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北海道で見かけた標識 写真に「80年代のファンシー文具みたい」

  • 2024.11.3

道の行き先や制限速度、注意喚起など運転者に必要な情報を伝えてくれる、道路標識。

シカやサルなど野生動物が道路に飛び出す恐れがある地域では、対象の動物を描いた『動物注意標識』が設置されることがあります。

地域によって出没する可能性のある動物はさまざまで、そのデザインもかなり自由なのだとか。

北海道にある道路標識が?

出身が北海道である、道民の人(@North_ern2)さん。

北海道で見られる『動物注意標識』の写真を投稿したところ、「めっちゃ好き」「見てみたい!」といった声が集まりました。

見たらきっと心が和むであろう、1枚がこちら!

キツネの親子が並んでいるー!

描かれているのは、北海道に生息する、キタキツネ。すらりとした体に、長い尾を持つ動物なのですが、標識ではかわいく、デフォルメされているではありませんか。

親子で並んで歩くイラストに、癒されますね!

ちなみに北海道は、キタキツネの飛び出しを注意する標識がいくつもあり、デザインのバリエーションも豊富なのだとか。

ほかにも、道民の人さんが撮影した、キタキツネの標識の写真を2枚紹介します。

どの標識もデザインが個性的です。見かけたら、つい写真を撮りたくなってしまうことでしょう!

投稿には「か、かわいすぎる親子…」「化けてだましてくるのか」「80年代のファンシー文具みたい」といった声が寄せられました。

北海道ならではの写真に、多くの人の胸がキュンとしたのでした!

なお、キタキツネは、エキノコックスと呼ばれる、寄生虫が住み着いていることが多いです。人間が触ってしまうと、エキノコックス症に感染するリスクがあり、最悪の場合、命を落とす可能性も。

また、道民の人さんによると、最近では、観光地や峠沿いで道路へ出てきて、人間に食べ物をねだろうとして、自動車にはねられるキツネも増えているといいます。

人間に寄ってくるキツネはかわいらしいですが、それは人間に餌付けされてしまった個体です。

餌付けされたキツネは野生で生きる力を失ってしまい、最期は車にはねられたり、獲物を狩る術を忘れて飢えたりしてしまいます。

北海道でキタキツネを見かけても、絶対に触らないようにするのはもちろんのこと、餌付けをしたり、道路に食べ物を捨てたりするのはやめてくださいね。

[文・構成/grape編集部]

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