海外でゴルフしたいけど、おすすめの国や気を付けるポイントは？

海外でのゴルフは、リラックスや美容を求めるゴルファーにとって格別の魅力があります。異国の地でのプレーは、単にスポーツを楽しむだけでなく、その国の文化や美容も味わえる特別な時間。特に日本から行きやすい国々を中心に、海外のゴルフ事情と女性向けの注目ポイントをご紹介します。

◆日本から行きやすい国でのラウンドがおすすめ

【韓国】

韓国は、日本からのアクセスの良さと充実したゴルフ環境で人気です。済州島のザ・クラブ・アット・ナインブリッジや南海島のサウスケープ・オーナーズ・クラブは、絶景の海岸線を活かしたデザインが魅力的。都市部近くのウジョンヒルズや安養カントリークラブもアクセス良好です。

韓国のゴルフは日本よりやや高めですが、キャディ付きが標準で安心。予約はオンラインが主流で、人気コースは早めの予約がおすすめ。高級スパやビューティートリートメントも充実しており、ゴルフ後のリラックスタイムも楽しめます。最新の韓国コスメやゴルフウェアのショッピングも魅力的です。

【タイ】

タイのゴルフは、年中温暖な気候と手頃な料金が魅力です。乾季（11月～2月）が人気ですが、雨季でも早朝や夕方なら楽しめます。女性キャディが多く、親切なサポートが嬉しいポイント。チップは300～400バーツ（約1350～1800円）が一般的。曲がりくねった山道からジャングルのような地形まで、多様なゴルフコースでプレーができます。

観光との組み合わせも魅力的。バンコクではショッピング、パタヤやプーケットではビーチリゾートを満喫できます。チェンマイの山岳コースも人気で、癒しの景観が楽しめます。タイ式マッサージやスパトリートメントの質の高さも女性に大人気。ゴルフの後は、美容と癒しの時間を過ごせます。

【グアム・サイパン】

グアムとサイパンは、日本語対応が充実し、女性同士やカップル、家族連れに人気のゴルフリゾートです。ビーチリゾートに併設されたコースが多く、美しい海を眺めながらのプレーは格別。グアムのマンギラオゴルフクラブは、太平洋を望む絶景ホールが印象的です。

女性に嬉しいポイントは、安全で快適な環境。Pacific Islands Club（PIC）などのファミリー向けリゾートでは、子供向けプログラムも充実。ママゴルファーも安心してプレーを楽しめます。6月から11月のオフシーズンは、ゴルフ場が空いていてリーズナブル。女子旅やカップルでゆったりとしたリゾートゴルフを満喫できるチャンスです。ビーチでのんびりしたり、スパでリラックスしたりと、多彩な楽しみ方ができます。

【ベトナム】

ベトナムのゴルフ市場は急成長中。ダナン、ホーチミン、ハノイ周辺には、著名設計者による新コースが続々オープン。質の高いゴルフを手頃な価格で楽しめます。ダナンのコースは、美しい海岸線や山々を背景に、インスタ映えするホールが魅力的。多くのゴルフ場は高級ホテルやスパを併設し、ゴルフ後の美容タイムも充実。

ベトナム料理や歴史的名所巡りなど、観光との組み合わせも楽しめます。地元の伝統的な美容法体験など、ユニークな体験も。ベストシーズンは地域により異なります。北部は11月～4月、中部は2月～5月、南部は年中OK。ただし、雨季（5月～11月）は避けるのがおすすめです。

【その他の主要ゴルフ地域の特徴】

北米は広大な敷地と多様なコース設計が特徴で、パブリックコースも充実しています。ヨーロッパでは、イギリスやスコットランドの伝統的なリンクスコースが魅力です。オーストラリアでは、自然と調和した独特のコース設計が特徴です。

また世界には名門ゴルフコースが多数あり、上達したらチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。スコットランドの「セントアンドリュース」はゴルフ発祥の地として有名。アメリカでは、マスターズ開催の「オーガスタ・ナショナル」と太平洋沿いの「ペブルビーチ」が人気です。オーストラリアの「ロイヤルメルボルン」は南半球を代表するコースです。

◆文化的な違いを知り、しっかりと準備するのがポイント

海外でのゴルフプレーでは、文化的な違いに注意が必要です。ドレスコードは国や地域によって異なりますが、多くのゴルフ場で襟付きシャツとゴルフシューズが必須で、Tシャツやジーンズは避けるべきです。

「プレーファスト」の意識も重要です。特にアメリカでは、プレーの速さが重視され、遅いプレーは日本と同様マナー違反とされることがあります。言語の違いも考慮しましょう。ゴルフ用語は世界共通の部分が多いですが、現地の基本的な言葉や「フォー！」などの警告用語を覚えておくと便利です。また、チップが求められる国もあるため、現地の慣習を事前に確認しておきましょう。

海外でのゴルフ旅行を計画する際は、いくつかの重要な点を確認しましょう。まず、クラブを持参するか現地でレンタルするかを決めます。持参する場合は、航空会社のゴルフバッグ取り扱いポリシーを確認することが大切です。また、万が一の事態に備えて、ゴルフ特約付き保険への加入も考慮すると良いでしょう。

予約方法については、ゴルフ場への直接申し込みか、旅行会社のパッケージ利用が一般的です。行き先、予算、希望するプレースタイルに応じて、自分に最適な方法を選びましょう。

海外でのゴルフは、日常とは違う特別な体験です。 まずは、日本に近い地域でのゴルフ旅行で経験を積んで、ぜひ世界の名門コースにも挑戦してみてください。異国の風景や文化の中でプレーするゴルフは、あなたのゴルフライフに新たな刺激をもたらし、忘れられない思い出となるでしょう。

取材・文／夢書房

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