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娘の志望校を否定し【学費は出さない】宣言した夫「稼ぎの良い男と結婚すれば?」→ 悲しい末路に

  • 2024.10.31

家族にモラハラを繰り返す男は、外面が良いということがよくあります。筆者の知人・R香の夫も外面だけは良く、周囲にモラハラの気配すら気付かせない人でした。そんな夫に復讐を果たしたR香。モラハラ夫の悲しい末路をご紹介します。

画像: 娘の志望校を否定し【学費は出さない】宣言した夫「稼ぎの良い男と結婚すれば?」→ 悲しい末路に

モラハラ夫

私の夫は、娘が生まれると途端にモラハラぶりを発揮して、自分を最優先されないと私に暴言を吐き、時には暴力を振るうこともありました。
娘のこともまったくかわいがろうとせず、「うるさいから泣かせるな!」「ドタバタ走るんじゃない!」など、小さい頃から文句ばかり。

そんな夫は、外面だけは抜群に良かったため、周囲の人は「良い旦那さん」「良いお父さん」というイメージが強く、私の両親でさえ、最初の頃はモラハラを信じてくれませんでした。

一番の悩み

私がもっとも頭を悩ませていたのは、夫からの経済的DVです。
1ヶ月に渡される生活費は2万円のみ。
家計はすべて夫が管理していて、娘のミルク代やオムツ代にも困るほどでした。

夫は娘にかかるお金にはことさら嫌な顔をして、なかなかお金を出してくれず、特に洋服代や習い事の月謝などは「もったいない。」と言って不自由な思いばかりさせていたのです。

娘の進学

夫は他人へのプレゼント・食事代の負担などを進んで行うところがあり、娘の学費や洋服代よりも、他人を優先する生活がずっと続きました。

娘が高校を受験する時、大学附属の私立高校へ行きたいという話になったのですが、夫はこれをあっさりと拒否。
将来保育士になるために行きたい大学だと話しても「女なんか別に働かなくたって、稼ぎの良い男と結婚すれば良いだけの話だろ。」「学歴のある女なんて面倒臭いだけだ。」と言って、学費を出さないと言い出したのです。

これに怒ったのは娘でした。
娘は私の両親に泣きつき、今までの父親の仕打ちをすべて打ち明けることに。
私の両親から「Mちゃん(娘)に聞いたけど、本当なの?」と連絡があったため、私も今までのことをすべて話しました。
私の両親は事実であることがわかると、目に入れても痛くないほど可愛がっている孫のために立ち上がったのです。

両親の訪問

私の両親は夫に内緒で我が家を訪ねてきました。
いきなりの訪問に夫は慌てましたが、いつものように外面の良さをアピール。
しかし、すべて私たちから話を聞いていた両親は「体裁ばかり装っても、全部2人から聞いているよ。他人に良い顔をする暇があったら、自分の家族を優先すべきじゃないのか? 高校に行かせないなんておかしいだろう!」と猛抗議してくれたのです。

私の両親に正体がバレてしまった夫は、驚くような告白をし出しました。
「お金がないんです。出してやりたくても交際費がかさんで、借金している状態なんです。」
私は借金のことなど何も聞かされていなかったので、正直驚きました。
すると私の父親が「そんな大事な話もできないなんて、うちの娘はあなたの妻として相応しくないんですね。娘と孫はうちで面倒みますので、ご心配なく。」と言ってくれたのです。

図々しい!

しかし、夫はこの期に及んでも体裁を気にして「離婚なんてしたら、社内の信用がガタ落ちです。お金を少し援助していただければ大丈夫なので。」と図々しいことを言い出しました。
これには両親の怒りもMAXに! 「娘と孫は連れて帰ります!」と言われ、夫はしょんぼりとしていました。

私と娘はその日のうちに家を出て実家へ。
その後、モラハラや暴力のことなども明るみに出たため、夫は離婚届に判を押す羽目になりました。
夫が恐れていたように、社内でも信用がガタ落ち。
何度も泣きついてきましたが、私は今までの仕打ちを許すことができないので、知らん顔しています。

【体験者:40代女性・パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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