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【11月1日の花】ブラックティー 紅茶の日には紅茶色のバラを紅茶缶に

  • 2024.11.1

フラワーデザイナーの佐藤俊輔さんが一日一花、暮らしが華やぎ、活力をもらえるおすすめの花をナビゲート。今日は、花を飾ってみませんか?


11月1日の花はバラ「ブラックティー」

1791年の11月1日、伊勢の国の大黒屋光太夫という人が、ロシアの女帝エカテリーナ2世のお茶会に招かれ、日本人として初めて外国の正式なお茶会で紅茶を飲んだために、11月1日は紅茶の日になっています。

そんな今日の日に飾りたいのが「ブラックティー」というバラの品種です。

およそ50年前に日本で生まれたバラで、黒に近い赤色はまさにティーカップに入った紅茶のような色をしており、紅茶のような香りもします。

その珍しい色と香りにマッチしたネーミングから、誕生以来高い人気を誇っています。

気温が高いと赤色が強くなる傾向があるので、春よりも秋のこの時期に出回るブラックティーの方が、より紅茶らしい深い色を楽しめます。

ロシアにちなんで、サンクトペテルブルクに生まれ、パリ文化に育まれたティーメゾンの缶に生けて、紅茶の日をじっくりと味わってはいかがでしょう。

【黒赤色のバラの花言葉】決して滅びることのない愛、永遠の愛、化けて出ますよ、永遠
【ブラックティーが誕生花の人】7月22日

佐藤俊輔(さとう しゅんすけ)

フラワーデザイナー。大手百貨店退社後、花の世界へ。2014年モナコ国際親善作品展国内選考会で特別賞を受賞。'17年「女性自身」(光文社)、’19年日本最大級の花材通販「はなどんやアソシエ」にて季節のアレンジメントを連載。’20年から、CREA WEBにて「Playful Flower Life!」連載中。

文=佐藤俊輔
イラスト=佐藤弘昌

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