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【栗の皮剥きしなくて…よいの!?】な・の・に「マロンのジャム」作れた!豆乳と混ぜた栗あんがたまらん♡

  • 2024.10.30

管理栄養士のともゆみです。栗の出回る季節になりました。栗ご飯や栗の甘露煮など、栗料理っておいしいですよね。でも栗は皮が硬くて剥くのに一苦労。そんなやっかいな皮を剥かずに栗を楽しめる、栗のジャムをYouTube「榎本美沙の季節料理」で紹介していました。材料も栗と豆乳と蜂蜜の3つだけで出来ちゃうんですって。簡単に出来て栗を存分に堪能できる「マロンのソイジャム」をさっそく作ってみたいと思います。



YouTube「榎本美沙の季節料理」は、発酵好き料理家の榎本美沙さんが主に発酵食品や旬の野菜を使ったシンプルな料理を紹介しているチャンネルです。素朴でやさしい味わいの料理が多く、健康にも配慮しています。発酵モノは、発酵あんこや発酵ケチャップの作り方や、酒粕や塩麹など発酵食品を使った料理も多く配信しています。榎本美沙さんのマロンのソイジャムは2024年10月14日のTBSラジオのジェーン・スーの「季節の手しごとシリーズ!」でも取り上げられていたみたい。

では今回は栗の手仕事のひとつに入れたい、マロンのソイジャムを作ってみたいと思います。

「マロンのソイジャム」の材料と作り方

【材料】
栗…300g
無調整豆乳…100ml
蜂蜜…大さじ3



【作り方】
1. 鍋に栗とたっぷりの水を入れ、中火にかけます。沸騰してきたら弱火にして40~50分やわらかくなるまで茹でます。使った栗が大きめだったので、50分茹でました。



2. 1粒切ってみて、やわらかくなっているか確認します。栗を1粒取り出して、半分に切ります。大丈夫ですね。やわらかく茹で上がりました。



3. そのまま火を止めて、お湯の中で粗熱を取ります。栗が触れる程度になったら、栗を半分に切り、スプーンで中身をくり抜きます。



4. 鍋にくり抜いた栗と豆乳を入れ、弱火にかけながらマッシャーで潰します。



5. だいたい潰れたら、ザルなどで栗を裏ごしします。滑らかさを出すのと、入ってしまった渋皮を除くためです。



渋皮がけっこう入っちゃってましたね。ザルの裏側の部分に濾した栗が付いているので、スプーンでそぎ落とし忘れずに使ってくださいね。



6. 蜂蜜を加えて混ぜます。



7. 清潔な保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。


栗あん、まさにこれ!

このまま一口、食べてみます。



栗の風味が口いっぱいに広がってやさしい甘さでとてもおいしいです。さっぱりとした栗あん、ですね。まさにこれ、食べたかったやつです。ジャムと言っていますが、甘さ控えめなのでこのままパクパクどんどん食べられちゃいますね。

でも、せっかくなので、クラッカーにのせてみます。大盛りでのせちゃいました。



あぁ、こっちもおいしいですね。クラッカーのしょっぱさと栗の甘さがよく合います。

やっぱりフランスパンにものせて食べたい。こちらもたっぷりのせて。



あーこっちもおいしいです。フランスパンの素朴な味わいにマロンのジャムがよく合い、やさしい味わいになりました。
おやつにもぴったりなお菓子系ですね♪

動画では水切りヨーグルトが合うと言っていたので、そちらものせてみますね。



ヨーグルトの酸味が加わることでさっぱりとしながらも、乳製品のコクにより栗のクリームのような味わいになりました。和風から洋風のスイーツっぽく味わいが変わりましたね。おいしくてこちらも好きです。

栗の成分

栗の主成分は炭水化物で良質なたんぱく質も含みます。炭水化物やたんぱく質の代謝を助けるビタミンB1・B6が豊富でエネルギー代謝を高め、慢性的な疲労にも効果を発揮します。ビタミンCも多く含まれます。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わり、細胞の老化を抑制し、肌にハリとツヤを与える働きがあります。栗に含まれるビタミンCは加熱しても損失しにくい特徴があります。

マロンのソイジャム、作ってみたらまさに求めていた味でした。栗の中身をスプーンでくり抜くのは、栗の皮を剥くより簡単なので、その部分はラクでしたが、裏ごし作業がちょっと大変でした。でもこの裏ごしのおかげでなめらかさが出てとてもおいしくなりましたよ。今の時季しか作れないので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ

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