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猫にとっての美しさの基準は「くびれ」? 理想の体形を知り、食事量を調整しよう

  • 2024.10.30
せっかく猫缶もらったから (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
せっかく猫缶もらったから (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

家族の一員として人を和ませてくれる猫。元気でいっぱいな姿を見るとその状態が当たり前のように思いがちですが、猫と人はまったく違う生き物です。

私たち飼い主が準備した環境で、猫本来の自由と幸せを感じながら生きているのか? 体調に異変はないのか?

そういった猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行さんがご紹介。初めて猫を飼う人や、猫の心身の健康に配慮したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事は松本勇祐(著)、野澤延行(監修)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。

理想の体形を知り 食事量を調整しよう

猫の美学、それは美しい体形のこと。しかし、室内飼いによる運動不足から、肥満の猫が増加気味。猫の肥満は真上から見て、腰のくびれがあるかどうかを基準にします。定期的に体重測定をして、適正な食事量を心がけましょう。そして適度な運動が大切です。

■まとめ

肥満かどうかはくびれで判断。

肥満かどうかはくびれで判断 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
肥満かどうかはくびれで判断 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
これって「ダイエットは明日から」の典型では…⁉ (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
これって「ダイエットは明日から」の典型では…⁉ (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

猫は「変な食べ方」が好き

猫は皿から持ち出して食べる「持ち出し食い」、前足で外にかき出す「かき出し食い」が好き。猫は体重の1/3までの重さならくわえて持ち去ります。食器で食べてほしいときは、食器の高さを上げて、グラつかない安定感、ヒゲが当たらない大きさなど考慮しましょう。

■まとめ

猫にぴったりの食器で、食欲増進!

猫にぴったりの食器で、食欲増進! (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
猫にぴったりの食器で、食欲増進! (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

猫は価格にこだわらず。100 円均一ショップでも、食べやすいお皿が手に入ります。

結局これなんだ… (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
結局これなんだ… (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

【プロフィール】

野澤延行(監修)

1955年東京都出身、獣医師。北里大学畜産学部獣医学科卒業。東京都獣医師会会員。「動物・野澤クリニック」院長。谷中で野良猫問題およびTNRにも取り組む。

著=松本勇祐、監修=野澤延行/『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』

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