ショーン・メンデス、まだセクシュアリティを模索中

ショーン・メンデスが、自分のセクシャリティについて、今の素直な気持ちを語った。現在ツアー中のショーンは、10月28日（現地時間）にコロラドのレッドロック野外劇場で行った公演で、楽曲の合間に観客にこう語りかけた。「本当に若い頃から長い間、僕のセクシュアリティが人々の話題になってきた。セクシュアリティとは美しくも複雑で、型にはめるのが難しいものだから、ちょっとおかしい気がする」

「僕の個人的なこと、自分自身がまだ模索していることを干渉されている気がした。ちなみにまだ答えを見つけられていません」と続け、「今は自由に話しているから」「皆を近くに感じられる」と語りかける。「僕の人生、僕のセクシュアリティは、皆と同じように模索している最中なんだ。わからなくなることもあるし、逆にわかった気持ちになることもある。そして本当に怖い。セクシュアリティについて、多く発言しなければいけない時代に暮らしているから」と続け、こう締めくくった。「勇気を振り絞って、人間であろう、ものごとを感じ取ろうとしている。今、僕が本当に言いたいのは、これだけです」

カミラ・カベロと長く交際し、サブリナ・カーペンターや、カイロプラクターの女性とのロマンスもウワサされたショーンだが、2020年にもダックス・シェパードのポッドキャスト「Armchair Expert」で、セクシャリティについて言及。ゲイでありながらそれを隠している友人に触れ、自分のセクシュアリティについて噂されていることに「怒りを感じる」と明かしていた。

最近のコンサートで披露した新曲「The Mountain」でも自身のセクシュアリティについて取り上げ、こう歌っている。「心変わりする日もある／必要なことを言えばいい／僕は若すぎると言ってもいいし／歳を取りすぎていると言ってもいい／僕は女の子を好きだと言ってもいいし、男の子が好きだと言ってもいい／君の型に当てはめて好きなように言ったらいい」

Text: Tae Terai

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