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「日本サッカー史上最大の番狂わせ」を起こした元日本代表が現役引退、キングには続かず

  • 2024.10.31
「日本サッカー史上最大の番狂わせ」を起こした元日本代表が現役引退、キングには続かず
「日本サッカー史上最大の番狂わせ」を起こした元日本代表が現役引退、キングには続かず

Text by 佐伯洋(編集部)

J3・アスルクラロ沼津に所属する元日本代表MF伊東輝悦(50)が31日、今シーズン限りでの現役引退を表明した。

伊東は、東海大学第一高からJリーグ元年の1993年に清水エスパルスへ加入。地元・清水出身のスター選手として18年間に渡って活躍し、2011年にヴァンフォーレ甲府へ。その後、長野パルセイロ、ブラウブリッツ秋田を経て、2017年から沼津でプレーしていた。

また1996年のアトランタ五輪では、グループステージ初戦でブラジル代表から決勝ゴールを記録。若き日のロナウド、リヴァウド、ロベルト・カルロスらを擁する王国ブラジルは圧倒的な優勝候補で、日本の勝利は“マイアミの奇跡”として称えられた。

日本代表としては、1997年から2002年までに27試合(0得点)を記録。甲府時代の2011年にはJ1史上初の通算500試合出場を達成している。

沼津には現役最年長のJリーガーとして在籍し、キングカズこと三浦知良(57)に続く存在とみられていたが、50歳の節目にユニフォームを脱ぐことを決断した。

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