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【天才レミさんレシピ】こう見えてコレ…乳製品たっぷり使う「牡蠣の焼きリゾット」なの♡旨味の大洪水に衝撃!

  • 2024.10.31

牡蠣がおいしい季節ですね。今日作るのはNHKの「みんなのきょうの料理」で平野レミさんが紹介していた「かきのカリカリ焼きリゾット」。なんとなくレミさんの料理って牡蠣を使うことが多いように感じていますが、今回はどんな料理になるんでしょう?しかもレミさんと言えばホンの15分程度で何品もの料理を作れることでも有名です。このレシピはどれほどの時短で作れるのか、そこも楽しみなんですよ。



平野レミさんの「かきのカリカリ焼きリゾット」の材料と作り方

【材料】※2~3人分

・牡蠣 (生食用)…200g
・バター…20g
・にんにく…小さじ1
・玉ねぎ…1/4個分(50g)
・マッシュルーム…50g
・牛乳…カップ1/2
・生クリーム…カップ1/2
・オイスターソース…小さじ1
・ハーブソルト…小さじ1/8(塩でも可)
・白こしょう…少々

レミさんは放送時、「かきのカリカリ焼きリゾット」と言っていましたので、そのレシピ名を使っていますが、後ほど番組公式HPをのぞいてみると「かきの焼きリゾット」と表記されているようです。



牡蠣は塩少々を入れた塩水で振り洗いし、水気を切っておきます。
※塩水に漬けてしまうのではなく、旨味が逃げないように塩水の中でひだの間にある汚れを落とすようにします。
にんにくと玉ねぎはみじん切りにしておきます。
マッシュルームは薄切りにしておきます。
直径20cmくらいのフライパンがおススメです。

・かために炊いたご飯…300g
・ピザ用チーズ…50g
・コーンフレーク…20~25g
・ミニトマト…適量
・クレソン…適量
・塩…少々
・バター…5g



ご飯は温めておきます。
コーンフレークは粗くつぶしておきます。
ミニトマトは4等分に切っておきます。

【作り方】※調理時間:15分
1. フライパンにバター20gを入れて中火で熱します。



2. バターが溶けたら、にんにくと玉ねぎを加えて炒めます。



3. バターがなじんだら、マッシュルームを加えて炒めます。



4. 玉ねぎがしんなりしたら、牛乳、生クリーム、オイスターソース、ハーブソルト、白こしょうを加えます。



5. ソースが沸いたら、牡蠣を加えます。



6. そのまま強火にして、2~3分間煮詰めます。


7. 弱火にしてご飯を入れ、全体をよく混ぜます。ご飯が汁を充分に吸ったら、ピザ用チーズを加えてサッとからめてバットに取り出しておきます。



8. フライパンに残った油をペーパータオルで拭き、バター5gを入れて中火にしてコーンフレークを加えます。



9. 軽く炒めてフライパン全面に広げたら、その上にご飯を戻し入れて表面を軽く押さえます。



10. 火を止めてフライパンに皿をかぶせて返し、ミニトマトとクレソンを飾って出来上がりです。



レミさんの料理と言うと奇抜なイメージがあると思いますが、この料理のようにしっかりとしたものも多く、今回もとてもおいしく頂きました。しかもたった15分で出来ちゃうとはうれしい限り。味はバターやマッシュルームの旨味はもちろんのこと、なんといっても牡蠣の旨味が全体に広がっていて、コンフレークのカリカリ、乳製品の旨味とご飯のバランスが絶妙です。おそらく、多いかなと思われる乳製品が味のポイントになっているのだと思います。このレシピには乳製品が結構使われていますが、実は牛乳よりも牡蠣の方が鉄や亜鉛、ビタミンB12といった体によい成分をバランスよく含んでいます。牡蠣の身が乳白色であることも由来の一つですが、海のミルクという別名が付いているのにもうなずけます。

今回の牡蠣には生食用と但し書きが付いていましたが、実は生食用と加熱用の差は鮮度で決まるわけではありません。大抵の食品は新鮮なら生で、少し時間が経ってしまったら加熱してという認識でよいですが、牡蠣に限っては鮮度ではなく、海域なのです。牡蠣は海水を体内に取り込み、その成分を吸収することで成長します。そのため、育った環境の海水が牡蠣の味を左右しますので、保健所が定期的に水質検査を行い、基準値を下回っていれば生食用としてよい海域となります。

通説に「牡蠣はRの付く月が旨い」とか「Rが付く月以外は牡蠣を食べるな」とか言われますが、1月から12月を英語表記にしてみるとおもしろいことに9月から4月にはRが入っていて、5月から8月にはRは入っていないのです。5月から8月は丁度牡蠣の産卵期に当たるので身が細ってしまうこと、そして夏は食中毒の原因になる菌が増えやすいことが「食べるな」という理由なのですが、Rが付く/付かないという月名との偶然の一致は不思議です。

とても簡単でおいしいので、Rの付く月にぜひ作って食べてみてください!

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