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40代に推奨。501より太いストレートデニムが気分! リーバイスの新作「555」って知ってる?

  • 2024.11.1

デニム派の大人なら一度ははいたことがあるであろう、リーバイス501。この数字はロットナンバーと呼ばれています。型番ですね、要するに。501は言わずと知れたストレートシルエット。デニムの原点にして頂点とも称される、まさに永遠のスタンダードです。
 
裾口にかけてテーパードシルエットになっているのが505で、ブーツカットが517で……と、デニムにお詳しい方ならある程度はご存じであろう、この数字。100種類以上あるとも言われていますが、先日リーバイスのお店であまり見慣れない数字を発見しました。555です。
 
 

リラックスストレートの555……、505じゃなくて550じゃなくて、555? 初めて見たかも!?

555はストレートの501より少しだけ太く、ワイドで有名な550よりは細いリラックスストレートシルエットなんだそう。新作が2024年の秋冬にそっと登場していたのですが、これが……試してみたらめちゃはきやすかった! のです。

555はリラックスストレートです

こちらが555。まさに「ちょっと太めのストレート」でございます。お色によって価格は異なりますが12,000~14,000円くらいと、実はプライスもフレンドリー。

はきやすく感じた秘密は腰のラインにあります。501って、さっきからストレートだって言ってるんだから腰からすとんと落ちるシルエット。その分、とくにお尻が大きい私のような女性は、ベルトをしないと美しいシルエットを保てないのです。歳を重ねて全体的に太くなり、お肉もゆるくなってきて、基本の501もちょっと大きめを選んだ方がしっくりくる昨今。ベルトはわりとぎゅ~~~っと締めて、多めに余ってしまっている腰部分のデニム地を固定しておかねばなりません。が、555は腰が少しだけ内側に入っているものだから、パッと見はゆったりめの501みたいな雰囲気していますが腰まわりは人知れずいい具合にフィット。なんだったらワンチャン、「ベルトしなくてもイケるかも?」な雰囲気。

黒の555の方が、サイドがきゅっと内側に入っているのが分かりますね。たったこれだけの角度の違いではきやすさが変わるなんて、デニムって奥深い。

左が新作の555、右が愛用している501XX。555のほうがちょっと短めをセレクトしております。

これは、なかなかの発見。どうしてリーバイスは555を大々的に宣伝してくれていないのでしょう。こんなにはきやすいのに。ともあれ、秋冬に向けて基本のデニムの新調を予定している方で、「太め過ぎるデニムに飽きてきた」「ストレートデニムがほしいけどちょっと太めシルエットだと安心」などの細かいこだわりのある方は、ぜひリーバイスのお店で試着を。「ウエストが細くて501がちょっと合わない」とか「腰がカーヴィだから曲線のあるデニムのほうが安心」なんていう、うらやましい方もぜひ。こういうちょっとしたシルエット問題ってニーズに合わせてデザインされている新作で解決したほうが近道だし、素材も進化しているのではき心地もいいものに出合えるんだなあと痛感しました。555、オススメですよ。
 

otona MUSE Y

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