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【大阪府大阪市】孤立する若者を支援するD×Pが泌尿器科と連携!医療機関へのアクセスをサポート

  • 2024.11.1

孤立する若者の支援を行なうD×P(ディーピー)は、岩佐クリニックと業務提携を開始。提携を通して経済的困難など様々な境遇によって孤立しやすい若者が、自分の体と心を守れるようにサポートする。

若者に居場所を提供するユースセンター

D×Pでは2023年6月より、居場所を求める若者が集まる大阪ミナミの「グリ下(道頓堀のグリコ看板下)」から徒歩5分の場所に、ユースセンターを開所した。ユースセンターでは、若者がごはんを食べたり、ゆっくりしたり、仮眠をとったりと安全に過ごせる空間をつくっている。

繁華街にたどり着く若者は、これまで複数の大人との関わりで傷つき、福祉や医療などの既存の支援につながるハードルが高くなっているが、本人だけではどうにもならない環境に置かれていることも多いという。

ユースセンターでは、こうした若者に居場所の提供や、個別面談、医療機関への同行支援を通して、本人の望む状態に進めるよう一緒に考えている。

泌尿器科との連携を実現

ユースセンターでは、性感染症や妊娠不安等の性にまつわる相談が数多くあった。D×Pはこれまで医療機関(婦人科)と連携してきたが、今回男性の受診が可能な泌尿器科との連携も実現することができた。

若者にとって、体の心配があってもどこの病院に行けばいいかわからない、また、病院に行きたくないという気持ちから、医療機関につながらない現状があるという。

しかし、D×Pでは、ユースセンターのスタッフに「こういう先生だよ」「一緒に行ってみよう」と声をかけられることで、若者が病院に行こうかなという気持ちになると考えている。

今回、性機能障害、排尿障害、尿失禁、性感染症に対応している岩佐クリニックとの連携により、若者が困ったときに医療機関に相談できる体制がより一層強化されることになった。

ユース世代の孤立を解決するD×P

D×Pは、不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある13〜25歳のユース世代の孤立を解決するNPO。LINE相談事業「ユキサキチャット」では、全国から相談を受け付けている。また、困窮するユース世代へ、食糧支援・現金給付を実施している。

D×Pでは、「新しいセーフティーネットをつくること」を目指し、ユースセンターが中継地となって、世の中にある多様な社会的資源につながり、若者ひとりひとりが自分なりに生きていけるような環境をつくっている。

D×Pの活動やユースセンター、「ユキサキチャット」についての詳しい情報は、D×P 公式サイトでチェックしよう。

この機会に、D×Pの取り組みに注目してみては。

■岩佐クリニック 住所:大阪府大阪市中央区日本橋1-3-1 三共日本橋ビル3階 URL:https://www.iwasa-cl.net

D×P 公式サイト:https://www.dreampossibility.com

(yukari)

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