「粉末茶」でプリン作ってみた！お抹茶レベルの高級風味♡余ったらお茶として飲んじゃって♪【農家直伝】

抹茶ブームで抹茶を使ったスイーツはたくさんありますよね。でも、お菓子作りのためだけに抹茶パウダーをストックしても、けっこう余らせちゃうんですよね…。そんなとき「粉末茶」を使ったプリンのレシピを、お茶の産地・静岡県の農家に教えてもらいました。なるほど、粉末茶なら余っても、お湯に溶かしてお茶として飲めばいいもんね。これは、良いこと聞いた。さっそく、作ってみようじゃありませんかー！



粉末茶と抹茶の違いって、なに？

粉末茶といえば…そう、回転寿司店でお湯を注いだらすぐ飲める、手軽で便利なアレです！煎茶の茶葉を丸ごと粉末状にしたものでカテキンたっぷり。比較的安価なものが多いのもうれしいですよね。

一方で抹茶は、碾茶（てんちゃ）の茶葉を粉末状にしたもの。碾茶とは、茶摘みの前に直射日光を避けて栽培し、揉まずに乾燥させたお茶のこと。渋みが抑えられ、旨味のある茶葉になるんだとか。

さて、抹茶の代わりに粉末茶を使ってもおいしいスイーツができるのか、静岡出身で茶道が趣味のこのわたくしが、真相を探ってみます！

やさしい甘さの中に緑茶のほろ苦い風味が◎「粉末茶プリン」

材料（6個分）
粉末茶…4g
牛乳…大さじ1
粉ゼラチン…5g
水…大さじ2
牛乳…350ml
砂糖…30g
つぶあん…80g
生クリーム…50ml

【下準備】
・ゼラチンを水でふやかす。
・粉末茶を牛乳（大さじ1）で溶く。
・プリンカップにつぶあんを入れておく。

【作り方】
1. 鍋に牛乳（350ml）を入れ、温まったら砂糖、水でふやかしておいたゼラチンを加えて溶かす。

このとき、沸騰させないように注意しましょう！

2. 粗熱を取った1に生クリームを加え、牛乳で溶いておいた粉末茶を茶こしで濾しながら加える。

きれいなグリーンになってきましたよ〜！

3. つぶあんを入れたプリンカップに2を流し入れる。

今回はプリンカップではなく、容量200mlくらいのグラスに注いで作ってみました！

4. 冷蔵庫に入れて2〜3時間ほど冷やし固める。

完成しました！

お好みで生クリームと小豆を添えて、いただきまーす♪

つぶあんとプリンの2層がステキ♪

スプーンですくうとプルプルです〜！

口に入れた瞬間、やさしい甘さの中に緑茶のほろ苦い風味がちゃんと感じられ…おいしい！！
これ、抹茶プリンのあの香り豊かな味わいにも負けていません。
当初、やっぱりプリンを作るなら抹茶を使わないと…と思っていましたが、この結果にはびっくり。

追い粉末茶でさらに格調高く♪

粉末茶で抹茶プリンレベルのものが作れるのであれば、なんと喜ばしいことでしょう！
ちょっと冒険しようと、粉末茶をプリンの表面にた〜っぷり茶こしでフリフリしてみました♪

さらにほろ苦さが増して、贅沢感アップで大人な味わいになりましたよ。絶品です♡
これからのわが家では粉末茶が大活躍の予感。
みなさんもぜひ作ってみてください！

★今回のレシピは、JAしみず「COOKINGレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-shimizu.org/recipe/list/festa_recepi_2016ryokochi/