKO(カイコー):2016年に代官山のセレクトショップ「O」のディレクターである吉田拓がスタートしたブランド。懐古主義、回顧など、不変的なメンズウエアの要素を大切にしつつも、時代、空気、気分を反映したコレクションを製作。

――いいですね。いつかそんなへんげもやってみたいですね。


About TODAY’S SHOOTING

本日の攻めに攻めまくった撮影コンセプトは、山彰さん発案でしたね。Y3K(3000年代)ファッションがここまで似合うのはさすが山彰さんだなと思いました。本日の感想を教えてください。

🍑「今日の撮影を心待ちにしてたので、本当に嬉しくて楽しくて幸せな撮影でした。やっぱり自分がやるとこうなるんだなっていうのがわかりました。ありがとうございました」

ランペの頭脳のランペ愛

RAVERS

🍑「不思議な関係ですよね。自分らが当事者だからかもしれないですけど、ファンの方がファンな感じがしないっていうか、ステージの上でもアーティストして、踊って歌ってってやりますけど、自分の個人の活動を通してファンの人と接すると、本当に友達じゃないですけど、話を聞いてくれる味方だなって思ってて。いい距離を保ってる関係でずっといたいなと思います。
僕の1個の発言で、人の人生って変えてしまうし、ファンの人にいい意味でも悪い意味でも影響を与える可能性があるんですが、できればしっかり自分の気持ちも大切にしてほしいっていうのは、僕はずっと発信してます。THE RAMPAGEが全てじゃないよっていうのは冷たく聞こえるかもしれないですけど、皆さんの人生を彩る役目だから、ほんとに関係値のいい友達みたいな関係でいたいです。
ライブ以外で皆さんにより近くで会える活動とかもどんどん増やしていきたいなと思いますし、ライブで見た時に『やっぱかっけえな』ってなるくらいがいいかなって思う。普段はわちゃわちゃして、アホしてるただの2、30代の男だけど、ライブで見た時にやっぱこの人たちの本業ってそうだった、みたいなびっくりしてもらえるような関係でいきたいです」


About YAMACHIHO HENGE🍑

――7つのへんげを終えて印象的だった回などありますか?

🍑「全部好きですね。(過去のビジュアルを見ながら)Vol.01のクラブ回は『Cyberhelix』のMVの頃かな?髪が長いなぁ。Vol.02のメイク回もよかったですね」

🍑「Vol.03のLOVE回も好きだし、Vol.04の古着回では、普通に古着を買ったからな。Vol.05の居酒屋回、こういう素の回もよかったです。焼き鳥が美味しかったし。(乾杯の写真を見て)うわー、やっぱビール飲みてぇ」

――Vol.06のsweet回は可愛いとコメントが多かったですね。

🍑「幅がすごいですよね。こんなsweetだったのが今日のビジュアルっていう。これ、同じ人ってみんなが認識できてるか、心配になってきました(笑)」

Messege to sweet girl

――では最後に読者の皆さまにメッセージをお願いいたします!

🍑「『やまちほへんげ🍑』全7回、楽しんでくれてありがとうございました。毎回、質問やコメントもしっかりといただいて、インタビューもたくさん応えさせていただいたのでめちゃくちゃ楽しかったですし、自分のこれからの振り幅、やりたいことだったりにも随分とプラスになりました。ほんとに皆さんありきの連載だったなと思います。これからも僕の変化を楽しみにしていただけると嬉しいなと思いますので、こんな格好をしてほしいとかあったらぜひ送ってもらえると。いつか実現すると思いますので、それまで何回も読み直してほしいなと思います」

――ありがとうございました!


photo : FUMIKO SHIBATA
styling : MOMOMI KANDA
hair & make-up : Aki[KIND]
text : sweet web

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
 
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