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【保存版】神社参拝の基本マナーと心得! 「おみくじは参拝後」「参道は端を歩く」【マーク・矢崎監修】

  • 2024.10.31

年末年始や旅行先など、神社に訪れる際の基本マナーと心得を、人気占い師のマーク・矢崎先生に教えてもらいます。


【神社ってどんな場所?】

神社は神聖な場所です。神様がいらっしゃる神域として、太古の昔から大切に守られてきました。お参りの際は、基本的なマナーを心得ておくことで、より良いご縁を結ぶことができます。また、神様との対話を通じて、心の安らぎも得られます。

神社は神道の聖地として、日本の文化と深く結びついています。お寺とは異なり、神様をお祀りする場所です。全国には約8万社の神社があり、それぞれの神社に異なる神様がいらっしゃいます。また「八百万の神々」という言葉があるように、山や川、木々など、自然界のあらゆるものに神様が宿ると考えられてきました。

【参拝の基本作法】

神様との対話には、早朝や午前中が最適です。空気が清々しく、心も澄んでいる時間帯だからです。正午を過ぎると、少しずつ邪気が強まってくると言われています。
初詣は、年が明けてすぐの時間がベスト。新しい年の始まりの瞬間に、神様に一番近い場所にいられるからです。また、深夜2時頃(丑の刻)は、神様との距離が最も近づく特別な時間とされています。ただし、喪中の方は、しばらくの間(50日程度)は参拝を控えめにした方が良いでしょう。心と体を整えてから、改めてお参りしてください。

鳥居をくぐる前に一礼

神社に足を踏み入れるときは、まず鳥居の前で一礼をします。これは神様の領域に入らせていただくという意味があります。参道は端を歩き、中央は神様の通り道として空けておきます。

手水舎で手と口を清める

手水舎では、丁寧に手と口を清めます。右手で柄杓を持ち、左手を清めます。次に左手で柄杓を持ち替えて右手を清めます。その後、左手に水を受けて口をすすぎ、最後に柄杓を立てて柄を清めます。

[本殿に着いたら参拝]

お参りをするときは、神様との大切なご縁を結ぶ場として、丁寧な心持ちで参拝させていただきましょう。神社は神聖な結界に守られた場所です。お参りすること自体が、最高の厄除けになると言われています。穏やかな心で参拝し、神様との大切なご縁を育んでいきましょう。
お賽銭の金額に決まりはありません。気持ちを込めて、無理のない範囲で納めましょう。五円玉は「ご縁」に通じることから好まれています。最近では、キャッシュレスでお賽銭を受け付ける神社も増えてきました。支払方法は変わっても、大切なのは感謝と祈りの気持ちです。また、初穂料は、昔、新米を神様にお供えしていた習慣から来ています。現在では、特別なお祈りやお礼の際にお納めするお金のことを指します。

☑本殿での参拝手順

1.鈴を鳴らして神様にご参拝の意を伝えます
2.お賽銭を入れます
3.二回お辞儀をします
4.手を二回打ちます
5.心を込めてお祈りをします
6.最後に一回お辞儀をして締めくくります

☑願い事をするときの注意点

願い事は、具体的に、そして心を込めて行うことが大切です。「お金持ちになりたい」といった漠然とした願いよりも、「月収〇〇〇円になれますように」といった具体的な目標を立てましょう。
結婚や恋愛の願い事は、できればパートナーと一緒にお参りすることをおすすめします。二人の思いが重なることで、より神様に届きやすくなります。
お仕事の願い事は、目標とする数字や期限を明確にすると良いでしょう。「来年3月までに売上○○円達成」といった具体的な願いの方が、実現に向けて行動しやすくなります。

【おみくじや絵馬の作法】

おみくじの授かり方

おみくじは、参拝の後で引くようにしましょう。良い結果が出たら、大切に持ち帰って指針とします。あまり良くない結果でも、決して落ち込む必要はありません。神社の結び木に結んで、お祓いしていただきましょう。

絵馬の書き方

絵馬は神様へのお手紙のようなもの。自分の願いを丁寧に書き記すことで、決意も新たになります。書く時は、まず自分の名前をはっきりと記します。神様は大勢の人の願いを聞いていますので、誰の願い事かをしっかりとお伝えすることが大切です。
願い事は具体的に、でもシンプルに書きましょう。長々と書くよりも、核心を絞って書いてください。また、個人情報は必要最小限にとどめ、気になる場合はシールなどで隠すこともできます。お子様や高齢の方の場合は、代筆も問題ありません。大切なのは、願いを込める気持ちです。住所欄も、特別な場合を除いて書かなくても構いません。

【七福神巡りもおすすめ】

七福神めぐりは、七つの福を授かる日本の伝統的な参拝方法です。七福神は恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされていて、それぞれの福神様には、異なる御利益があります。
また、七福神が乗る宝船の絵には、特別な意味が込められていて、枕の下に置いて眠ると、良い初夢が見られると言われています。また、この絵には、一年の幸せを運んでくる願いも込められています。

テキスト=西瓜社

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