映画「スマホを落としただけなのに」シリーズ一覧！最新作『スマホを落としただけなのに ～最終章～ ファイナル ハッキング ゲーム』を含む全4作品をまとめて紹介

スマホを落としたことで事件に巻き込まれていく恐怖を描いた、志駕晃による同名小説を映画化し大ヒットした『スマホを落としただけなのに』。本記事では、最新作を含めた「スマホを落としただけなのに」シリーズをまとめてご紹介します！

『スマホを落としただけなのに』（2018）

あらすじ：彼氏に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失ってしまった。たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、彼氏のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に奇妙な出来事が起こるようになる。身に覚えのないクレジットカードの請求。SNSで繋がっているだけの親しくない友達からのしつこい連絡。彼氏のスマホから麻美の個人情報が流出したのか？ そして時を同じくして、人里離れた山の中で次々と若い女性の遺体が見つかり、連続殺人事件として捜査が始まる。身元不明のその遺体は、どれも長い黒髪を切り取られていた……。スマホを拾ったのは、いったい誰だったのか。連続殺人事件の真犯人は誰なのか。平穏な日常が、音を立てて崩れていく。ただ、スマホを落としただけなのに……。

『仄暗い水の底から』（01）の中田秀夫が、シリーズを通して監督を務める。出演は北川景子、千葉雄大、成田凌、田中圭ほか。現代において欠かせないスマートフォンだが、そこには様々な個人情報が詰まっている。そのスマホを落としてしまった時に起こりうる恐怖を描き、社会に警鐘を鳴らしたシリーズ第1作目。

『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』（2020）

あらすじ：長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。事件を追っていた刑事の加賀谷が、連続殺人鬼の浦野を捕まえて事件は幕を閉じた。と、誰もが思っていた……。犯人を捕まえたにも関わらず、同じ殺人現場から次々と発見される、若い女性の遺体。捜査が混迷を極める中、加賀谷は最後の手段として、囚われの殺人鬼·浦野への面会を申し込む。「お前が、殺したのか……？」刑務所で自由を奪われた浦野は、かつて自分にネット犯罪の全てを教えた、謎の人物「Ｍ」の存在を明かし、自分ならＭに近づくことができると加賀谷にささやく。仕方なく浦野と手を組むことにした加賀谷だったが、恋人の美乃里が謎の男に狙われていることに気が付く。なぜ犯人は美乃里を狙うのか。これは模倣犯の仕業？ それとも浦野の犯行？ やがて事件は誰もが予想しない急展開を見せ、加賀谷は愛する者の命だけでなく、自分が抱えるヒミツまでもが危険に晒されてしまう。

千葉雄大と成田凌が前作から続投。新たに白石麻衣が出演し、ヒロインを務める。前作で、事件を解決に導いた刑事の加賀谷が本作の主人公となる。犯人逮捕により事件は解決したかに思われていた中、新たに見つかる遺体。そして恋人の美乃里にまで危険が及び、新たなネットの恐怖が描かれる。

『スマホを落としただけなのに』（2023）

あらすじ：個人情報が入ったスマホを紛失したことで、人生のすべてをハッキングされてしまう平凡な女性のストーリーを描いたリアルクライム・サスペンス。社会保障番号や銀行情報、私生活での行動など、自分のすべてが入ったスマホを紛失した主人公に降りかかる最悪の事態は、スマホなしでは生きられない現代の視聴者に不気味な現実感と恐怖を突きつける。

監督はキム・テジュン。出演は『ヒーローではないけれど』（24）のチョン・ウヒ、『ミセン－未生－』（14）のイム・シワン、『名もなき野良犬の輪舞』（16）のキム・ヒウォン。Netflixによる韓国リメイク作で、オリジナル版とは異なるストーリー展開となっている。

『スマホを落としただけなのに ～最終章～ ファイナル ハッキング ゲーム』（2024）

あらすじ：長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野は、事件を追っていた刑事の加賀谷に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに……？ 平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか？ 謎の黒髪美女・スミンの正体は？ 今、日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの、＜ファイナル・ハッキング・ゲーム＞がいま始まる……。

これまでのシリーズから成田凌、白石麻衣、井浦新、千葉雄大、原田泰造、田中圭らが出演。新たにクォン・ウンビ、大谷亮平、佐野史郎、真飛聖、猪塚健太、髙石あかりが出演を果たす。本作では政府に対してのサイバーテロという国規模の事件が発生。しかも発信元は韓国。国境を越え、インターネットが欠かせなくなった現代に起こり得る事件とその恐怖を描く、シリーズ第3弾。2024年11月1日（金）より公開予定。

（C）2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会（C）2020映画「スマホを落としただけなのに２」製作委員会（C）2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会

※2024年9月24日時点の情報です。

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