台湾発干支占い 11/1～11/30の運勢【亥（いのしし）年】開運の鍵は誠意。焦らず時間をかけよう

亥（いのしし）年

11月1日（金）～11月30日（土）の運勢

誠実な振る舞いが鍵となる時期。たとえ一度断られていたとしても、心を込めて根気強く説得することで受け入れてもらえるなど、あなたの接し方によって事の明暗がハッキリするとき。公私とも、決して感情的になったりせず、誠心誠意、対処することが肝要です。

仕事面では、感情のコントロールが最重要課題に。理不尽な要求や無理難題を押し付けられても、キレたり荒れたりしてはいけません。直球勝負もNGです。ここで必要なのは、冷静に交渉する力と誠意ある態度。相手の求めに理解を示しつつ、譲れない部分については、上手に譲歩を引き出していってください。難しい技術ではありますが、やり遂げた暁には、想像以上の成果を手にすることでしょう。

恋愛面では、お相手としっかり向き合うことが幸福度を高めます。カップルの人は、言えずにいた要望や先送りにしていた問題などを、この機会に伝え合うといいかもしれません。フリーの人は、ごまかしが利きやすいSNSでのコミュニケーションはほどほどにして、実際に会っておしゃべりしたり、お出掛けデートを楽しむことで、距離を縮めていくことをおすすめします。

この時期、相性がいいのは、寅（とら）、卯（うさぎ）、未（ひつじ）年の人。

距離を置いたほうがいいのは、巳（へび）と申（さる）年の人。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

亥（いのしし）年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

細やかな計算のもとに行動ができるよう、「如意算盤」と呼ばれる、そろばんモチーフの風水アイテムを手元に置きましょう。

この如意算盤の力を借りると、“精打細算”といって、物事に対する綿密な計画力、細かく正確な計算力が身につくと言われています。また、持っていることで場のパワーを高めたり、物事が思い通りに運ぶ力を貸してくれるとも。難しい交渉に挑む際は、ぜひ手元に置いておきましょう。

台湾では、中国式の7つ珠のそろばんのミニチュアをキーホルダーに仕立てたものや置物などが手に入りますが、日本での入手は少々難しいかもしれません。日本式の5つ珠のそろばんで代用してもOKです。普段は、計算機やパソコンなど、計算をする場所の近くに飾ってください。

吉方位は、北と南。避けたほうがいいのは、東と西。

ラッキーカラーは、赤と白色。避けたほうがいいのは、緑と黄色。

亥（いのしし）年・基本性格

何事にも真っ正面から向き合っていく熱い人。

初志貫徹をモットーとし、一度決めたことは、着地点までやり抜く気概と根性の持ち主です。

真面目な性格で、人に対しても、仕事に対しても常に誠実。

当初の約束を果たすのはもちろん“もう少し○○なほうが喜ばれるかも……”と思ったなら、力を尽くし、プラスαのものを差し出すことでしょう。

最善の結果を出すためなら、損得勘定抜きでついつい頑張ってしまうタイプで、サービス残業をいとわない人も多いのでは。

そんなふうに生真面目で熱い人ではありますが、堅苦しい雰囲気はなく、明るく思いやりにあふれ、どちらかというと楽観的。

また、相手の立場を慮った言動ができ、友人のために奔走することもしばしば。

人を信じることができる純粋さをもって、良好な人間関係を築くことでしょう。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市（饒河街220號の前）での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文=鷹見紗和子
イラスト＝さじきまい