柿が出回るのは、秋から冬にかけて。旬の時期においしい柿を食べる機会が増えますが、柿のへたがとても硬いので、剥くのに手こずることが…。簡単な柿の剥き方がないかと検索してみたら、YouTubeの料理チャンネル『料理教室のBonちゃん』で一生使える柿の剥き方を紹介していました。柿はお尻から切れば皮剥きが簡単になるそう。剥いた柿を使い、Bonちゃんさん考案の「柿とかぶのサラダ」も作ってみました。
柿の切り方を紹介していたのは料理教室を主宰するBonちゃんさん
一生使える柿の切り方を見つけたのは、チャンネル登録者数23万人のYouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』。運営者のBonちゃんさんは東京都内で料理教室を主宰し、20年間で延べ1万7千人の方に料理を教えたそう。
動画では、知らないと損をする料理のコツやテクニックをわかりやすく伝授していますよ。
今回気になった柿の剥き方も、知っておくと便利なキッチンライフハックのひとつ。簡単に実践出来る切り方なので、筆者もトライしてみます。
へたを切らないのがポイント!「一生使える柿の剥き方」を試してみた!
1. 柿をきれいに洗って、お尻側に十字の切り込みを入れます。
柿のへたに当るまで包丁で切り込みを入れます。へたを切る必要はないので、力を入れなくて済みますよ。
2. 切り目から柿を広げるようにして外します。
手で柿をへたから外します。今回切った柿は結構やわらかかったため、へたと実の境目がぐちゃっとなってしまいましたが、硬めの柿だときれいに外れると思います。
柿を手で外すと、簡単にへたを取り除けました!
3. へた側からお尻側に向かって皮を剥きます。
画像右側が柿のへた側、左側がお尻側となります。
撮影のため、画像では柿をまな板に置いていますが、左手に柿、右手に包丁を持って、へた側からお尻側に向かって剥きました。今回切った柿はやわらかかったので、皮を剥いた時に少し滑り、表面に段が出来てしまいましたが、皮だけを剥けばいいので簡単でした。
すべての皮を剥きました。柿のへた部分を最初に外したおかげで、スムーズに剥けましたよ。続いて、動画で紹介されていたサラダを作ってみます♪
和えるだけで簡単に作れる♪「柿とかぶの居酒屋風」を作ってみた!
【材料】(作りやすい分量)
柿…1個 ※今回は上記で切った柿を使用
かぶ…1個 ※今回は130gの小かぶを使用
酢…大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
塩・こしょう…各適量
お好きなドライハーブ…お好みで ※なくても可
1. かぶをきれいに洗い、皮付きのまま食べやすい大きさに切ります。
今回はくし切りにしたかぶを薄切りにしました。かぶは食べやすい大きさであれば、どんな形に切ってもいいそう。
2. 切ったかぶに塩を揉み込んで下味を付け、酢とこしょうを加えて混ぜます。
先に塩を揉み込むと、かぶがおいしくなるんですって。
塩を揉み込んだかぶに、酢とこしょうを混ぜ合わせました。
3. 2に切った柿とオリーブオイルを加えて混ぜ、お好みでドライハーブも加えて混ぜ合わせます。
薄いくし切りにしたかぶに合わせ、柿も薄く切ってから和えました。今回は、ドライパセリを少し加えて彩りをよくすることに。あっという間に作れましたよ!
かぶの瑞々しい甘さと柿の濃厚な甘さが合う♪ぜいたく感のある一品
柿とかぶを切って和えただけで作れる、「柿とかぶの居酒屋風」が完成しました。柿の濃厚なオレンジ色とかぶの白色が目を引く、おしゃれなサラダです♪
かぶはやわらかめながらサクサクとした食感、柿はとろ~っとしていて甘さが濃厚♡かぶのさっぱりした甘さと、柿の濃厚な甘さが混ざり、秋冬が旬の2つの食材のおいしさをストレートに堪能出来ました♪
今回使った柿は熟したものだったため、柿を噛むと濃厚な甘いソースが掛かった、かぶのサラダのようになりました。硬めの柿を使えば、甘さ控えめで食感がいいサラダになりそうです。
硬いへたは無理に切る必要はなし!実をへたから外せば皮剥きがラク♪
YouTubeの料理チャンネル『料理教室のBonちゃん』で見つけた柿の剥き方は、へたと実を手で外せば、力いらずで皮剥きが出来るというちょっとしたコツでした。
へたと実を一緒に切ると結構力が必要ですが、実だけに切り込みを入れるので、軽い力で済みました。
柿は秋冬にしか出回らないフルーツなので、ぜひこの剥き方を参考に、旬の柿を召し上がってみてくださいね。
皮を剥いた柿と切っただけのかぶを和える「柿とかぶの居酒屋風」も、カラフルで映え感のあるサラダになるのでおすすめです♪