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チョ・ウジン、重量感を出したくて18kg増量「江南のハンバーガーは全部食べました」<江南Bサイド>

  • 2024.10.30
 韓国ドラマ「江南Bサイド」は、11月6日(水)よりディズニープラスのスターで配信開始 (C)2024 Disney and its related entities
韓国ドラマ「江南Bサイド」は、11月6日(水)よりディズニープラスのスターで配信開始 (C)2024 Disney and its related entities

【写真】色気あふれるチ・チャンウクと謎の女性を演じるキム・ヒョンソの対峙シーン

チョ・ウジンとチ・チャンウクのW主演によるノンストップ・サスペンス「江南(カンナム)Bサイド」が、11月6日(水)より配信される。配信に先立ち、10月30日に韓国・ソウル市内で制作発表会が行われ、主演のウジンとチャンウク、共演のハ・ユンギョンとキム・ヒョンソ、パク・ヌリ監督が出席した。事件を追うエリート刑事を演じるウジンは今回、高校時代以来の人生最高体重まで増量。そのとっておきエピソードを明かし、会場を沸かせた。

ウジン「“ずっしりしていてかわいいおじさん”を表現したかった」

「江南Bサイド」は、江南で失踪した“クラブのエース”を捜索する刑事と検事、そして江南を牛耳るミステリアスな男が巻き起こすスピード感あふれるサスペンス。10月に行われた「第29回釜山国際映画祭」ではオンスクリーンセクションの招待作に選ばれるなど、配信開始前から世界の期待を集める作品だ。

ウジンが演じるのは、江南地区の女性連続行方不明事件を捜査するため左遷先から呼び戻された元エリート刑事カン・ドンウ。痛烈なパンチを繰り出すアクションシーンも用意されている。そんなドンウ役に「親しみのある“身近にいてほしい大人”。最近かわいらしいおじさんが流行ってるんですが、そのイメージに近づこうとしました。重量感を出してほしいという監督の指示もあって、“ずっしりしていてかわいいおじさん”をイメージしました」と言い、体重を18kg増量したことを打ち明けた。

「江南で食べられるハンドメイドハンバーガーを全部制覇したぐらいたくさん食べました」とおどけ、「高校の時も85~90kgほどありましたが、当時は運動をしていなかったんです。今回は運動もたくさんしての増量だったので、モニター越しで自分を見ても、この体格はなかなか見慣れませんでしたね」と、肉体改造で仕上がった自身の肉体に満足感をにじませた。

“アジアのプリンス”チャンウクが強烈な裏社会キャラに

一方、江南のアンダーグラウンドでうごめく謎の男ユン・ギルホを演じるチャンウクは、ドラマ「最悪の悪」(2023年)でも反社会組織に潜入捜査する刑事役で新境地を開いたのが記憶に新しいが、今回演じるのは正真正銘、裏社会に属する人物。周囲をにらみつける目つきは“アジアのプリンス”と呼ばれるチャンウクとは似ても似つかない強烈さだ。

 韓国ドラマ「江南Bサイド」より (C)2024 Disney and its related entities
韓国ドラマ「江南Bサイド」より (C)2024 Disney and its related entities

今回の役柄について「衣装からメイクに至るまで、いろんな工夫を凝らしました。ギルホの顔は、無傷の場面がほとんどないほどいつも傷だらけなんですが、彼がどこで誰と戦っているのか、そういうことを表現したくて傷を常につけているという設定にしたんです。衣装も普段の自分よりもきつめに設定しました」と回想。ヌリ監督とウジンが口々に「完璧に近いアクション」と絶賛したアクションについては「現場では、アクション監督の指示通り力を尽くしました」と謙虚に答え、「なぜギルホは戦うのか、どの空間で、どんな武器を持って戦うのかという部分に注目して設定を作りました。それが臨場感につながると思うんです」と振り返った。

ヒョンソ「過去も未来も分からない人物」

ドンウ刑事と共に事件を追って江南の奥深くに入り込んでいく検事ミン・ソジンを演じるのは、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(2022年)でヨンウが“春の日差し”と例えた同期弁護士チェ・スヨンを演じ注目を集めたユンギョン。弁護士役に続き「江南Bサイド」では検事役ということになるが、「ソジンというキャラクターは感情を抑えがちな人物。人は長いセリフをしゃべるとそこに自ずと感情が込められてしまうので、淡々と理路整然とセリフを言うように努力しました」と役作りについて語った。

ドンウやギルホ、ソジンが追うことになる謎の女性キム・ジェヒを演じるのは、BIBIとしてアーティスト活動も行うヒョンソ。ヒョンソはネタバレ要素の多いキャラクターを演じるとあって、コメントするのも恐る恐る…といった雰囲気。役柄について「過去も未来も分からない人物で、すべての事件の始まりの行動を起こした人物でもあります」と言葉少なに説明し、「ネズミのような食物連鎖の下位に位置する小さな生き物も、危機に置かれると反逆します。演じながら、そんな“窮鼠(きゅうそ)猫を噛む”ということわざにピッタリのキャラクターだなと思いました」と説明した。

ヒット作が多いジャンル物にあって、今作ならではの見どころについて問われたヌリ監督は「スピーディーな展開、その速度がこの作品の持ち味です。ストップしてトイレに行くことすらできない展開を作りました。8話(最終話)まで、キャラクター同士の関係性や善悪の関係性が変わっていく。予測不可能な展開が続きます」と、作品の魅力をアピールした。

「江南Bサイド」(全8話)は、11月6日(水)よりディズニープラスのスターで独占配信。初回2話一挙配信後、毎週水曜に2話ずつ配信される。

◆取材・文=ザテレビジョンドラマ部

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