「ロナウドはモンスターだった、その生みの親はメッシ」世界最強監督が言ったワケ

Text by 井上大輔(編集部)

2024年度のバロンドールはマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが受賞した。

そうしたなか、シティを率いるスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督は、この日の会見でこう話していた。

「メッシは誰も打ち負かすことができない。クリスティアーノだけさ。クリスティアーノはモンスターだった。そのモンスターの生みの親はメッシだ。彼らはこの15～20年でものすごいことをやってきた。

チャビとイニエスタもバロンドールにふさわしかったかもしれない。なので、昨日、ロドリはスペインサッカーが世界でふさわしいものを手にしたと思う」

近年のバロンドールはリオメル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドがほぼ占有してきた。

今年はその2人が候補にも入らず、1960年のルイス・スアレス以来初めてスペイン人選手がバロンドールを手にしている。

なお、かつてスペインの主軸だったチャビ・エルナンデスとアンドレス・イニエスタは、メッシとロナウドに阻まれる形でバロンドールを受賞することはできずに引退している。