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ショーン・メンデスが自身のセクシュアリティについて率直な思いを語る「僕もまだ模索している」「まだ完全には明確になっていない」

  • 2024.10.31

ショーン・メンデスが自身のセクシュアリティについて率直な思いを語った。

現地時間10月28日(月)、歌手のショーン・メンデス(26)が、レッドロックス・アンフィシアター(コロラド州)で開催された「For Friends and Family Tour」の公演のMCで、自身のセクシュアリティについての率直な思いをファンに向けて語った。

新曲に込めた、セクシュアリティへの考え

メンデスは最近のコンサートで、セクシュアリティに関する内容が歌詞に盛り込まれた新曲「The Mountain」を披露している。

「いつか、僕は心の変化を迎えるだろう/言いたいことを言えばいいさ」「僕が若すぎるとでも、年寄りすぎるとでも言ってくれてかまわない/僕が女性好きだとでも男性好きだとでも言えばいいさ、君の型にフィットするならね」と、型にはめられることについて“勝手にしてくれ”というスタンスを歌い上げるショーン。彼はコロラド公演で、このテーマについて語った。

自身のセクシュアリティを語られるのにはうんざり

「すごく若い頃から、僕のセクシュアリティについてはずっと話題にされてきたんだ」「正直、ちょっとバカげていると思う。だって、セクシュアリティって本当に美しくて複雑なもの。簡単にカテゴリー分けできるものじゃないよね」と、ショーンは複雑なセクシュアリティを簡単に分類する人々に苦言を呈する。

ショーンは「(そういう声は)非常に個人的で、まだ僕自身の中でも明確になっていないものに対する侵害のように思えるんだ。まだ完全には明確化できていないし、これからも追求し続けていくものなんだよ」と個人の悩みを尊重することが大切であることを強調し、自ら「自由に打ち明ける」ことで「みんなともっと親しくなりたい」と語りかけた。

さらに彼は「僕の人生とセクシュアリティについて真実を言うなら、みんなと同じように僕もただ模索しているという状態だよ。時には不明瞭で、時には明確に感じる。怖いと感じる時もあるよ。だって、僕たちはそれについて多くの意見がある社会で生きているから」と正直な感覚を説明した。

「僕は真に勇敢な姿勢で、ひとりの人間として素直に感情を感じる自分を許そうとしているんだ。今言えるのはこれだけだね」と、ショーンは素直にありのままでいようと努力しているようだ。

「運命の相手」を探すプレッシャー

さらに、ショーンは月曜日の公演で恋愛についても話し、独身でいる際に感じる「プレッシャー」を和らげたいと語った。

「独身でいると、『運命の人は誰?』っていうプレッシャーを感じるよね…最初のデートから相手にそんなプレッシャーをかけるなんて、ひどい話だ」と、“運命の人”論が不要なプレッシャーを生んでいることを指摘したショーン。

彼は「僕にとっては、そのプレッシャーを相手から取り除いて、ただその瞬間に感じられる愛を体験することを大切にしたいんだ。それがどこで、どういう形で感じられるかはともかくね。ちょっと寄り添ったり、ハグしたりすることを僕らはみんな必要としていると思う」とショーンは自身の恋愛観を語り、「In Between」を披露したようだ。

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